悪用厳禁。人の注意力を操る、ミスディレクションというテクニック。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

今日は、せっかくの休日だけど、あいにくの雨。

東京も、Tシャツ一枚じゃ外を出歩けないほど寒かったけど、ひと雨降るごとに、あの心地よい秋がやってくる…そう思うと、この雨も愛しく感じるのはボクだけだろうか?

さて今日は、世界最高のスリ師という呼び声も高いエンターテイナー「アポロ・ロビンス」のプレゼンテーションをご紹介しよう。

観客の一人を壇上に上げて、スリの技術を使って、相手の注意力を操ることで、ポケットのなかの小物から、腕時計まで…さまざまなものを鮮やかにスリ取っていく。

そして最後には…あっと驚く結果を見せられて、自分の注意力がいかに操られていたか…ということに気づかされる、素晴らしいプレゼンテーションだ。

詳細は、ぜひこの映像を観てほしい。



彼が使っているミスディレクションは、相手の判断力を間違ったほうにそらせる手法で、マジックやメンタリズムでもよく使われるテクニックだ。

ミスディレクション…なんて言うと、なんだか仰々しくて凄そうだけど…キミも実はやったことがあるはずだ。

たとえば、子どものころの給食の時間によくやった、

「あ!あれ何!?」

と、遠くを指差して、友だちがそっちに気を取られている隙に、友だちのおかずを一品食べちゃう…なんていうのも、単純だけどミスディレクションの一種だ。(フィジカル・ミスディレクション

また、人は日常の動作や会話のなかで、自分の経験値に当てはめて、無意識にその先を予測している。つまりその相手の「思い込み」や「常識」を逆手にとって、相手を誘導するんだ。(サイコロジカル・ミスディレクション

マジックの基本で

「もし観客にある部分を見てもらいたいなら、まずは自分がそこを見ろ。」

というルールがある。

つまり、観客の注意を意図的に手元からそらしたいのなら、客席に視線を向けたり、観客の顔を見つめる…ということをするんだ。

アポロ・ロビンス
photo by TED Conference

たとえば、相手の意識を自分に注目させたければ、まずはキミ自身が相手の顔を見ながら話しかける。

そうすることで、相手は必ずキミの顔を見ることになる。

そして、キミに注目すればするほど、それ以外の部分への注意が散漫になるので、無意識の領域が、がら空きになるんだ。

これは、マジックやスリに限らず、相手に催眠的なテクニックを使うとき、暗示を入れるときなんかも同じ。

つまり、一旦何かに意識を集中させることで、キミの意図を相手の心の奥底(潜在意識)にスッと忍び込ませることができるんだ。