今日の記事は、ぴのちゃんとママとの最期の日々。

了解をもらって書いています。

ママと私のやり取りを

記録として残し、ぴのちゃんとママに伝えたいなと考えました。

お辛い方は、退室なさることをお勧めします。

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７歳10か月のぴのちゃんが呼吸が荒くなって

ぐったりしていると

どうしたらいいってママから相談を受けました。

ごはんも食べてくれないの・・と。

むかむかするのかもしれないと言われたのが

昨年の12月22日。寒い日でした。

心臓肥大による胸水貯留、低血糖症、腎不全のぴのちゃん

お薬をあげても点滴をしても

ぐったりしているのはなかなかよくならないということでした。

胸水がたまっているのは抜いたり、利尿剤を投与するしかなくて

またたまってしまうし、もう治療も投薬も

ぴのちゃんにも負担がかかるし、ママの経済的負担も大きくて。

ママが悩んでいる姿が見えました。

少し体勢をかえて、タオルを頭の下に敷いてみると

少しは呼吸がしやすくなるからと言いました。

めんさぽの上に少しずつお湯を垂らして

ぴのちゃんのいい感じの濃さをみつけてあげて欲しいと言いました。

低血糖でむかむかしているとしたら、何か口に入れないと・・

その夜中に、ぴのちゃんの呼吸が楽になって

めんさぽもなめてくれたよーとのうれしい報告が。

ぴのちゃんはがんばってくれました。

それがぴのちゃんとの出会いでした。

ゆきのことを思い出していました。

ぴのちゃんはがんばってくれてるけど

いつかめんさぽさえもいやいやするときが来るから

そのときはもうがんばれないって言ってるから

そばについていてあげてね。

酷なようだけど

初めて飼ったふぇれちゃんが7歳10か月

優秀なママだと思うけど

とても受け入れることができないほど

目の前の現実を受け入れるのが辛そうだったから

私はママに言いました。

そばにいて、頭を撫でて名前を呼んで

それでいいのと。

ぴのちゃんは年を越して

7歳11か月を迎えることができました。

なんて親孝行な仔。

強いね、ぴのちゃん。

もしかしたら2月1日の

8歳のお誕生日を迎えることができるかもしれないね。

ママとそう話していました。

もう、なにもしない。してあげられない。

そばにいる・・とママが泣きながら言ってきたのが

1月16日。

心が折れそうになる

もう無理だ、辛そうで見れない・・って。

誰だってそうだよ。

私だって、その場にいたらおろおろする。

今までフェレを見送ってきたけど、

決して受け止めることのできない現実があるから。

私は話しを聞くことしかできない

それでも少しでも気持ちが落ち着くならね・・って

連絡しておいでって。

翌1月17日、夜中に目覚めた私。

ママから連絡が入っていました。

話せると。

話すことで少しでも楽になるならと電話をかけました。

咳が続いていて、苦しそうだと・・

覚悟が必要かもしれないね。

頭を高くして、ペットシーツを下半身に巻いて

あったかい布でぴのちゃんを包んであげて

そんなことしか言えませんでした。

そのあとぴのちゃんとママは少し眠ったようです。

夜が明けてから

ぴのちゃんが息を引き取ったと連絡がありました。

目覚めたママ。

ママが一緒に眠ってくれたことで

ぴのちゃんは安心したのかもしれないね。

穏やかな表情をしていました。

1月18日、午前10時。

家族に見守られながらお空へ昇って行ったぴのちゃん。

みんなに愛されて、幸せな一生を過ごせたと思います。

旅立ちのとき

笑っているようだったよ、とママ。

救われたと。

ほんと親孝行なぴのちゃん・・

ぴのちゃんのそばにちびがいますね。

一緒に遊んでくれるといいな、お空の上で。

こんなに愛されていたんだね、ぴのちゃん。

ぴのちゃんのおかげで

ママは大事なものをたくさん受け取ったんだね。

もう苦しくないよね。

ときどきは降りてきて、ママに感じさせてあげてね。

ママと私をつなげてくれたぴのちゃん。

ありがとう・・