日本のテレビ業界、冬の風物詩が『歌謡大賞』に『紅白』だとしたら(欽ちゃん仮装大賞も忘れてはいけない)
イギリスのそれは、『X-Facter』と言っても過言ではない。
毎年この番組がスタートすると、「ああ今年も終盤かぁ~。。。」と感慨深くなるのである。
さてこの『X-Facter』、日本の方も耳にしたことがあるかもしれません。
なぜなら昨年の優勝者、レオナ・ルイスがデビューするなり世界的な大ヒットになり、日本でも彼女の特集が組まれるほどの人気者に!
昨年のオーディションでは、声・美貌・パフォーマンス性ともに誰よりも群を抜いていて、最初から彼女以外の優勝はありえない雰囲気だった。
まぁかといって、マライア・キャリーの二番煎じってかんじで私的には曲も全く興味なし。
ちなみにこの番組、第一回目の優勝者はウィル・ヤング。
このアゴ長としゃくれ度合いで見た目そのまんま、ゲイでございます。
しかし彼こそX-Facterが人気番組になった立役者、今や押しも押されぬ大スター。
歌声もメロディーも切な系。英国版、槙原敬之。
と、オーディション番組とは言え、なかなかのツワモノを世に送り出す可能性を秘めた、
英国期待の大人気番組なのであります。
我が家も土曜日の夜は、ご飯もキョトンの寝支度も全て終え、ワイン片手にフル装備でこの番組に供えます。
さて、この番組と切っても切れない存在なのが審査員の面々。
今回から美貌のシェリルも加わってますますパワーアップ!
まずは英国一の敏腕プロデューサー、この番組の生みの親、サイモン。
見てくださいよ、このちょいワル度合い!
妙に濃い顔にギャランドゥーをわざとちょい見せの開襟具合。しかも声質までちょいワル!
ファイナリストたちをバッサバサ切り倒す毒舌っぷりに、女もバッサバサ落としまくってるであろう日常生活が垣間見れる。へたすりゃ、映画スターより財産も女も手に入れてるっぽい。
お次は、有名サッカー選手・アシュリーコールの妻であり、英国アイドルグループ・ガールズアライドのメンバー、シェリル・コール。
イギリス人には珍しいちょーちょーお人形顔のベッピンさん。
ワールドカップ時は、ヴィクトリア・ベッカムの親友&WAGsとして紙面を賑わしておりました。
http://ameblo.jp/loverylondon/theme-10002291057.html
しかしアシュリーの浮気発覚のせいなんだか、激ヤセ傾向で少々見てられない。
日ごろは割りと性格の悪さがクローズアップされてる彼女だが、実はいい子なんではないだろうか・・・と思わせるぐらい、挑戦者に親身で情深い。
それもそのはず、彼女自身がオーディション番組からのデビューなんである。
アイドルのわりにはしっかりした審査員コメントも好感触で、お茶の間の人気者に大昇格。
もう1人華を添えるのは、カイリー・ミノーグの妹、ダニー・ミノーグ。
世界の歌姫、カイリーの名を借りてちゃっかり芸能界にふんぞり返ってるのかと思いきや、彼女実はかなりの実績の持ち主らしい。
歌手業も母国オーストラリアでは振るわないものの、英国でヒットチャート上位に入る曲を数々生み出し、
TVでホストをはじめとするタレント、あるいはファッション・デザイナーとしても活躍することで姉との違いを表現。また、94年には小室哲哉が主宰するユニット、ユーロ・グルーヴにも関わり、数々のヒットを放っただけでなく、日本でのツアーにも参加した。
しかしどうでもいいがこのダニー、毎週毎週見るたびに顔が七変化!髪の毛以外全部造作っぽい!
先週の段階ではマイケル・ジャクソンにますます酷似している模様。
そして最後は、WEST LIFE(ボーイズグループ歌手)を生み出した爺さんプロデューサー、ルイ。
英国版・地井武男と見せかけて、か~なりの毒舌男。そしてゲイ。
よって、メンズにすこぶる傾倒しがち。
サイモンとはいつも意見が衝突し、これも番組の見所の1つとなっている。
今回も、ご贔屓のメンズグループをひっさげての挑戦。
と、挑戦者さながら濃厚キャラの審査員たち。
この審査員が、ボーイズ・ガールズ・25歳以上・グループをそれぞれ担当し、
彼らがX-Facterの番組に挑戦する各担当ジャンルのファイナリストを選び出して助言を与えながら優勝へと導いていく。
この応募者たるや、英国中からの挑戦者たちから這い上がってきた、難関中の難関輩出者たちなのだ。
モーニング娘どころでない狭き門。
果たして今回は誰が担当するファイナリストが優勝するのか?!
次回は栄えあるファイナリストたちを紹介!チェキラッ!
追伸:
日本一の旧・敏腕プロデューサー小室哲哉の逮捕は衝撃でしたね・・・
転落人生に、しゃくれと青ひげが痛々しい。