ホットプラグについて | LPIC対策講座 - レベル1、レベル2、レベル3 -

ホットプラグについて

USB規格では、PCに電源を入れたまま周辺機器やパーツの取り付け・取り外しが
できるホットプラグに対応しています。以前は/sbin/hotplugを実行認識していましたが、
現在では/sbin/hotplugを使用せず動的にデバイスを管理するudevを使用した対応が一般的となっています。


すなわち、ホットプラグデバイス接続時にカーネルがudevのデーモン
であるudevdに通知し、udevdは/etc/udev/ディレクトリ以下に格納
されたスクリプトを実行します。


このとき、デバイスに関する情報はシステム上のデバイスのデータベースを
管理しているHALのデーモンであるhaldに通知され、新たにデバイスの登録が
行われます。その後、D-BUSにより各アプリケーションにその情報が通知され、
デバイスを使用できるようになります。



USB接続デバイスの確認は「lsusb」コマンドを使用します。


# lsusb

Bus 004 Device 001: ID 0000:0000 Virtual Hub
Bus 003 Device 001: ID 0000:0000 Virtual Hub
Bus 002 Device 003: ID 046d:c001 Logitech Inc. N48/M-BB48 [FirstMouse Plus]
Bus 002 Device 001: ID 0000:0000 Virtual Hub
Bus 001 Device 002: ID 049f:0052 Compaq Computer Corp.
Bus 001 Device 001: ID 0000:0000 Virtual Hub