昨日の午後、おやつの時間に

会社の先輩から、思わぬ

相談のようなもの(?)を受けました。


昨日の朝、

先輩のご主人が

中1の息子さんの塾のテストの結果

(全ての教科がご両親にとってはおもわしくなくて

たとえば、英語は偏差値30台だったとか)をふと見つけ

それを見て


「おまえ、どんどん成績が

悪くなってるじゃねぇか!!

これじゃ、塾行ってない子より

頭悪いじゃねぇか!!

ふざけるのもいい加減にしろ!!


のように言って

息子さんを殴ったり蹴ったりしたのだそうです。

息子さんは泣いたそうです。


そこに一緒にいた、息子さんの妹さんは

下を向いて小さくなっていたのだそうです。



昨日は都民の日で、お子さんたちはお休み。

ご主人の車で、朝、会社まで送ってもらう先輩は

車の中で、ご主人と


「今日、あの子たちは休みで

私たちがいないから、きっと家でテレビ観て

遊んでしまうだろう。

なので、早めに帰った方がよさそうだね」


と、打ち合わせ、

時間に融通のきく自営業のご主人は

午前中のうちに仕事を切り上げて

帰宅したそうです。


そうしたら、案の定、

お子さんたちはテレビを観ていて

勉強しておらず

再び、ご主人の雷が落ちた、ということでした。



それについて、

先輩はこう言っていました。


「主人が言ってることはね、

私も、その通りだなって思っていて、

怒られるのも仕方ないな、ってところも

あるのね。


うちの子は、本当に勉強できない汗


なんなんだろう、

私たちの頃はさ、勉強しろなんて言われなくても

周りの子より低い点とっちゃったら、

恥ずかしいって思って

恥ずかしくない程度にはやろうって思って

それなりにやってたよね。


今の子ってそういうのがないのかな。

できなくっても『別にいいや』って感じなのかな。


できないクセにさ、

『オレはできる、オレは天才だ』みたいな

態度しちゃってさ、ほんっと腹が立つビックリマーク


なんかさー、全然集中力がないんだよね。

『勉強やれ!!』って言われるから

なんか、やってるフリをしてるだけで

『やったよビックリマークとか『できてるよビックリマークとか

嘘をつくのね。

で、見てみると、やってないし、

できてないし。

『ここ、できてないじゃん!!間違ってるじゃん!!

っていうと

『うるさいな!!とか言ってさビックリマーク



・・・なんかさー・・・

『やれ』『やれ』言われてさ、

言われるからやってるけど

自分から率先してやる方がいいよね・・。

『やれ』『やれ』言うのは

あまり良くないのかなぁ・・・


・・・うちの子は受験も落ちちゃったから

勉強して『やったビックリマーク』っていう

良い思いをしていないしね。


もっと、

『一生けん命にやったらできた!!』みたいな

経験があれば・・・

うちの子はないからな・・・。


どうしたらいいんだろう、あのバカ。


もう、どうしてうちの子は

あんなにバカなんだろう。


あんなのが、会社にいたらクビだよ。

もう、あれじゃあ、穴掘る人になるしかないよ。


ほんっとにバカなヤツで

家から出てってもらいたいくらいだよ!!



この お話を聞きながら

私は 様々な思いが

頭をよぎりました。


その中でも 一番強い思いは

「私の はたらきかけで

先輩に 良い影響をもたらし

さらに お子さんに良い影響を

もたらしたい。

で、私も嬉しい気持ちになりたい。」

という思いです。


でも、今の私には

まだ選択肢が少なくて、

またちょうどそのとき、

社長が外出から戻ってきてしまったこともあり、

結局、わたしはなにも言えず終わりました。



でも、

とりあえず、一生懸命に聴くようにしたのは

良かったかもしれないと思っています。

アドバイスは抵抗を招くことが多いことも

この前ココで 教わってよくわかった

(今、前田トレーナーのプラクコースで

学んでます。(^-^)/)し、

「変化に必要なリソースは、すでに

その人の中にある」し、

(ちなみに、私はこの前提がとても好きで、これを信じて

生きていたいと思っています。

この信じる気持ちをもっと大きくしたいとも

思っています。)



でも、もうちょっとわたし

なんかできなかったかなー、くやしい、と、

その後、しばらく

それについて、考えたくて考えてしまいました。



本当は「今の先輩にとって役に立つ」

働きかけ、生産的なはたらきかけを、

ぱっとできるように

なりたいのですが、道のりははるか遠いみたいです汗



ヒヨコ ヒヨコ ヒヨコ


「人は 命令されたり 否定されたり

変えようとされたりすることが 嫌いです」

ということを 何度も何度も

私は 前田トレーナーから教わって

そうだなーと思っていますが


それは、子ども(先輩のお子さん)も同じでは・・?

たとえ、親からだとしても。。


ご両親としては、愛情と仰るのでしょうけど、

お子さんを責めるしか

術がない状態なのかなー・・・。


お子さんが 嘘をついたり、抵抗するのは

お子さんがご両親に対して

信頼関係を求めている

サインだったりもするのでは・・?


お子さんは もしかしたら

ご両親から 否定されるのが嫌で

自分を守るために

嘘をつく ということを獲得したのかも

しれない・・・


あまりに

「あれやれ、これやれ、はやくやれ」

みたいなことを言われてばかりの生活では

自分がなにがほしいのか

わからなくなったりしないかな・・・。


あんまりに

怒られてばかりの生活では

自分に自信が持てなくなったり

しないかな・・・・。



先輩は

「息子には、世の中を上手く

渡っていける人になってほしい」と

よく言っているけど


家で勉強せずに

のんびりテレビを観ている息子さんは まさに

私からすると

「世の中上手に渡ってる」ように

見えますが(笑)

(こんなこと言ったらブッ飛ばされるかな!

だって、先輩は会社で

仕事が少なくて

テスクで、PCを前にボーッと座っていることが多く、

家では、録画しておいたドラマを観ることが

多いそうなので、

似てる!なんて思っちゃいます。)


本当は 先輩のご主人は

息子さんを 殴ったり蹴ったり

したくないでしょうし、

先輩も「勉強しなさい」と

言いたくないでしょうし、

お子さんも 嘘をつきたくて

ついているのではないのでしょうね。


んーーーー。



同じことを 繰り返していては

同じ結果しか 得られません。

人は、つい同じことを繰り返してしまうことが

多いです。

なにか 違うことをすると

違った結果が 得られます、ということも

プラクで教わったなー。。。



・・そういえば

どっかで聞いた話・・・

勉強は

「しちゃダメだ!」って言った方が

子どもはやるようになるらしい(笑)


たとえば、一日一問だけ解いて

それができたら、その日は

「もうそれ以上やっちゃダメ!」という。


そうすると、子どもは

もっとやりたい、と思うようになるとか。



先輩の話を 母にしたら

「そういう家庭はけっこう普通だよビックリマーク


あんたは 子育てしたことがないから!!

あんたが 子どもを産んで

育てているところを

見てみたいよっっ!!!!むかっDASH!


と言われてしまいました汗



親と子は、家族は、人間関係は

もっと いい関係になれる って思うのは

甘いのでしょうか。



私は もっと

お互いが いい関係になれる方法は

あるはずだと 思っていて


でも、それが わかって

自分自身がまず、実践できることが

必要なのだと思っています。


まず、自分、なのよォ~


道のりは遠い(?)のよォ~葉っぱ