スキルやテクニックじゃどうにもならない。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

今日もまたプチ勉強会。自分が学んだことや、自分の知識、そして他の人の経験を聴き、話すことで、自分一人では決して体験することのないことを共有する、ボクにとってはすごく大事な時間

中国のことわざで、

「机をはさんで賢者と交わす一回の会話は、一ヶ月かけて本を読むのに値する。」
っていうのがあるけど、たとえ、本や他人の体験でも、それをどう捉えるかによって、実体験に勝るとも劣らない経験にすることは可能だ。(もちろん、自分が生で体験したものは、それだけで本や他人から得た知識を凌駕するんだけどね。)

今日は、あらためてそのことを知るいい機会になった。

ところで、このブログでは、恋愛って切り口でNLPや催眠、コールド・リーディングをベースにした、自分や他人に影響を与える、さまざまなスキルやテクニックの情報を発信してる。

そして、ひとつでもふたつでも…実際に、使ってみたり、実践したりしたキミは、その効果を実感することができたはずだ。

こんなエラそうな口調で、下世話なエロい(?)ビジュアルのブログなので、もしかしたら…テクニック至上主義に映るかもしれないし、上っ面の浅い部分だけを切り取られて、

「姑息なテクニックを使ってモテようとするなんて不謹慎だ。」

なんて揶揄されることもある。

でもね、しっかりと読んで、理解しようとしてくれる人には分かってもらえてると思うんだけど、このブログで伝えたいのは、スキルとテクニックの重要性はもちろんだけど、それを下支えする、マインド…つまり、自分自身の成長もすごく大事だってことなんだ。

たとえば、人の話を聴くスキルに「傾聴」ってものがある。

このブログでも何度も紹介してるし、NLPやらカウンセリング、コーチングをちょろっと勉強すれば、必ず学ぶスキルだ。

傾聴には3つのポイントがあって、いろんな本を読んだり、講座に参加したり、まずはそれを「知る」ことで、傾聴ってスキルを理解することはできる

そして、その3つのポイントを意識しながら、悩んでる人や苦しんでる相手に向き合ったときに、その効果を実感することもできるだろう。

でも…それと同時に、スキルやテクニックでなんとかしようとしたときに、それではどうにもならないってことにもぶち当たるわけだ。

スキルやテクニック「だけ」では、限界があるってこと。そして、そこにぶち当たったときに、どう相手に向き合うか…ってことが、本当の学びになるわけだ。

落ち込む二人
photo by erin m

相手が落ち込んだり、辛い思いをしたりしているとき…スキルやテクニックを知っているボクらは、それによってなんとかしてあげたい…って思うのが当然だ。

それは悪いことじゃないんだけど、それによって目が曇って、相手が見えなくなって、下手するとそのスキルやテクニックが鼻について、相手に、

「そんな小手先のことで私をなんとかしようとしないでよ!」
「お前がどういう方向に持って行こうとしてるかなんてミエミエなんだよ!」

…なんて思われちゃうことも。

そして、そこに気づければまだしも「なんでこのスキルが使えないんだ!」なんて、的外れなことを言ったりするわけだ。

武道や芸事のように、心理うんぬんの世界でも、誰もが学び、使えるようにするために、いろんなスキルやテクニックという、体系化された「型」が用意されている。
参考:型を学ぶこと。型を使うこと。そして恋愛ストリート・ファイト。

でも、それは本来、相手に本気で向き合って、本気で相手の悩みや辛さを聴いているときに、自然とそうなっているもの。「型」ありきじゃなくて、ボクらの「(相手に向き合う心の)姿勢」ありきなんだ。

つまり、「傾聴」なんてスキルを意識しなくても、本気で相手を想い、本気で向き合うってことが、結果として「傾聴」になっているんだ。

じゃあ、スキルやテクニックを学び、使うことは意味がないんじゃないの?って思うかもしれないけど、それは違う。

先日の話を思い出して欲しいんだけど、スキルやテクニックを学び、それに磨きをかけること…それは、知識や経験を積み重ねて、その先に得られるもの、つまり「直観」につながっているんだ。

だから、スキルやテクニックを学んだら、ガンガン使えばいい。…というか、ガンガン使わなきゃダメだ

そして、それと同時に、自分自身のマインド…相手を思う気持ちだったり、相手に向き合う姿勢だったり、本気さ…みたいなものも一緒に鍛えていくことが大事なんだよね。

あたかもそれは、腹筋を鍛えるときは、同時に背筋も鍛えなきゃいけないのと同じように…。

ときには、相手にアドバイスしたり、相手にいろいろな選択肢を示すことも必要だろう。

でも、本当に大事なのは、相手がいま囚われている状況から一歩踏み出して、自らを認めたり、自らを奮い立たせたり、自らの足で答えに到達したいって気持ちになること。

「なんかね、別に問題が解決したわけじゃないんだけど…すっきりした。」

って相手が本気でそう思う…。

それは、スキルやテクニックを凌駕して、ボクらが本当に相手に全身全霊で向き合い、受け止め、まさに主客渾然となることで、相手と自分…お互いのリアルな感情として実感したときに、相手もそういう気持ちになるんじゃないかなーってこと。

じゃあ、そもそも「本気」ってなんだよ?って思うかもしれないけど、ちょっと長くなったので、それはまた後日。

相変わらず説教臭くて、文章も長いし、めんどくせーなーって思うかもしれないけど、すごく平たく言えば…

相手の女の子が悩んだり苦しんでたら、キミも苦しいでしょ?

だったら、

「ボクは心理を勉強してるから…とか、ほにゃららってスキルを学んでるから…」

なんて、高いところから上から目線で観るんじゃなくて、彼女と一緒になって、思いっきり悩んで、苦しむんだよ

だってそれは、彼女を想う…キミにしかできないことなんだから。