ヨガというと怯む方がいらっしゃいます。

痛いことするって思ったりもしますが、決してそんなことはありませんよ。

私も力任せにやって怪我をしたことがありますが、怪我をするということは体の使い方を間違えていたということ。

インストラクターの声に忠実に、順を追ってポーズに入り、順にポーズから出てくれば、怪我をすることはないんです。

でも、気が焦っているとインストラクターの声よりも早くに動いてしまいます。

ヨガは足し算なんです。

一つのポーズでも、積み重ねです。
木のポーズを例に…

まず両足を揃えて、

次に骨盤の上に肩、

肩の上に耳を意識してまっすぐ立ちましょう。

両膝を固めます、太ももに力を入れて、お尻も固め、さらにお腹を奥に、胸を引き上げて、肩の力を抜きましょう。

ここまでで、まだ片足になっていません。

でも、今やったことは、最後にみなさん知ってる

木のポーズ

この時にも出来ていないとだめです。

片足を上げたからといって、骨盤が左右で高さが変わったり…
肩に力が入ったり、そのことに気が付いたら抜きます。

これも全部私のクラスでは伝えます。
でも中には完成形だけを意識して、微妙な足し算が出来ていない方もいます。
そんな時に怪我が起こります。

どんな方でもヨガは行えます！

先へ進めないと思ったら、そこで足し算をやめればいいんです。

そして、いつも出来ない出来ないと思っていたところまできたら、ある日突然ポンとできるようになります。

そして、一度できると、なかなか忘れないもの。

大人になってから、出来なかったものが出来るようになるなんてなかなかないので、とっても感動します。

前屈で頭が床についたり…ね