先週の土曜日、鳥専門の店に彼女と夕食を食べに行った。
彼女はその店に一度後輩と訪れたことがあるらしく「めちゃおいしいで音譜」と嬉しそうだ。
それぞれに専用のタレがあり、料理が運ばれるたびに店員さんが
どのタレが適しているかを説明してくれ、そして新しい小皿をくれる。
補足
タレが入っている全ての容器には蓋がついてある。


店員さん 『こちらには、そちらのタレをお使いください』
ore 『はい』
rei 『はーい』
店員さん 『こちらの小皿をお使いください』
ore 『はい』
rei 『はーい。じゃあ、reiが入れるー!』
その瞬間、店員さんと俺は固まった。
なんと彼女は蓋を取らずに、タレの入った容器を傾けたのだ。
当然のようにタレは蓋の中に溜まり、蓋と本体の間からはタレがドボドボと溢れてきた。
店員さん Σ(゜ロ゜;)!!
ore Σ(´Д`lll)
rei 『垂れてきてもーたわ・・・・』
店員さん 『よ、容器にヒビが入っていたのかもしれませんね』
ore 『・・・気を遣っていただいて恐縮です』
rei 『手、タレだらけになってもーたわ。ごめんなさい』


自分のことを『しっかり者』だと長く勘違いしてきたらしい彼女は
つい先日親友のフジコちゃんに
『reiさんはちっともしっかりしてませんよにひひ』と言われ軽く凹んでいた。

一体自分のどこをどう見て、自分の事をしっかり者だと思っているんだろう・・と不思議に思う。