BL小説『透過性恋愛装置』を読むにあたって『上海金魚』で下準備をするのは、とっても正解だと思う。 | BLに全然まったくまみれてはいない日々について。

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~BL、BL、BL、ただそれだけ~・・・だったのはもう遠いむかし☆

上海金魚 (CROSS NOVELS)/かわい 有美子
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これって、『上海金魚』 と 『透過性恋愛装置』 のどちらの感想を書くんですか? って

両方書きますこんにちわ☆ニコです。



先日行ったまんだらけで、ずっと探していた 『上海金魚』 が

“絶版!コーナー” に置いてあったので、こりゃラッキー!あはは と思って

定価の1.5倍の価格で買って、ホクホク顔だったんですがあ

今回の感想を書く段になって、アマゾンを見たらあ! アナタ!!

普通に普通のお値段で売ってらっしゃる!!!



ええええーっ!?


、、、ソレって、どおゆうことなんですか!?



下調べは何においても最重要だってコトですね、、、。

人はこおやってオトナになってゆくんですね、、、。


オトナになんてなりたくなかった、、、。 くっすん、、、涙

あからさまにピーターパン症候群を受け入れたい、ある春の宵でした、、、。



、、、まあ、良く考えるまでもなく、たいした問題じゃあないわなっ!




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※『上海金魚』 と 『透過性恋愛装置』 は、登場人物がリンクしている別々のおハナシです。

  どちらも単体で読んでまったく問題は無いのですがあ、、、。



『上海金魚』 かわい有美子/イラスト:花本安嗣 (ニコ評価 : ★★★☆☆




《内容紹介。》


しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季(受け)の恋は、初めて訪れた異国の地

上海で終りを告げた。 男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季(受け)は

突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃(攻め)と体を重ねてしまう。

滝乃(攻め)の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても

心惹かれることを止められない佑季(受け)だったが…。




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『透過性恋愛装置』 かわい有美子/イラスト:花本安嗣 (ニコ評価 : ★★★★★

                                ※BLCDの感想はコチラ♪

                                ※BLCD・トラック10(エロ部分)のみの感想はコチラ♪

《内容紹介。》


若手建築士として注目を浴び、己れのルックスにも自信を持っていた北嶋(受け)は

とあるコンペでホテルマンの牧田(攻め)と出会う。

その落ちついて控えめな物腰を軽んじ、コンペで最優秀賞を逃したことで牧田(攻め・紳士)に

いちゃもんをつける北嶋(受け・性格最悪!)だったが

常に大人の余裕を持つ牧田(攻め)に諫められ、高慢な鼻をへし折られてしまう。

それをきっかけに牧田(攻め)の人間性に触れ、恋に落ちてしまった北嶋(受け・ストーカー)は

思い付く限りの策を弄するのだったが…。




《2冊いっしょくたに感想!》


『上海金魚』 は、まあ普通におもしろかったです。


特に大きな事件が起こるわけでもなく、しっとりゆったりとおハナシが進むので

スローなリズムで2人の恋愛の行方を見守る感じで、楽しめました。


特に中華調理の記述がわんさかと出てくるワケじゃあないのですが

すっごい中華が食べたくなりますよだれ


じょ、条件反射ですかね!?

まあ、あからさまに条件反射でしょうね。


まるで、犬ですネ!

ネコの方が、よっぽど好きなんですケドね!! にゃーんるん♪



「でもまあ、定価の1.5倍の価格で買うほどでも無いわな~。」


と思っただあなんて、なんとなく自尊心が癒されない感じがするので

口が裂けてでも、言わないもんネ! 、、、くっすん。




「読みたいわ~♪」 と思われたお嬢さんはワタシの無念を晴らす為にも

ぜひ、定価以下でお買い上げになって下さい! 土下座




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『透過性恋愛装置』 の方はあ、想像していたのを遥かに超えて


最高におもしろかったでっす♪


そして、


想像以上に、北嶋(受け)が嫌なヤツでした!!



コチラは、以前BLCDをご拝聴して ちょおドツボにハマった作品で

原作を読んでみたーい! とずーっと思ってはいたものの

アノ性格の悪い受け(北嶋)をもう1度体験するのかと思うと嫌気が差して

読むのを先延ばしにしていたのですがあ、アナタ!


読んだら読んだで、BLCDを凌駕するおもしろさでした~クラッカー




まずね? BLCDをご拝聴時に


「滝乃 (『上海金魚』 での攻め・『透過性恋愛装置』 では脇) は

なぜこんな超絶性格の悪い北嶋(受け)の

友人でいられるんだろうか!?」


と、ものっすごく不思議だったのですが、『上海金魚』 を読むと

コノ滝乃の人となりってのを知るコトができるので、理解するコトができました。


コノ滝乃という人物は、物事の良い面を見ることの出来る寛容な人物なので

あんなクソ性格の悪い北嶋を受け入れるっていうか、許せるんですね~。


コレは、『上海金魚』 を読まない限りは解らなかったと思うので、ま!読んで良かった!♥akn♥




あと、もう1つの大きな疑問は


攻め(牧田)は、こんなに性格の悪い受け(北嶋)に

なんでほだされちゃうの!? なんで惚れちゃうの!?!?


ってヤツでしたが、コレも原作で読んで納得できました。


牧田(攻め)は、酸いも甘いも噛み分けたオトナなオトコなので

余裕がありすぎて、北嶋(受け)がちょお可愛く見えちゃうんです。


コレだけ性格の悪い人間を愛せるだあなんて、す、すげえ包容力です、、、。

36歳ってのは、こんなにも包容力が身に付くもんなのか!?




BLCDを聴いた時よりも原作を読んでの方が、2人がお似合いだって感じがします。

北嶋(受け)は性格が悪いなりに、牧田(攻め)にお仕置きされているし!

攻めの言葉責めや、受けが縛られたりってのは、好きじゃあないのですが

コチラの受け(北嶋)は、ちょお嫌なヤツなので、言葉責めされていようが

縛られていようが、ワタシの心は乱されるコトなく、そのプレイ? を

純粋に楽しむコトが出来る稀有な作品です!



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両作品の攻め様は、どお考えてもニコさんの好きなタイプの攻め様であると思われるのに

「なんで、必要以上に萌えないのかしら?」 と考えてみたのですが

2人とも、プライベートが見えないんですよね。


なんか、さら~っとしているっていうか。


おハナシはすっごいおもしろくて、攻め様もすっごい素敵なのに

攻め様単体にはソレほど萌えない。 っていう不思議な作品でもあります。



《BLCDのもくじ☆各種》 *萌えドコロ別*50音順*声優別 攻め編*声優別 受け編
《BL本のもくじ》  *BL小説もくじ。  / *BLマンガもくじ。

 


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なんか今日、え、絵文字が多くないか!? なんでだ!?!?