女神の恋愛相談室をご訪問いただきありがとうございます。
恋愛心理カウンセラーの久美子です。
女性は離婚で心が傷つくと、次の恋愛に進めなくなることがあります。
「あんなにつらい思いをするくらいなら、一人で生きていく。」と思ってしまうんですね。
意識で思っている場合もありますし、自分が気づいていない、潜在意識で思っている場合があります。
男性に心を開くことを拒否して、一人でがんばろうとしてしまいます。
仕事に打ち込んだり、他人のお世話をしてしまうのです。
確かに仕事に打ち込んだり、他人のお世話をしていると、気がまぎれて自分の心の痛みに向き合わなくて済みます。
でも、心にフタをしてしまうと、確かにつらい感情はおさまりますが、抑圧された感情は、また出たがって、いろいろな問題を引き起こしてしまいます。
女性が自立をすると、あなたに愛情を注いでくれる男性も遠ざけてしまいます。
あなたは男性に愛される資質があるのに、自らそれを放棄していることになります。
ほんとうにそれでいいのでしょうか。
子供がいるから恋愛なんてできない。
そのように自分に言い聞かせて、子供の世話に没頭していく方もいらっしゃいます。
それは世話をしているようでいて、ほんとうは精神的には子供に依存しているんですね。
子供は親が幸せであってほしいと思っています。
お母さんが自分の幸せをあきらめると、子どもは親を失望させないようにと、がんばるようになります。
親が自分自身の欲求に素直にならないと、かえって子どもの心に負担をかけてしまうんですね。
子どもはお母さんを幸せにできなかった無力感や罪悪感を抱えて生きるようになります。
自分で自分を嫌って、女であることを忘れていませんか?
ファッションやメイクを楽しむこともなくなって、生活に潤いがなくなっていませんか?
自分を責めていると、自分のネガティブな心がフィルターとなって、男性の愛情も遮断してしまいます。
あなたは自分がずっと不幸でありつづけることによって、無意識に前のご主人を罰しようとしているのかもしれません。
でも、そうした行動はご主人を罰しているのではなく、ほうとうはあなた自身を罰しているのです。
私たちは心が傷つくと、「自分には価値がない」「自分は必要とされていない」「自分は愛さない」というような誤解をたくさん持ってしまいます。
離婚は失敗なのでしょうか。
いいえ。
この世界に失敗などないのです。
あるのはあなたが行動した「結果」があるだけ。
あなたが幸せになるプロセスのひとつなんです。
離婚というのは、「お互いが幸せになるために、別々に生きていくことを選択した」だけのことです。
「離婚=不幸」「離婚=失敗」というのは、あなたの思い込みなんですね。
仮面夫婦という言葉があるように、離婚したほうがお互いの人生のために良いと考えていても、離婚しない、あるいはできないというご夫婦はたくさんいらっしゃいます。
それは、親や社会によって「離婚=失敗」という思い込みがすり込まれているからなんですね。
離婚を「失敗」と捉えてしまうと、自分自身を「失敗した自分」と捉えてしまうことになって、苦しくなります。
「失敗感」ってすごく自分を責めると思うんですよね。
「失敗」を恐れる心理から、次の恋愛にも進めなくなってしまうんですね。
もし、あなたが次のパートナーと幸せな結婚生活を送れることができたとしたら、その離婚は次の結婚への「大切なステップ」であり「必要なこと」だったわけですよね。
離婚を「経験」「幸せになるための一過程」「お互いが違った生き方をして幸せになるチャンス」と、捉えれば自分の成長にフォーカスしていくことができるようになります。
私たちは自分が生きたいと思う人生を生きていいのです。
誰にも遠慮せずに幸せに生きていいのです。
なぜなら、私たちは幸せになるために生まれてきたのですから。
あなたの人生が愛と笑顔に満ちた日々であることをお祈りしています。ありがとうございました。