くさい兄さん、ごめんなさい | 新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

空の上のおもしろい話、つつみ隠さずぶっちゃけます♪

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今回も、今でもププッと笑えるようなことが起こりました。


それはまだ飛び立つ前、皆様が席に着いて機長が管制塔との連絡

を取ってるぐらいのときに起こりました。通路を何気なくあるいていた私。

ふいに、呼び止められました。

振り向いたらカワユイ女性が顔を赤らめながら、私に何か言いたげです。


          「いかがなさいましたか?」

                                                                               彼女はおもむろに自分のカバンからメモを取り出し、何かを必死に書き始めました


         えっ、電話番号くれたりしたらどうしよう・・・私はそんな趣味は

        ございませんって言う?告白されたらどうする?・・・

                                                                             そんなことが頭をよぎっていたとき、彼女はそのメモを私に渡しました。

急いでトイレに入り、メモを広げました。そこには、こう書いてありました。


「隣の席の人が、とってもくさいです。他に席空いてませんか?」

                                                                                彼女に今日は満席なことと、早速席を立ってギャレーに来てください

と書いたメモを渡しました。

彼女の席の隣にはサラリーマン風のスーツを着た男性が座ってます。

果たして、何がくさいのか?私は彼の横に立ってみた。


          わっ、くさっ!くさ~っっ!

                                                                               そこは、納豆となにかすっぱいものが混ざった匂いがしてました。。。私は

足の匂いだと判断しました。彼はクツ脱いでたし・・・・

しかし、なんて言おう????


          「お客様、クツをはいていただけませんか?」?

          「お客様、納豆とかお持ちですか?」・・・いや、持ってへんやろ。

                                                                                と考えていたら、寝息が聞こえてきた!

彼が寝た!!!!!

私はビジネスクラスからぶあつ~い毛布を急いで持ってきて、

彼の足元にそ~~~っと起こさないようにかけました。


          

           よし、作戦成功。。。。。。

                                                                                と思ったのに、その悪夢はお食事サービスの後でおとずれました。

例の彼女がギャレーに来ました。


「あの~、まだにおうんです(T-T)たぶん、別の場所から・・・体臭というか・・・あの・・・」

         

           「は、は~ん、ワキガですね?」


           あ・・・・はっきり言っちゃった!


再び私はその席に行きました。彼は、スーツのジャケットを脱いで口あけて寝てる!


          ジャケット脱いだんや・・・(@-@)足元、暑かった

          からかな・・・でも、どうしよう・・・・


再び私は、ビジネスクラスからぶあつい毛を取ってきました。

起こさないよ~に、そ~っとそ~っと全身をすっぽり覆うように掛けた。


           ・・・・・・・・よし!成功!

のはずだった。。。

                                                                      「すいません、さっきから熱いんですけど!!!

なんで毛布こんなに掛かってるんですか!毛布

持って行ってくれません?」

          

          起~き~た~な~(*-*)!!!

           

          「あ、あの~少しこの周辺が匂ってるみたいでして・・・・・」

                                                                      「で、なんで、毛布をオレがかぶるん?」

         

         「えっと・・・あの~。。それは・・・」

                                                                                        

モゴモゴする私・・・

そんな時、彼の前の席に座っていたアメリカ人のおじいさんからの声が!!!


「I think you have a strong odor from your armpit.That's why you'd better wear

the blanket.」(お前のワキガが匂うから、毛布かけといたほうがええで)

                                                                              「なんて?何言うてんの?」

          

           これ、訳すの?わたし訳していいの?おじいさん、

          訳す私のみにもなってよ(T-T)

                                                                                           

          「あのですね、ちょっとこの辺のにおいの原因と致しまして・・・」

                                                                                   「Oh, I can speak some Japanese words.  ’あなた~は~、ワキくさい~だから”!!!

How’s that?」

(あ、オレ日本語ちょっとできるで。’あなた~は~・・・・・・” どや?)


            はい、ハッキリ言っちゃった。。。。。。

                

もうフォローの仕様もなかった。

彼は黙って毛布を全身にすっぽりかぶって、ず~っと寝てた(寝たふり?)

到着して、みんなが降り、彼の席にポツリと置かれたブアツイ毛布・・・

          

           あの毛布には、匂いがしみついただろうか・・・?

                                                                               私はそんなことを考えたのでした♪♪