RPMパッケージ管理 その2 | LPIC対策講座 - レベル1、レベル2、レベル3 -

RPMパッケージ管理 その2

RPMパッケージを検索するには、-qオプションと他のオプションを組み合わせて「rpm」コマンドを
実行することにより、さまざまな検索を行うことができます。


【書式】
rpm [オプション] RPMパッケージ


【主なオプション】
-qa インストール済みの全パッケージを表示する
-qi インストール済みのパッケージの情報を表示する
-ql インストール済みのパッケージに含まれるファイルリストを表示する
-qc パッケージからインストールされた設定ファイル名を表示する
-qd パッケージからインストールされたドキュメント名を表示する
-q --changelog パッケージ変更履歴を表示する
-qpi 未インストールパッケージの情報を表示する
-qpl 未インストールパッケージ内に含まれるファイルリストを表示する
-qf ファイルがどのパッケージからインストールされたかを調べる


例としては、以下のように検索されます。
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PRMパッケージからインストールされたファイルが変更されたかどうかを検査
するためには「-V」オプションを使用します。

これにより、パッケージ内のインストールされたファイルに関する情報と、rpmデータベースに
格納されているファイルに関する情報とを比較し、異なっている場合は検査結果を表示します。

比較内容は、、、ファイルサイズ、MD5チェックサム、パーミッション、所有ユーザー、所有グループなど
があります。


【書式】
rpm -V RPMパッケージ


【検査結果と内容】
S ファイルサイズ
5 MD5チェックサム
M パーミッション
U 所有ユーザー
G 所有グループ
T 修正時刻


例としては、以下のように検査されます。
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※インストール直後のファイルから変更が加えられており、ファイルサイズや
時刻情報が変化しています。