シーギリヤの美女 | 海外で働く★女の恋模様

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仕事柄、世界を飛び回ってます。ヨーロッパ→アジア→アフリカと移動した後、またまたアジアに戻ってきました。
ここでも、素敵な出会いがあるといいな♪。

前記事 で、スリランカという国に悪い印象を持たれても困るので。 にこ


せっかくなので、とっても素敵な世界遺産をご紹介しましょう。


それが、こちら。



Sigiriya1

ちょっと煙ってますが (;^_^A



シーギリヤ・ロックです。


この岩の上には、5世紀頃、当時の王が立てた王宮跡があります。


今は観光地化され、階段や手すりが取り付けられていますが


当時は、岩に掘られた穴とかを伝って(跡がありました)ほぼロッククライミング状態で登ったらしい。




「王宮と言うよりは、砦だな。」




と思ったあなた...























賢い ← 褒めてつかわす(笑)


この城を建てたカッシャパ王は、平民出身の母と父王の長男として生まれるが


異母兄弟である弟の母が王族の血を引いていたため


王位継承権に不安を持ち、ある日、父王を殺してしまう。


そして弟の暗殺を企てるも失敗し、弟はインドへ逃亡。


弟から身を守るために、攻め込むのが難しい岩の上に王宮を建てたらしい。






要塞を兼ねていたとはいえ、そこは王宮。


頂上に上がるまで、王宮らしい、いろいろなものが施されていたそう。


現存しているものでは、まず「ミラーウォール(鏡の壁)」。


よく磨かれていて、王が住んでいた頃は、歩く人の姿が鏡のように写っていたらしい。


今では、後世の人が残した落書き(古いものだと8世紀のものもあるらしい)だらけで


ぼんやりと影が見えるくらいの輝きしか残っていないけど。 にこ






そして、次に現れるのが、王宮跡地が発見されるきっかけとなったこちら。



Sigiriya2


「シーギリヤ・レディー」と呼ばれるフレスコ画です。


1900年代始め、イギリスの探検家が望遠鏡でこの絵を捕らえたことから


岩の上にある跡地発見に繋がったそう。


前記事のエロ坊主寺の壁画には関心がなかった私も、これには感動。 すげ~


この美女達に会わなければ、スリランカに来た意味がないと言ってもいいくらい素敵でした。 音譜



Sigiriya4 Sigiriya3

とは言え、残っている画は少ない



このフレスコ画、当時は、長さ140メートル、高さ40メートルに渡って


500人あまりの美女達が描かれていたそう。


が、もともとこの岩、王宮が建つ前は、坊さんの修行の場として使われていたところ。


カッシャパがインドから戻った弟に破れ、自害した後、再び坊さんの修行場に戻ったため




「修行の邪魔。」




と、ほとんどが壊されてしまったらしい...












つかさ、美女の裸体画があっても




あえて見ない!( ̄^ ̄)




っつーのが、本当の修行なんじゃねーか?って、思うんだけど。


そうやって変に隠すから (しかもちょっと残ってるところに姑息さを感じる)


「エロ坊主」が生まれる土壌になるのではないかと思うのですが


え、スリランカの坊さんよ?! ← 坊主に喧嘩を売る女 σ(^_^;)






と、話はずれましたが(笑)先へ進みます。


フレスコ画を後にすると、次に現れるのがライオンの門。



Sigiriya5


今は足先しか残っていないけど、ここに口を開けたライオンの顔があり


その口が門の役割を果たしていたらしい。


昔は、ここを超えるとまさにロッククライミング状態。


今は、観光客用に取り付けられた、階段が頂上まで続いています。



Sigiriya6

でも、とっても細いの



頂上には、貯水池があったり階段があったり。



Sigiriya7

岩の上全景が見える上空写真

この写真はhttp://sigiriya.org/ より引っ張ってきました



こんな感じで、シーギリヤはマリのトンブクトゥこちらの記事 参照)より


よっぽど世界遺産らしかったです。(笑)






そんなスリランカは、海あり、茶畑あり、遺跡ありで見所満載。


また、あのアマンリゾートが多大な影響を受けたという熱帯建築の天才


ジェフリー・バワの、とってもユニークで素敵なリゾートホテルや



Geoffrey Bawa

Geoffrey Bawa: The Completed Works

洋書 ハードカバー ¥15,000



アーユルヴェーダの癒し系もあれば、南国らしいかわいい小物も売っている。



Barefoot

 私のお気に入りBarefoot(ホームページはこちら



今はまた内情不安になってしまったけど、首都コロンボやシーギリヤのような観光地は


外務省の海外安全渡航情報 でも、「十分注意してください」なので


もし機会があったら、ぜひ訪ねてみてくださいね。 (o^-')b






「へー、スリランカ、おもしろそう!」 (≧▽≦)


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