USA放浪記2 カリフォルニア州の運転免許取得1 | 東京★原宿 Luby's(ルビーズ)

USA放浪記2 カリフォルニア州の運転免許取得1

カリフォルニア州免許はLA空港近くのInglewoodという町のDMV(Department of Moter Vehicles)で1991年に取得しました。この町は元々黒人が多く住んでいたのですが、最近ではメキシカン(ヒスパニック系)の住民が増えている地区です。試験は日本で言うところの、一発形式で、まず筆記試験、その後、実際に運転する実地試験があります。


まず筆記試験です。受験料金$10(激安!実地試験も含まれた料金。これ以外、一切かかりませんでした!)払います。筆記はマークシートで、出題50問、40問以上正解で合格です。筆記試験の使用言語を選択できるのですが、英語・スペイン語・韓国語しかありませんでした。(涙)試験受付のおばさんに「アジア人だから、韓国語にすれば~」みたいなこと言われてちょつと、むっとしつつも、とりあえず、英語を選びます。


さて試験開始です。老若男女入り乱れ、人種もばらばら。「俺、こんなとこで何やってんだろ?」と考えている時間はありません。慣れない英語に脂汗をかきながらあっという間に、終了。結果は36問正解。不合格。


とりあえず、今日はだめか~と思っていると、「試験官のおばさんに、次の試験は何時からです」といわれたので、よくよく聞いてみると、$10の試験料金で一日3回まで、筆記試験受ける権利があるとのこと。おぉ、

後2回、受けれるじゃない!すかさず、「同じ問題でるの?」聞いたところ、「違う問題です」とつれない答え。

気を取り直して、2回め。結果は39問正解。不合格。ちくしょ~。


3回目。泣いても笑ってもこれで終わり。ここで落ちれば、$10は水の泡です。かなり緊張しながら、試験にむかいました。「こんなに緊張するのは、大学受験以来かな?いやいや大学は何校も受けられたからな~」なんて考えながら、試験終了。問題自体はたぶん日本より易しい基本的な交通ルールなのですが、すべて英語なんで。。。などと、言い訳がましいこと考えたりしながら、結果を待ちます。


結果41点。合格!うれしい!ベートーベンの第九がバックに流れ、歓喜にあふれた自分がいます。(かなり大げさですが、運転免許ごときで、かなりうれしかったのを、覚えています。)とりあえず、筆記試験合格証を受け取り、実地試験の予約をとり、本日終了。身も心もぼろぼろになりましたが、受かって良かった。1991年 夏。


次回、実地試験につづく。