神よ
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。
――the Serenity Prayer(ニーバーの祈り)
今日は冬至。陰極まって陽になるというこの日、さくらはあるところを訪ねてきました
それは、徳島県の発達障がいセンター「ハナミズキ」。
今年の早春、アスペルガーの知人がいる友人から指摘されて、このとき初めてさくらは「自分がアスペルガー症候群ではないか・・・」と気が付きました
セルフチェックテストではハイスコアが出たものの、診断を受けても治らないものなので、どうすればいいかずっと迷っていたのですが、不安にドライブされてパニックになると自分でコントロールがきかなくなるパターンを繰り返すのを何とかしたくて、ご相談に伺ったのでした
さくらが「これはもう、間違いない」と確信に至ったのは、これまでの身体の不調の数々が、すべてここに起因している可能性があると知ったとき
胃腸科や血液内科で検査をしても原因が特定できず、針に整体にスピリチュアルカウンセリングに靈氣にと、治したい一心で本当にいろいろ試してきましたが、
「合わない」環境に無理に無理を重ねて合わせようとしてきたことで、このさくらの“資質(生まれつきの性質)”ゆえの適応障害を起こしていて、アスペルガーの二次障害として心身のバランスを崩してしまっていたことがすべての不調の原因だったと分かって、
そういうことだったのか。。。
と、すべて腑に落ちたのです
「これ以上続けたら、本当に自分は壊れてしまう」と直感して仕事を辞めたことを、「よくご自分で決断できましたね、本当に良かった」と言ってもらえたこと、
「合わない」ところに合わせないといけないと必要以上に頑張って、うまくいかなくて自分を責めなくてもいいこと(ただ「合わない」だけで誰も悪くない)、
自分が安心して過ごせる人や環境を選べば、アスペルガーの良さをいかして、好きなことに関しての抜群の集中力を発揮させて、バランスの悪さ=凹を平らにするのではなく凸(ずば抜けた能力)を伸ばしていけば、自分の居場所は見つかること。
担当してくださった相談員の方からそう教えていただいて、本当に気持ちが楽になりました
これまでの人生で、一生懸命周りに合わせようと長らく負荷をかけ続けてきた心身のリハビリにここ2年ほど取り組んできましたが、
さくらが良い状態に向かっているのは、良いお友達に恵まれていることがとても助けになっていること、周囲の理解と協力を得ながら、体力が回復し心も元気になるにつれて、自分がやってみたいことも見つかることを相談員の方から教えてもらって、
さくらが自分で導き出した答えとほぼ同じであったのですが、
→人生はドラクエ:さくらの装備(武器)は、愛とやさしさのライトセーバー。
何かに必死になって、“過集中”でバランスを失ってしまう、さくらのアスペルガーの症状が悪化するパターンに気付くと、
さくらが不安になって、メダパニがかかる(=“こんらん”状態に陥る)ような人との関わりや状況・環境は避ける。
メダパニやマヌーサ(=“まぼろし”に包まれる)にかかったときは、パニックになる前に早めに周りに助けを求める。
そして何より大切なのが、
他の人や状況・環境にさくらが合わせるのではなく、周りが理解して協力的で(=分からないことは丁寧に何度も説明してくれて、コミュニケーションを大切にしてくれる)、さくらが安心できて、理解者がいてsupportiveな環境を選ぶ。
過去のパターンを遡ると、よく説明してくれて、周りが助けてくれるとき、さくらの抜群の能力を発揮して活躍できるのです
例えば広報にいたとき、□を〇に変えようとするのではなく、さくらの得意なこと=文章力を伸ばしていかそうと、当時の編集長をはじめ同僚がみんな助けてくれて、さくらの成長を願って仕事を任せてくれた。
泣きながら夜中まで記事を書いたこともありましたが、いまでも本当に感謝しています
アスペルガーさくらは、きちんと分かるように説明してくれて、コミュニケーションを取ることを大切にしてくれると、メダパニやマヌーサにかからずにいられるので、
さくらのお師匠さんの石破先生はアカウンタビリティ(説明責任)の鬼のような方だし、伊吹校長も1から100まで説明して教えてくれる方なので、さくらが安心できる(=きちんと説明してくれて、分からないことは聞けば教えてくれて、さくらの状況や気持ちを確認しながら進めてもらえる)状況を作っていけばいいのだと、過去の経験からも実証されています
特定のことに異様なくらいこだわりが強くて、自分のやり方がちょっとでも狂うとパニックになり、説明してもらえないと不安になって、執拗に聞いてしまって相手を怒らせたり、空回りしてご迷惑をかけてしまった方々には、本当に申し訳なく思っていますが
よく説明さえしてくれれば、さくらは安心して穏やかにいられるし、この自分の傾向を分かったうえで、人のなかに入って、人と一緒にやっていけるように、理由と対策が分かったことで、これから進んでいく道に希望の光が射しこんだ気分です
ようやく探していた原因と答えが見つかって、そしてさくらはまだまだリハビリの回復途上なんだということ、だけど確実に良くなっているということも分かったので、無理をせずに、自分のペースで進んでいこうと思います。
この世には、同じように悩んでおられる方がいらっしゃるでしょうし、さくら自身、「もっと早く気付いていれば、周りに迷惑をかけなかっただろうし、自分もこんなに苦しまなくてもよかったのに・・・」と思っているので、ご相談に行ったら、さくらはこのことについて書くことを千手観音さんと約束していました
千手観音さんの「何ら恥じることはありません。それはあなたの特性なのですから。自分の“傾向と対策”を理解して、周りと調和して生きる道があるのですから、きちんと自分を分かって生きていけば良いのですよ」というメッセージとともに、生きづらさで苦しんでいる方々にとって、何かのご参考になることを願いつつ
ちなみにハナミズキは、東京市長(当時)の尾崎行雄がアメリカにサクラを贈ったとき、その返礼としてアメリカから贈られたときに日本に入ってきたのだとか。
私さくらがこの名前(さくら)を選んで名乗っているのは、日本の国の花だから
多様なアメリカ社会では、日本のような“暗黙の了解”ではなく、「みんな同じではない」という前提で社会が動いている。アメリカで暮らしていたとき、さくらはとても楽だったことを考えても、さくらを解放してくれたのがハナミズキというのも、またご縁を感じます
そしていつもcaringで、さくらを理解して助けてくれる妹Kちゃんをはじめ、大好きなお友達に、心から感謝を
クリスマスカード企画のお申込みをいただいておりまして、ありがとうございます
年末まで毎日、ミカエルのお掃除部隊がブイーンとあなたの元へお伺いいたします
お掃除の効果もご報告いただき、さすが寡黙な仕事師ミカエルという感じです
今年いっぱいはまだまだ間に合いますので(20日以降の発送分は、ニューイヤーカードになります)、ぜひこの機会にミカエルのお掃除をおためしください
絵:リンゴの国のあゆみさん
お掃除が大得意なミカエルに頼んで、手放したい感情や思い癖などをブイーンとバキュームしてもらいましょう
ミカエルと千手観音さんより、ひとことメッセージ付きです(クリスマスカードを郵送でお届けいたします)
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絵:リンゴの国のあゆみさん