アファメーションが失敗する理由。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

心理系や自己啓発、潜在意識なんかのことを探求していると、必ず「アファメーション」ってものにブチ当たる。

キミもどこかで聞いたことがあるかもしれない。あえて日本語に訳すと「肯定的な宣言」「個人的な『誓約』」といった感じか。

言わば肯定的な言葉を口ぐせにすることで、潜在意識に働きかけて、現実を引き寄せる…といったものだ。

有名なものでは、19世紀のフランスの薬剤師・心理療法家、エミール・クーエが考案した、

「私は日々あらゆる面でますます良くなっている。」

というものがある。

別名「目覚めているときの暗示」。

クーエについては、また別の機会にお話するとして、世の中で言われている、自分で「アファメーション」を作るときの基本ルールは、

・肯定的に表現する。
・現在形で表現する。
・一人称で表現する。
・具体的な結果を思い描く。
・反復する。


といったものだ。

たとえば「モテたい」って思ってるキミが、アファメーションを作るとき、

「私は、多くの女の子からモテている。」

という感じで「アファメーション」を作る人も多いだろう。

肯定的だし、現在形だし、一人称だし…よしっ!問題なしっ!!

モテ男
photo by Alan C.

…でも、これではあまり良いアファメーションとは言えないし、実際、失敗してしまう可能性が高い

なぜならば「多くの女の子」ってのは、具体的じゃない。

多くの女の子って…キミはリアルにイメージできるだろうか?若い子?年上?そもそも、本当に大勢にモテたいのか?

それとも、気になるあの子にモテたいのか?いや…ただ、いろんな女の子とヤリたいだけなのか…。

キミの思う「モテる」っていうのは、どういうことを表しているのか…やっぱり具体的じゃないからだ。

だから、キミがアファメーションとして「モテ」をテーマにしたいなら、キミ自身にとって「モテる」ってことがどういうことなのかを、今一度考えてみるといい。

それが具体的にイメージできれば、キミにとって「モテる」という言葉はとてもパワフルなものになるはずだ。

そして、実はもう一つ根本的な問題がある。

「女の子にモテている」ってことは、もうちょっと違う言い方をすると、女の子がキミを好きになるってこと。

つまり「私は~」って一人称では言っているけど、決めるのは相手の女の子なわけで、キミじゃない。

さっきの「私は、多くの女の子からモテる」というアファメーションは、相手の(または複数の)女の子の心や感情が絡むことなので、自分だけではコントロールできない要素があるってことだ。

そんな不確定な要素をアファメーションに組み込んでも、キミの潜在意識だけではどうにもならないので、結果に結びつかないわけだ。

だから、アファメーションをするときは、まずは自分自身でコントロールできることにフォーカスする。

そして、それを「具体的にイメージ」して、実感できることが大事なんだ。