⇒ 今何位？
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「嵐を起こして、すべてを壊すの…♪」
ボクらの世代には懐かしい、元おニャン子クラブ
会員番号38番、工藤静香の代表曲「嵐の素顔」の歌詞だ。
（そんな情報は…どうでもいいｗ）
待つ。
こんばんは。黒影＠恋愛戦略家です。
大きな嵐が来ると、横殴りの雨が身体を濡らし、
前に進むのも困難なほどの風が吹き荒れて、
寒さで手がかじかんで、目を開けることもできずに…。
ちっぽけなボクらは、自然の脅威になす術もなく、
じっとその場にうずくまり、何もできずに、
ただただ、その脅威が過ぎ去るのを待つしかできない。
・身じろぎもせずに…ただうずくまって、過ぎ去るのを待つ。
けれども…。
ボクらはほんとに何もできないんだろうか？
…否。
だって、ボクらは、すでに「あること」をしてるんだから。
つまり…その嵐が過ぎ去るのを「待つ」
ってことをしてるわけ。
嵐のあとは…。
そして、待っていれば、そのうち雨脚が弱まってきて、
風もおさまって…。
「止まない雨はない」なんて言われるとおり、必ず
嵐は過ぎ去っていくものなんだ。
photo by Chris
ところで、あらゆるものを巻き込み、時には甚大な被害を残す
嵐には、何のメリットもないんだろうか？
たとえば、キミは、嵐が過ぎ去った日の夜空を
見上げたことはあるだろうか？
そこには、いつもよりも星が多く煌めく、
美しい星空が広がっているはずだ。
なぜならば、木々をなぎ倒し、街を水浸しにしたその雨風が、
チリやほこりを洗い落としてくれて、普段はくすんだ都会の
空気が綺麗に澄み渡っているからだ。
創造的破壊。
さらにその嵐が、家屋を壊し、生活環境を変えるほどの
甚大な被害をもたらしたとしても…。
そこにあったすべてを打ち壊し、土地をさら地に戻した
からこそ、新しい家を建てることができるんだ。
それは、既存の一階建ての家の上に、二階部分を
積み上げるんじゃなくて、一旦さら地に戻したあと、
新たに二階建ての家を建てるようなもの。
ゼロから設計して建てた二階建ての家は…
一階の上にただ積み上げた二階建てよりも、
強く、安全だ。
そう考えると、キミの人生でたびたび起こる嵐も…
新たな創造のためには必要なものなのかもしれない。
もし、今キミが嵐のまっただ中にいる…そう感じてるならば、
立ち向かってもいいし、逃げてもいいし、さっきお話し
したように、ただただうずくまって、待つだけでもいいんだ。
だって、キミがそうすることは、その瞬間においては、
最善の選択なんだから。
そして…大丈夫だよ。
だって、嵐は…必ず過ぎ去っていくものだから。
そして、その嵐による「創造的破壊」を乗り越え、
すべてを洗い流したキミの素顔は…余計なものが取り払われて、
きっと清く、力強く、そして美しく輝くはずだから。
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