第7回AKB48選抜総選挙で、昨年の7位から9位に順位を下げた島崎遥香のスピーチが素晴らしかった。

今回の総選挙のベストスピーチのひとつではないかと思う。

誤解されやすく、アイドルに向いてない自分の性格に触れながら、それでも自分のことを応援してくれたファンに感謝の言葉を述べ、これからのAKBを引っ張っていく新しい世代への応援を切々と訴えたそのスピーチは、自分の悔しさをあえて胸の内に秘めAKB全体のことを考えた素晴らしいスピーチだった。

スピーチの全文は以下の通り。






「ええ……私は……」


涙をこらえるぱるる(長い沈黙)


「みんなから、たくさんの人から好かれるタイプじゃないけど…、世間の人からも、態度が悪いとか、悪く思われがちになることも多いけど、でも、こうやって、たくさんの票を頂けて、私の事を応援しようと、したいと思ってくれてる人がたくさんいることを、今感じられてありがたいなと」

「こんなに握手会もできてなくて、アイドルに向いてない私をここまで(アイドルだよー、と会場の声)、この順位まで、あげてくれてる私のファンの皆さんに感謝したいです(拍手)」

「だから、私の事を応援してくれてる皆さんに、これからたくさん恩返しをしていきたいと思っているし、私は今年、このままじゃダメなんだと思っていて、だから、先輩の力を借りつつも、同期である次期総監督の横山由依とともに、後輩を引き連れて、AKBの第2章を作りたいという目標を自分の中に決めていました(拍手)」



「去年より順位は下がってしまったから、こんなこと言うのはどうかと思うんですけど、AKB48のファンのみなさん、どうか私たち世代に力を貸してください(拍手)。もっと、もっと私たちが、前に進めるようにこれからどうかよろしくお願いします(拍手)」



「去年よりかは長いスピーチが出来たと思うので(笑)、ここらへんで終わりにしたいと思います。ありがとうございました」




徳光和夫
「第9位島崎遥香さんでした。おめでとうございます。今年はあえてですね、彼女には伺わないないようにいたします。ほんとに立派なスピーチだったと思います」




スピーチを終えて席についたぱるるの姿が切なかった。





テリー伊藤
「順位が下がったところでああいうスピーチができるっていうのは、彼女の人間性だよね。なんかさあ、いい時って無愛想でいいけど、ああいう自分が下がった時って言えないじゃん人間って。すごい優秀だよね。彼女の本質が見えてるね」

小嶋陽菜
「えらーい」

井上公造
「ぱるる、悔しいよな!スピーチから伝わってくる。でも、本物のぱるるは凄く物事を考えてるし、才能もある。ファンは、それを知っている。」

山田美保子
「ぱるる世代。 プレッシャー感じてるんだと思います… 頑張って!!!」

指原莉乃
「ぱるる(のスピーチ)が良かったんですよね。ファン目線だから良かったとしか言えないんですけど。この子はちゃんとしっかり担っていくつもりなんだな、しっかりAKBを背負っていくつもりなんだなって思って…さすがだなって思ったかな」



島崎遥香755
「みんなありがと
これからもよろしくねっ」



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