毎日よむよむ

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だいすきな読書と日々のつれづれを書いていきまする

まいど。ようこそおこしやす。

読書感想メインのブログです。
おススメのもおススメじゃないのも載せちゃってます。
ネタばれはなるべく控えめに、直感的な感想を書き綴っております。

読書傾向は雑食。
図書館ではジャケ借りが多し。

読者募集中です。コメント大歓迎♪
ゆっくり見てってくださいな。

ここで出会ったのも何かのご縁。
みなさまよろしゅう。

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あぁぁあ、怖かった・・・
なんせウツルやつだったんです。
ガーン

残穢/新潮社

¥1,680
Amazon.co.jp

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<内容紹介>
怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。
Amazon.co.jp 商品の説明より引用
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※ネタばれあります。これから読む人はご注意ください。

なんの前情報も無くたまたま図書館でみかけたから借りてきた本書
タイトルや表紙の雰囲気が少し怖そうで、
「ホラーホラーかな」
その程度の心構えで読み始めました・・目本

そしたら!
読み終えないと自分にも恐ろしいことが起こりそうな気がして、本を閉じられない!!ブルブル

小説だと思って読み始めたのに、小野さん自身を主人公にした実話ルポ風。
そして、怪異は触れた者に感染するヤツ!
語ってもダメ、聞いてもダメなんて、読んでる自分もやばい?やばいよね??
実話じゃないって言って!
・・・・
そう思いつつあとがきとかで断り文がないか探してみる。
・・一切、ない。
まえがきも、あとがきも。

そしてなんと、オチもない。

実話じゃないって確認したくてネット検索。
結局のところフィクションかどうかは不明。
多分フィクション。

読み終えた夜は夢を見そうでビクビクしながら寝ましたが、
怖い夢は見ませんでした。
起きたら体が痛かったのは、長時間同じ姿勢で読書したから
・・・だと思いたい。
決してなにかが自分の上に乗っていたからではないはずっ

これから読む人は時間のある時に読むことをオススメします。得意げ
怖いのが苦手な人はできれば昼間が良いかと。

同時発売されているという鬼談百景も近いうち読んでみます。


十二国記 7月についに新刊出てたビックリマーク

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)/新潮社

¥620
Amazon.co.jp

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<内容紹介>
「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―表題作ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。
Amazon.co.jp 商品の説明より引用

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十二国記 7月についに新刊出てた!!
気がつかんかったわ、不覚。ぎくっ

即買い、寝る時間を削っての読書。本
さすがに一気読みはできなかったけど、2晩で読みましたー。

『十二年ぶり』のオリジナル短編集、ということです。
それにしても、そんなところで「十二」大事にせんでもええやろ。ツッコミ
新刊まちくたびれたわ。シラー
どの国の王が誰だったか忘れかかってるよ、もう汗

内容はというと今回もずっしりと胸に来る深い内容でした。
政とは、法とは、希望とは・・?

今回は王や麒麟の物語ではなく、市井の民を主人公にした4作。
このシリーズは毎回自分の視野を広げてくれます。
「ああ、物事はこういう捉え方もできるのか」というふうに。
この短編集もそういう意味で濃い内容でした。

でも、やっぱり
王や麒麟の話も読みたかったなあ、という気持ちもあります。
泰麒は?陽子は?楽俊は??どうなったの!!?おーい
残念ながら、今回の短編集ではほとんど登場しませんでした。

しかーし、新作長編の方も「鋭意執筆中」らしいので出版が待ち遠しい。

十二国記、再読したい熱が上がってきました。ニコニコ
しゃばけシリーズ、大好きです音譜
私の母に薦めたらすっかりはまってしまい、親戚に薦めていました。
やなりいなり/新潮社

¥1,470
Amazon.co.jp

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<内容紹介>
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。
シリーズ第一作「しゃばけ」は日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
10冊目の今回はいつも大賑わいの長崎屋に、史上最高の千客万来!? 大人気「しゃばけ」シリーズ第十弾は、新キャラクターがてんこもり! 全話に「レシピ」も付いてます!

Amazon.co.jp 商品の説明より引用
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ほぼ全作読んでいるのに。。
ありゃ?えっ
ブログに感想を全くアップしてなかったみたい。


いつもかわいい妖たちや、心優しい若旦那にほっこりさせてもらえます。
そして人間の身勝手さや馬鹿さに時々反省させられます。
このシリーズのほっこり感は癖になりますよ。ドキドキ

お金持ちで極度に病弱な若旦那は安楽椅子探偵。
事件が起こったら情報は妖たちが集めてきます。
それをああでもない、こうでもないと考えて、核心をあぶりだす若旦那。
事件の落しどころは胸をなでおろすものであったり、悲しい余韻を残すものであったり。
どれも人情味があふれています。

お菓子とお酒が大好きで
他人に余分な気を遣ったりせず、
必要以上の欲をかかない妖たちがとてもかわいい。おにさん。狐お面からかさ

そんな妖たちから見る人間は
変に腹をさぐりあったりわけの分からない気を遣いあったり
お菓子よりお金(笑)が大好きで
理解に苦しむ存在なのでしょう。


今回の作品は短編集でした。

神様や幽霊や魔がいっぱい出てきます。神ゆうれい
みんななんだか人間くさくて身近に感じます。
ほっこり感はいつも通りラブラブ

10作目ともなると、正直マンネリ感が漂い始めたなあ、という気がしてちょっと残念。
設定にムリがあるのでは、と感じる作品も。。
今回は作中に登場する食べ物のれしぴもついていました。
所要時間の表現が「鳴家(作中に出てくる妖)5匹が順番に60数える間」なんて書いてあって微笑ましい。ニコニコ
でもこのレシピ、この作品に必要性が薄いような?

なんて生意気な感想を抱いてみたりもしましたが、
しゃばけシリーズはやっぱり大好きです。

読みやすいので未読のかたは第1作の「しゃばけ」からどうぞ。

しゃばけ (新潮文庫)/新潮社

¥578
Amazon.co.jp