【~続~素晴らしい夜もあるもんだ。】
~前回のあらすじ~
おっさんのチョビひげが綺麗だったのだ!
http://ameblo.jp/luckduck-ss/entry-11205792984.html
佐々木「およよ…」
ヒロキ「あわわ…」
昭和生まれ丸出しのリアクションをとる2人にチョビひげおじさんはこう尋ねる。
「んん~、何時頃戻って来られますかね?」
この時、時刻は23時45分。
「30分ぐらいで帰って来れると思うんで24時15分ぐらいですかねぇぇぇ」
と2人は答え、
「というかおっちゃん何時まで働いてはるんですかっ??」
と今度は逆にこちらから尋ねた。
「んん~、24時までですけど全然気になさらないで下さいね。んん~」
どうやらチョビひげおじさんの口癖は「んん~」らしい。
それはさておき、24時までの勤務だというのにこんな見ず知らずのチャラチャラした若者2人(ちなみにヒロキの外見はなかなかチャラチャラしているのだ。千原ジュニアがmen's egg読みました、みたいな。)がケーブルを持って帰って来るまで待っていてくれるというチョビひげおじさんの“広い心”に2人は暖かい気持ちになった。
「行ってきまーす!」
佐々木とヒロキは、それは小学1年生が月曜日の朝に学校に向かうため自宅を出発するかのような声をチョビひげおじさんにかけ、バッテリーあがりをおこしている佐々木の愛車を目指し発車した。
「んん~、行ってらっしゃい。んん~、んん~。」
漆黒の闇の中、コンビニの灯りに照らされた愛車の前。
佐々木とヒロキはブースターケーブルメイドインチョビひげおじさんを宝物のように大事に持ち帰って来た。
だがしかし、幸運の女神は気まぐれ屋なのか、またもや事件は勃発してしまったのである。
疲れ果て気力を無くした愛車のすぐ目の前には、怪しく黒光りをしたタクシーが1台、まるで魔王が玉座に腰掛けるかのように静かに、それでいてなんとも言えぬ威圧感を放ちながらズーンと停車しているではないか。
これは困った。
困った困った小松菜のおひたし食べ放題だ。
考えてみて欲しい。
小松菜のおひたし食べ放題だぞ。
めちゃめちゃ困るやないかい。
おっと話はおひたしの話になってしまったがもとに戻すとしよう。
や、おひたしの話もたまにはいいかも知れない。
てアホぅ。
バッテリーあがりをおこした佐々木の車と応援車であるヒロキの車をチョビひげケーブル(以下こう呼ぶ)で繋ぐためには、佐々木の車のど真ん前にヒロキの車を向かい合わせて前から停車しなければならない。
つまり怪しげな黒光りのタクシーに退いてもらわなければならないわけだ。
とりあえずヒロキの車を降り、タクシーにすり足差し足忍び足状態で歩み寄り運転席を恐る恐る覗く佐々木。
するとそこにはとんでもない光景が待ち構えていた。
運転手 イズ 激コワモテ
プラス
ハゲ
プラス
色黒。
佐々木「あわわ・・・」
ヒロキ「およよ・・・」
もはや絶体絶命、、、
~続く~
おっさんのチョビひげが綺麗だったのだ!
http://ameblo.jp/luckduck-ss/entry-11205792984.html
佐々木「およよ…」
ヒロキ「あわわ…」
昭和生まれ丸出しのリアクションをとる2人にチョビひげおじさんはこう尋ねる。
「んん~、何時頃戻って来られますかね?」
この時、時刻は23時45分。
「30分ぐらいで帰って来れると思うんで24時15分ぐらいですかねぇぇぇ」
と2人は答え、
「というかおっちゃん何時まで働いてはるんですかっ??」
と今度は逆にこちらから尋ねた。
「んん~、24時までですけど全然気になさらないで下さいね。んん~」
どうやらチョビひげおじさんの口癖は「んん~」らしい。
それはさておき、24時までの勤務だというのにこんな見ず知らずのチャラチャラした若者2人(ちなみにヒロキの外見はなかなかチャラチャラしているのだ。千原ジュニアがmen's egg読みました、みたいな。)がケーブルを持って帰って来るまで待っていてくれるというチョビひげおじさんの“広い心”に2人は暖かい気持ちになった。
「行ってきまーす!」
佐々木とヒロキは、それは小学1年生が月曜日の朝に学校に向かうため自宅を出発するかのような声をチョビひげおじさんにかけ、バッテリーあがりをおこしている佐々木の愛車を目指し発車した。
「んん~、行ってらっしゃい。んん~、んん~。」
漆黒の闇の中、コンビニの灯りに照らされた愛車の前。
佐々木とヒロキはブースターケーブルメイドインチョビひげおじさんを宝物のように大事に持ち帰って来た。
だがしかし、幸運の女神は気まぐれ屋なのか、またもや事件は勃発してしまったのである。
疲れ果て気力を無くした愛車のすぐ目の前には、怪しく黒光りをしたタクシーが1台、まるで魔王が玉座に腰掛けるかのように静かに、それでいてなんとも言えぬ威圧感を放ちながらズーンと停車しているではないか。
これは困った。
困った困った小松菜のおひたし食べ放題だ。
考えてみて欲しい。
小松菜のおひたし食べ放題だぞ。
めちゃめちゃ困るやないかい。
おっと話はおひたしの話になってしまったがもとに戻すとしよう。
や、おひたしの話もたまにはいいかも知れない。
てアホぅ。
バッテリーあがりをおこした佐々木の車と応援車であるヒロキの車をチョビひげケーブル(以下こう呼ぶ)で繋ぐためには、佐々木の車のど真ん前にヒロキの車を向かい合わせて前から停車しなければならない。
つまり怪しげな黒光りのタクシーに退いてもらわなければならないわけだ。
とりあえずヒロキの車を降り、タクシーにすり足差し足忍び足状態で歩み寄り運転席を恐る恐る覗く佐々木。
するとそこにはとんでもない光景が待ち構えていた。
運転手 イズ 激コワモテ
プラス
ハゲ
プラス
色黒。
佐々木「あわわ・・・」
ヒロキ「およよ・・・」
もはや絶体絶命、、、
~続く~