日本ではマッサージの後に来る痛みを揉み返しと言いますよね。この表現、どちらかと言うとネガティブな意味で使われているように思います。



私の施術するレメディアルマッサージは、翌日もしくは翌々日に鈍痛が伴う事が多く、施術後には必ずその旨説明をしています。



私がTAFEで骨筋肉系の勉強をしていたと言うと、必ず言われるのが「骨や筋肉の名前を覚えるの大変だったでしょう」と言うフレーズなのですが、それは全く大した事ではなく、何が大変だったかと言うと、筋肉がどこから始まってどこで終わっていてどういう動きをするのかというのを覚える事でした。



レメディアルマッサージはその知識を元に問題のある筋肉を特定して、硬くなったり癒着を起こしていたり、炎症があればその部分に手持ちのテクニックを駆使して治療していきます。繊維や筋肉に沿って行う技術もあれば交差させるなど全て計算して行なっています。筋肉が刺激を受ける事によって筋肉痛が起きるのは当然と言えば当然。


私がマッサージを受けた後になんの痛みも伴わない場合、問題箇所を特定出来ていないケースが多く、むしろセラピストの技術不足を感じることが多いです。


当てずっぽうに筋肉を刺激してできた痛みである「揉み返し」とレメディアルマッサージの後の痛み、別物であると理解して頂けると有り難いです。

またまた前回から2年ぐらいあいてしまいました。魔の2年周期ですかね。フォローして下さってる方もいらっしゃると言うのに、毎回不義理をして申し訳ないです。

 

さて、今日のタイトルですが・・・。

 

去年から世界中がコロナウィルスに振り回される不自由な日々を送っているわけですが、日本ではあまりオーストラリアの状況は知らされていないようで少し残念です。オーストラリア人と言えば陽気で小さなことを気に留めない大らかな人種なのですが、裏を返せばいい加減なところも多く、口先だけの約束などを律義に守ってイライラさせられた経験のある日本人は多い事と思います。そういう私も、物事がスムーズに進まないこちら方式に慣れず、いつも日本は住みやすかったと思っていましたが、今回のコロナに関して言えば、オーストラリア政府の対応は素晴らしかったです。

 

ピーク時はすぐに必要最低限以外の外出は禁止し、学校や会社もオンライン、減った収入に対しての保障などなど、どれを取っても迅速かつ的確でガイドラインもはっきりしていて、全てにおいて”適当な国”の対応とは思えませんでした。いやー見直したよ、オーストラリア。

 

ゼロが続いていた先月中盤にまた患者数が一時増えたものの、即そのエリアをロックダウン、マスク義務化など素早い対応で、またここ1週間ほどはゼロが続いています。

 

褒めたことなかったオーストラリアですが、このたびは本当に見直しました。日本の政府ももう少し頑張っていただかないと、私たちはなかなか帰国できそうにないですね。

ITのお仕事をしているお友達に背中を押され、ついにホームページを作成しました。作成してくれたお友達に感謝です。今までは覆面セラピストでお友達やお友達の紹介で細々とやっていましたが、これからは心機一転、新しい患者さんとの出会いを楽しみに、今まで以上に腕を上げていくつもりです。

 

良かったら覗きに来てください!