こんばんは＾＾
さて皆さん。
一見、すごく当たり前のような質問をさせていただきます。
なぜ私達は好きになった人に告白をするのでしょうか？
自分の気持ちを正直に伝えたいから？
付き合いたいから？
それとも一つの儀式のようなものとして？
実はここに、モテる人とモテない人の決定的な差があります。
皆さんの周りでモテる人っていると思います。
そういった方に聞くとまず、告白をすれば大抵うまくいく。
それはなぜか？
単純です。
相思相愛の恋愛ベクトルをしっかりとキャッチして
同じ土俵に立った状態で告白をするからです。
要するに、負け戦はしないのです。
ズルい言い方かもしれませんが恋愛には思惑・計算があって当たり前。
敢えて言うなら
同じ土俵にあがってもらうまでの道程、誘導の仕方、
コミュニケーション能力、信頼関係の築き方。
そういったものに長けており、かつそこまでの持久力もある。
そして“あ、いける！”と思った時の瞬発力。
ではモテない人は？
同じ土俵に立つ前に告白しちゃうんです。
まだ相手が自分の方に恋愛ベクトルが向いていない。もしくは向き切っていない。
でも自分にはもうこれ以上成す術なし、ムリ・・・。
よし、思い切って告白をしよう！
残念ながら、これで相手が二つ返事でYESを出す可能性は限りなく低いです。
（もちろんこれで諦めるのではなく、ここからスタートでもありますが）
ここでとても重要なことを書きます。
では、なぜ告白しちゃうの？
もっと温めてからいけばいいのに。
もっとデートをしてからでいいのに。
もっともっと相互理解を深めなきゃいけないのに。
まだ相手には忘れきれていない別れた恋人がいるかもしれないのに。
今はまだタイミングじゃないのに。。。
それは。
・・・
告白しちゃえば楽だからです。
募った思いを吐き出せば“自分が”楽になるからです。
何パーセントかのYESをもらえる確率に夢を見てしまうからです。
よくドラマで、女優さんが好きな相手に告白をして涙を流すシーンとかありますね。
“私、こんなにもあなたのことが愛おしくて切なくて涙が出るぐらい好きなの・・・”
ということになります。
まさに最高のシチュエーション！
綺麗な女優さんと、今をときめく俳優ですからそれは画になります。
しかし。
私はロマンス、ファンタジーではなく
あくまで現実路線で皆さんにアドバイスをしなければなりませんから
敢えて身も蓋もない厳しい言葉を。
これは
【もう苦しくて苦しくて一人でこの気持ちを抱えきれなくて、告白とともに心の膿（=涙）が出てきました】
ということになるんです。
（こういうこと書くと、なんて夢のないリアリストなんだ！と思われるかもしれませんが
ボクは本来、仕事でなければ超がつくほどのロマンチストです。笑）
要するに
恋愛とはそもそも相手の気持ちがあって成り立つものなのに
自分本位で、自分のために動いてしまうから失敗してしまう。
自分の心をスッキリさせるために告白してしまう。
これではうまくいきません。
私は個人的に“告白の仕方”はどうでもいいと思っています。
ここにモテる、モテないの差なんて出ません。
『告白はなんて言えばいいでしょうか？』というご質問をクライアントさんからいただいたら
『正直な思いをそのまま伝えるのが一番ですよ』とお答えします。
流暢とか、キザとか、ぎこちないとかどうでもよく
それよりもそこまでの過程の方がはるかに大事。
“あなたのことが好きです！”でも
“付き合ってください！”でも
“君の瞳に乾杯！”でも（古っ。笑）
それこそ変に長たらしくても
同じ土俵で相手も同じく恋愛ベクトルをこちらに向けていれば、それでもうOKなのです。
そこに立ってもらうまでの過程。
それはコミュニケーション能力、洞察力、もちろん外見等あるでしょう。
しかしもっと大切なこと。
それは状況を客観的に見ることができる能力。
そして自分の心を自分で整えることができる能力。
こういったところに辿り着くんだろうなぁと思います。
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