ながら勉強をするのはいけないと一般に言われながらも、どうしても「北の国から」を見たくて、でも勉強しなければいけないと思って、見ながら勉強をしたことがある中山航です

 

とりあえず何をやろうかと思案し、英熟語(イディオム)を確認しようと思い、当時のマストアイテム『桐原の英頻』を取り出しました。実を言えば「重要イディオムの問題」のところではなく、「重要構文の問題」というパート内で表現のパラフレーズ問題を見ていたのですが。(ちなみにイディオムとは本来中国の故事成語みたいなものでストーリ性があったりするものを指したりするのですが、ここでは一般的な意味でとってください)

 

そのとき急に目に付いたのは

 

hear from ~

 

という表現です。意味としては 「~手紙をもらう、~便りがある」となりますよね。まぁ単純です。前に見たときは気にもとめなかった気がします。でもですね、この時この表現を確認するちょっと前にある文章を読んでしまったのです、英語で。それは

 

言語にはspoken language (話し言葉) とwritten language (書き言葉) があり、すべての言語が両方を持っているわけではない。ただし、written language しか持たない言語は存在しない。本来言語はspoken language から始まり……….

 

という内容でした。ここである種の retroactive inhibition (逆行抑制または後退抑制: 新しく学んだことのせいで過去の記憶に障害が起こること)が起こってしまったのです。その時僕は「何か hear from ~ って変だな???」と違和感を感じたのです。

 

hear = spoken language       手紙・便り =  written language

 

まぁ、両者は対比できますね。

 

ですから

 

hear from ~   ~から手紙をもらう

 

にはならないでしょう。「なんじゃこれ?」 このように違和感を感じてしまってはもうただ覚えることはできません。丸暗記が上手くいかないのには理由があるのです。

 

 

悩みかけていたその時、テレビの画面に目を向けると…

 

 

 

 

続きは次回です。

 
 

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引用元:大学受験 高校受験 英検 英熟語(イディオム)を憶えるには?・・・