デッドストック レッドウイング RED WING Irish Setter 年代別 タグ変遷 | 東京★原宿 Luby's(ルビーズ)

デッドストック レッドウイング RED WING Irish Setter 年代別 タグ変遷

Deadstcok RED WING に関するお問い合わせが多いのですが。。 中でも特に多いのが「8877と877はどう違うのか?」と言ったお問い合わせが特に若い世代の方から増えています。 ☆新HPはコチラRED WING商品のページはコチラ


簡単に言うと、877はアメリカ企画、8877は(みどり安全が代理店だった時代に日本から別注した)日本企画のものと言う事になります。日本代理店でも8877はデイスコン(Discontinue)生産中止になったので、デッドストックとして売られてる場合もございますが1998~2007年頃に生産されたもので、それほど古いものではございません。(8877,8875とかで、)四角い白い犬タグとかがついているものも、復刻されたもので、1970-80年当時の物ではございません。他の4桁品番(8875,8173,8165,8166,8179等)の物も同様に日本企画の1997年以降の商品で、アメリカでは存在しません。


ちなみに当店で扱っているDeadstock の Irish Setter は1999年以前のアメリカ企画・生産のもので、ご参考までにIrish Setterのタグの変遷をご紹介すると古いほうから順に↓の様になります。

1954年~
(織タグ。カンヌキ。アッパーはOro Rusetレザー。Irish Setter シリーズは1950年に発売済みですが、この犬のロゴ・デザインのタグが採用されたのが、1954年からになります。1952年に大ヒットした877の為に、このタグが造られたそうです。因みに最初のFirst Irish Setterは1950年に発売された854と言う品番のブーツになります。) 896(1957'S)

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~1970年代~(1977年頃まで)プリント・タグ。生産国表記なし。カンヌキ。アッパーはOro Rusetレザー。)この時代頃までは、まだ海外(アメリカ以外)での販売をしていなかったため、生産国表記の必要がなかったんですね。画像は1977年製の866のものです。877(1967'S) 877(1974'S) 866(1977'S)

1970年代後半~(1976~1980年)
(Made in America。モデルによりますが、この頃の877等は、レースホールの羽根部分に四角いカンヌキが入ります。アッパーはOro Rusetレザー。) 825(1978'S) 877(1979'S) 899(1979'S) 899(1980'S)


1980年代~(1980~1990年)

(Made in USA 通称:白スクエア犬タグ こちらも古い時代の物だとカンヌキが入るタイプもございます。アッパーはOro Rusetレザー。) 877(1981'S) 877(1984'S) 877(1985'S) 877(1986'S) 877(1989'S) 866(1989'S )


1990年初期(1990-1991年位)

(Made in USA アッパーはOro Rusetレザー。) 877(1990'S) 877(1990'S)


1990年前期(1990年頃~1993年位)

(Made in USA アッパーはOro Rusetレザー。) 877(1991'S)


1992~1997年(外側に付きます。)※上の画像以外にも、半円タグの一番下のRED WING SHOES CO.(黄文字)が入らないタイプの半円タグもございます。(Made in USA アッパーはOro Rusetレザー。)866(1992'S) 875(1993'S) 877(1994'S) 866(1991-94'S) 899(1995'S ) 877(1993'S)

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1996~1999年
タグは廃止され焼印タイプに変更されます。(Made in USA アッパーはOro-Inginal レザー。) 866(1996-97'S) 877(19996-97'S) 849(1997'S)


(画像の下に書いた年代は大体の目安ですので、多少ずれている場合もあるかと思います。順番は間違いないはずです。当店で今までに発掘した靴のタグ画像のみ使用している為、抜けている年代のタグが上の画像以外にも、あるかも知れません。)★1997年以降の日本企画・4桁品番8179等(赤茶・スウェード・黒)のブーツにも、復刻版の「白スクエア犬タグ」 が採用されているブーツがございますのでご注意ください。(古い物ではございません。)


では、何故、古い物のほうが優れているか?と申しますと、革のなめしの技術・製法、革の厚み、縫製等の技術、付属の質、等々、並べて比べてみるとその差は歴然です。現代では、どうしても生産性の方も優先される側面がある為、カンヌキ等の手間のかかる仕様は省略されてしまいます。たぶん、原皮の産地も1997年頃に変わっているんじゃないかな~。さらに最近(2000年以降)にも変わってる気はします。あと、古いものはワイズ(靴幅)が色々つくられている点も見逃せません!o( ̄◎ ̄)o バブゥ"

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