乳癌過去の記録☆術前検査編です
手術前にした検査はMRI検査とPET CT検査・( ̄∀ ̄)・:*:
検査結果を聞く日はさすがに朝から緊張していた
だって、抗ガン剤やってても遠隔転移する事もあるんでしょ
ましてや、ドセが効かなかったわけだし
やっぱり怖いよ
そして最大の課題。「温存」か「全摘」か。
Hセンセーに「全摘の方がいい」と言われたあたし
凄く辛いけど、気持ちは全摘に同意する気持ちでいた。
検査結果は妹に一緒に着いてきてもらう。
診察室に入ると、座ってるOセンセーと、目の前に飛び込んだ2つの画像。
それは、全摘手術後の胸の症例写真と、温存手術後の胸の症例写真だった。
Oセンセーの手元には、あたしの最近受けたMRIとPETの結果の用紙。
その用紙を目を凝らして盗み見た。どうやら遠隔転移はなさそうだ。良かった
Oセンセー「半年間の抗ガン剤、お疲れ様。よく頑張りましたね」
はいっセンセー辛かったですぅ、うっうっうっ(泣)
「で、手術はどうする温存する全摘するどっちでもいいですよ」
とOセンセーは言った。
あたし「えっ、センセー、あたし、温存いけます」
Oセンセー「大丈夫ですよー」
ちょっとびっくりしてしもぉた(;゚Д゚)
だってHセンセーは
「さすがのOセンセーも全摘って言うと思うよ」って。
そして、温存にした時のリスクの説明を受ける。
あたしも事前にしっかり勉強したからリスクはわかっていた。
リンパ転移と血行性転移の違いももちろん理解している
仮にリンパ転移が消えたとしても、
血行性転移しているのかどうか、
そして血行性転移した癌細胞が体内に残っているのかどうかは、もう神のみぞ知る領域なのだ。
温存してもらいたい。
それで局所再発したら、潔く全摘しようじゃないか
あんなに全摘だと自分に言い聞かせてきたのに、
あたしという奴はあっという間に気持ちは変わってしまったのだった。
残った腫瘍の大きさは3センチ。
大きめに取って、7センチくらいの傷は出来るらしい事を説明された。
そしてしこりの一部が皮膚にくっついてた為、そこの皮膚も切り取ると。
だから胸は変形するだろうと。わかってますよ~貧乳ですからぁ
Oセンセーは明らかに胸の形までこだわって手術してくれるとは思えない(笑)
でもそれでいいのだ。
癌さえきっちり切り取ってくれるなら、胸の形なんてどうでもいい。
えっ、それなら全摘でも良かったんじゃねというみんなの声が聞こえてきそうだけど
あたしはとにかくどんな形だろうと、胸を残したかったんだ
迷わず「センセー。温存します。よろしくお願いします」と言ったのだった。
ここまでくるまでに、あたしとOセンセー、
そんなに接してないから信頼関係もクソもないんだけどね(笑)
抗ガン剤はずっとHセンセーが主治医だったわけだから。
経過もずっとHセンセーに診て貰っていて、Hセンセーとの信頼関係が出来上がったところでOセンセーへのバトンタッチ。
でも抗ガン剤の為の入院をしてあたしが見たのは、朝から夜中までずっといるセンセー達の姿。
いつ家に帰ってるんだろうって毎回思うくらい常に病院にいるOセンセー。
とにかく、もうあたしはそれだけでOセンセーを、いや、センセー達をすっかり信頼していた。
センセーって手術の日にインフルエンザになったらどーするんかな→え、気にするとこ、そこかいっ(笑)
Oセンセー、よろしくお願いします