今日は、ダヴィンチ・アドヴァイザーズ(4314)と
リサ・パートナーズ(8924)を買い戻すつもりで
朝から指値していました。

新興市場のマインドが必ずしも強気一色でない上に
ダヴィンチは、昨日18.0万をなかなか抜けられずに
もたついてたことから、今日も必ず一度は18.0万を
切ってくるだろうと予想しました。
最初は17.9万で指値しようとしたのですが、
これだと少しお手軽すぎてかえって下値不安があるように
思えたので、17.8万か?17.7万か?と
だんだん下向きに考えていった結果、17.6万を
買い注文の指値に決めました。

リサも同じような理由で、まず40.0万割れを
前提として指値を考え、最初は39.8万くらいで
指しておこうと思ったのですが、指値が決まった時の
感激がより大きくなるように、あえて39.3万で
待ってみることにしました。

実を言うと、今日のぼくはデスクに座っていることが
多かったので、日中にPCで証券会社のネット画面を
見ようと思えばいくらでも見られたんですよ。
ただ、今までの経験だと、場を見ていると細かな株価の動きに
翻弄されて支離滅裂な売買をすることが多かったので、
これはぼくには魔の誘惑になりかねません。

そこで、今日は「画面を見るのは30分に一度だけ」
「どんなことがあっても決して指値を変更しない」の2つを
きつく自分に言い聞かせた上で、ザラ場見学をしてみました。

前場では、ダヴィンチもリサも大変元気よく始まって
ダヴィンチがいきなり18.3万(前日比+0.3万)、
リサも41.3万(前日比+1.0万)を付けたときは
自分がとんでもなく見当違いな指値をしたようで
一人で恥ずかしい思いをしたものでした。

ところが、後場に入ると両銘柄とも次第に動きが鈍くなり、
株価もじりじりと下げてまず前日終値に達し、
次いでそれを割り込んできました。

「もう買ってもいいんじゃないか?」という思いが
繰り返し頭に浮びました。とくにダヴィンチが13:30から
14:30にかけて、長いこと17.7万~17.8万の
レンジを行き来してたときには、「今こそチャンス!」
という声が何度耳奥に聞こえてきたことか。

リサも14:30を過ぎて、ついに40.0万を
切ってきました。40万割れは買いだと思ってましたから
これをこらえるのも結構大変だったんですよ。
しかし、こらえ続けているうちに株価はさらに下がって
当初購入予定価格の39.8万を切り、39.6万に。
よし、もうちょっとで指値39.3万に届いてしまう・・・
というところで、残念ながらゲームオーバー(><)

こうして15:00まではダヴィンチ&リサとの我慢比べに
熱中して気付かなかったのですが、今日の日経平均は
一段高となって、11,600円を回復してたんですね。
新興市場でも、各種指数が上昇、ついでにライブドアも反発して、
気が付くと全般的にしっかりした動きだった様子。

ぼくにとっては、木を見て山を見ないまま過ぎてしまったような
一日でしたが、今日は「指値を変えない」という自分自身への
約束が守れたことでよしとしたいと思います。

やせ我慢 扉の前の 春を引く (鈴木真砂女)

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