昨日今日は、爆弾低気圧のせいで春の嵐がやってきた。こんなこと言うと不謹慎かもしれないけど、嵐の日のあの心がざわざわする感じは嫌いじゃない。
ところで、女の子と仲良くなるときに…よく聞く言葉がある。
「まずは友だちから…」
まずは、当たり障りのないキャラを「装って」女の子に近づいて、友だちとして関係を築いたら、徐々にその距離を縮めていく…多くの人がこのステップを踏もうとする。
確かに、キミがその女の子と「友だち」になりたんだったら、それでもいいだろう。
けれども、もし、男と女という意味で「仲良く」なりたいんだったら…友だちになっちゃダメだ。
「友だち」には下心はご法度だ。女の子たちにとって、下心は友情には邪魔なもので、なんのメリットもない。
けれども、女の子を口説き落として「男女の関係」になるには、どこかのタイミングで、相手にキミの下心を意識させなければ、彼女の心に一歩踏み込めないんだ。
(下心というのが聞こえが悪ければ「好意」と言い換えてもいいだろう。)
だから、キミが本当にその女の子が好きだったら、最初から友だち以上の関係を目指すんだ。
photo by ♥KatB-Photography♥
彼女を落とす勝負の期間は3ヶ月以内。
社会心理学者の栗林克匡教授(北星学園大学)の研究によると、恋人関係になった場合のみを「告白の成功」とした場合、3ヶ月以内に告白した場合が一番成功が多く、最も失敗するのは1年以上経ってからの告白だったそうだ。この研究からも分かるとおり、知り合ってから1年も何もなく過ごしてしまったら、まさに仲の良い「友だち」になっちゃうんだ。
人による…と言えばそれまでだが、実際に友だちになってしまってから、恋愛感情に移行するのはなかなか難しい。
なぜならば、女の子は本能的にグループやコミュニティのなかで「和」を重視するので、一度築かれた関係を崩したくない…という心理が働くからだ。
彼女のなかで、一度「友だち」というカテゴリに分類されてしまうと、そこから抜け出すのは難しい。なぜならば「友だち」と「恋人」の狭間には、深くて越えがたい溝があるからだ。
女の子が、友だちだと思っていた男に、いきなり告白されて、どう返事をしていいか困った…なんて良く聞くだろう?
もちろん「友だち」から昇格して恋人になる…ということもなくはない。
けれども、それには長い年月や彼女の心を揺さぶるような、ドラマチックなきっきけが必要で、恋愛初心者にとってはハードルが高い。
だから、「知り合ってから3ヶ月」が、まさに彼女を口説き落とすためにキミ与えられた勝負の期間。
そのあいだにキミの下心をチラ見せしながら、大小さまざまなイベントを「起こして」お互いを知り合っていくんだ。
そして、キミの好意をそれとなく伝えながら、彼女の心に…春の嵐のような波風を立てるんだ。