追伸 4jhから愛をこめて -2ページ目

王陽明の哲学ここにあり、

そう言っても過言では無い考え方だ。

 

「街中の人すべてが聖人である」

 

こういうと異論を唱えたくなる、

そんなことはないだろう、

ほら、悪い奴がいっぱいいるじゃないか。

 

陽明のいうのはこういうことだ、

誰の心にも良知だろ?

 




町中の人をよく観察してご覧よ、

電車の中で、眠ったふりをする若者、

眠ったふりをするのはどうして?

それは本来ならば席を譲った方が良いと、

知っているからだろ?

 

道端で泣いている小さな女の子、

道行く人は、その女の子のことが、

気になっているだろう?
自分とは直接関係のない女のなのに、

どうして?

それは皆の心に、

良知が同じようにあるからだよ。

 

良知を行動に起こせているかどうか、

それは人によるけれど、

よく観察すれば、悪党と呼ばれる人にも、

ちゃんと良知が働いていることがわかるだろ。

だから、その良知に素直に従って行けば、

人が誰でも聖人になれることができるんだよ。

 

「満街の人 皆聖人」とは、

こういう意味だよ。

 

万人の心にある等しくあるこの「良知」を

他の言葉では天理と表現される。

 

天理とは、少し違うが大自然の摂理と、

言っても良いかもしれない。

 

一つ動画紹介する。

哺乳類は、一人では生きていけない、

将来世代の子供なちの幸せを願うように、

そのチューニングされている。

 

https://youtu.be/Sz71n-l5gD0