暗示や催眠など、恋愛にも効果的な…というか、むしろ絶対必要な、潜在意識のコミュニケーション・スキルの基本は「相手にイメージさせる」ことだ…という話をしてきた。
今日はちょっと趣向を変えて、ボクら自身の妄想力(イメージ力)を高めるためのちょっとしたお遊びの話をしよう。
ボクはずいぶん前にiPod(旧型)を買って、音楽を聴いたり、セミナー音声を聴きながら勉強したりしてるんだけど、そもそも普通の営業さんたちほど移動距離が長くないので、実は困っていた。
なんだかんだと普段行く渋谷は、ドア・ツー・ドアで約30分。ありがたいことに距離が近いおかげで、行き帰りでどんだけ同じ曲をループするんだよ!って感じなわけだ。 ※カフェで作業するときとかは、逆に集中できないので、音楽や音声は一切なし。
もちろん「シャッフル機能」とか使えばいいんだろうけど、そういうときに限って、
「とりあえずiPodには入れたけど、実はあまり好きじゃないかも…」
的な曲が再生されたりして…けっきょくいつものヘビーローテーションに。 (だったら曲整理しろって話だけど。)
んで、そんなふうに、ちょっとiPodを持て余していたときに、すっごく面白い遊びを開発したんだ。
![ドラマチックな日常。](https://stat.ameba.jp/user_images/20130820/23/lovestrategist/af/dd/j/o0600041112655480617.jpg?caw=800)
photo by Appleando
名づけて…
「iPod遊びっ!」
…こほん。
ああ…そのまんまだよ。もと宮崎県知事もビックリの、ド直球なネーミングだよ。
改めて自分のネーミングセンスのなさに腰が砕けそうになったけど、まぁ、いいじゃないか。(^_^;)
んで、どんな遊びかっていうと、要は「日常の何気ない光景にBGMをつけてみよう」ってことだ。
具体的には、
1.人の多い場所を選ぶ。(ex.駅の改札)
2.ターゲットになる人物を選ぶ。(ex.別れ際のカップルとか)
3.iPodで“雰囲気を盛り上げるような曲”を選曲する。(ex.Oh My Little Girl:尾崎豊、駅:竹内まりやなど…そのへんはお好みで。※そこ!選曲が古いとか言わない!)
4.音量を多少大きめに設定して、普段の1.2倍ぐらい目を見開いて、視野を広くする。(※これ重要:ワイドスクリーンのイメージで。)
5.そして、おもむろに再生ボタンをポチッ!
すると…あら不思議っ!
普段よく見る駅の改札風景が、なんとも感動的な、まるで映画のワンシーンのように見えてくるじゃないか。
普段、ボクらが音楽プレイヤー(のイヤホン)を耳に突っ込んでるときって「自分の世界」に入ってることが多いでしょ?
それを、あえて外の世界とリンクさせるんだ。我ながら…なんだかとってもクリエイティブっ。
下手すると、まったく赤の他人の別れ際(それも、たぶんたいした別れじゃないw)なのに、ちょっと感動して「ウルッ」とできるかもしれない。
一見くだらないように思うかもしれないけど、いや、実際すごくくだらないけど、妄想力ってすごいんだ。
だって、イメージングすることで、目に入ってきた情報の捉え方を、こんなに変えることができるんだから。
もちろん、恋愛シチュエーションに限らず、いろんな設定が使える。
たとえば終電間際の「酔っ払いオヤジとOLのバトル」には「ヒーロー-Holding Out For a Hero-:麻倉未稀」なんかがオススメだ。(ほら、そこ!選曲が古いとか言わ…2回目。)
この遊びをずいぶん前に開発(?)してから、いろんな人に勧めてるんだけど、みんなに思いっきり失笑されてるのはナイショだ。
でもね、いいの。少なくともボクはすっごく楽しいから。
「こんなにくだらないことで、日常って簡単に変わるんだー。」
…みたいな。(^_-)-☆
キミも、もしiPodとかを持ってるなら、ぜひ、騙されたと思って試しにやってみてもいいかもしれない。
だって、人生の大半を占める「日常」を、ただなんとなく“つまらないもの”として過ごすのか、それとも、どんなに周りに「くだらねーっ」って言われようが、“楽しいもの”として過ごすのかは…自分次第だからね。