「着物あとさき」 | Chocolat★Diary

「着物あとさき」

図書館でふと見つけた着物関係の本。最近、お着物を着るのことにとても興味がある私は迷わず借りて読み始めましたニコニコ 写真が多いのも嬉しいことです。お着物のおしゃれに着こなす姿を見るのは本当に楽しくて・・・。

「着物あとさき」青木 玉著


作者は幸田露伴を祖父に持ち、幸田文さんが母である青木玉さんという方です。この本を読んで初めて著者を知りました。お母様がお着物をとても大事にしていた方で、お母様の亡き今、残されて受け継いだ着物たちをどうやってまた命を吹き込んであげるか・・・、自分に合うように着るために・・・と様々に着物たちに愛情を注いでいる様子がよく分かりました。


洗い張りや、染め方の技術など、専門的なお話も出てくるのですが、色々な思いが込められてお着物が出来ていくことを知ることが出来ました。そして著者も詳しくは分からないお着物の染め方などが気になって、工房の方に頼んでその作業の様子を見せてもらったりされています。


箪笥の中にそのまま寝かせてしまうのではなく、持っているものだけでも外の世界に出してあげたいなぁと思わせてくれます。私はまだ母と義母からもらったお着物や帯しか持っていませんが、タイミングが来るまでは今持っているものでお着物を着る私を楽しみたいと思いますwハート☆

最後に・・・、あとが気を読んで知ったのですが、お母様の幸田文さんの著作「きもの」を知って、いつか読んでみたいと思った私でした音譜