今年は、昔の人間(アタシですw)にとってほどよい時期に桜の花桜が満開になって、春を楽しめています。

 オーバーツーリズムで大変になってきましたが、やはり桜の時期なら近畿地方だと、奈良・京都に行くのが楽しみです。

 先週末は、じい君のポイ活に付き合ってまず奈良に行きました。

 

 

 近鉄観光特急「あをによし」

 車中でランチ。

 平宗の柿の葉寿司

 創業163年目

 

 

 お気に入りのJWマリオットホテル奈良に伺いました。 

 柿の葉寿司を平らげていたのに、着いたらすぐ、ロビーのコーヒーショップ『フライング スタッグ』で、チキンバスケットとおやつのかき氷をいただきました♪

 

 

 

 

 じい君、会員ランクがダウンしたので「去年までのようにはいかない」と腹をくくっていたようですが、今年もエグゼクティブ・スイートにお部屋をランクアップして下さいました拍手

 

 

 

 

 プレゼントも、フルボトルのシャンパンシャンパンシャンパンなど去年と同じように下さって、感謝感激でした。

 

 

 

 

 いつも総支配人様が手書きで歓迎カードを下さるのが、感動です。

 お礼状を書かねばと思いつつ、いまだ果たせずにおりますアセアセ

 ディナーは、ホテルには申し訳ないと思いつつ、唯一未だに通っているミシュラン星付きのお店「奈良 而今」さんへ。

 

 

 

 

 最後にいただいたお薄を撮し忘れております。

 去年の暮れに伺ったときまでは、清水大将が点てておられたお薄ですが、今回はお弟子さんが点てて下さいました。結構なお点前でした。

 今回はお肉料理が一品出て、じい君大喜びw

 筍や山菜との炊き合わせでしたので、お肉はじい君が2人分いただき、その他はアタシが2人分いただきました。優しいお味の山菜で、身体が喜んでおりました。

 朝食は、「さすがに次はエグゼクティブスイートには泊まれないだろう。」と思ったじい君が「お部屋で食べるぅ」というので、インルームダイニングで。

 

 

 

 

 こちらのホテルの備え付けパジャマは、とても肌触りがよくて安眠できます。

 シグニチャーエッグベネディクトとシグニチャーオムレツを選び、半分ずついただきました。インルームダイニングは、そういうことが出来るのがいいです♪

 付け合わせの野菜も、新鮮で美味しかったです。

 さて、朝食がボリューミーだったので、ランチは久々に予約の取れた「ほうせき箱」さんで、かき氷をいただきました。

 

 

 

 

 こちらのシグニチャーである「奈良いちご」は、てっぺんのエスプーマがミルク系のものとヨーグルト系のものが用意されていました。

 じい君はミルク系を選びました。

 アタシは「2024 春(だったかな?)」というかき氷をいただきました。

 桜の塩漬けが乗っていたり、中に桜の葉を刻んだものが入っていたりして、とても美味しかったです。

 かき氷をいただいた後、じい君が三条通の中谷堂さんでよもぎ餅を買いたがったのですが、Instagram とか Trip adviser でとても有名になっているせいで、これまで見たこともないくらいの大行列ができていて、買うのを断念しました。

 さて、またもや「あをによし」に乗車して京都に行きました。

 近鉄電車のホームにも近い、京都駅八条口のタクシー乗り場は長蛇の列。

 ふと見ると、皆さん中型小型乗り場に並ばれていて、大型のベンツタクシーがヒマそうにしていました。そこで、「乗れますか?」とうかがったら、えらくあっさりと「どうぞ」と言われ、待ち時間ゼロで乗り込みました。

 行き先は、新婚旅行で伺って以来、4月の第1日曜日に必ず伺ってきた「柊家旅館」さん。

 いつも通される51号室に今回も泊めていただきました。

 40年前の新婚旅行は、皆さん当たり前のように海外に行かれていて、京都に行ったりするカップルはもういませんでした。

 時間もお金もなかった私ども夫婦は、それでも喜々として泊めていただいたのでした。そして、4月の第1日曜日に(第1土曜日だと宿泊料がかなりお高いのでw)はずっと泊まりに来ておりました。

 しかし、令和の超物価高と街の一般弁護士収入の激減もあり、「今年で柊家旅館さんに伺うのはやめにしましょう。」と話し合い、最後の訪問となりました。

 

 

 美術品に囲まれて寛ぐ。

 お部屋の檜風呂

 湯あたり避けの空間

 お部屋の雪見台から

 桜はまだ蕾

 本館側

 

 

 お部屋のお風呂にだけ入ればいいのに、貸し切り風呂をお願いして入りたがるじい君。貸し切り風呂は2ヶ所あり、1つは白川女か大原女かのステンドグラスがあって広々としています。じい君はそちらに入りたかったのですが、残念ながら狭い方に案内されました。

 お風呂の担当は長い間もの柔らかなおじいさまで、この人の用意して下さった貸し切り風呂の湯加減は、本当に神業のように適温でした。

 この方が定年退職されたのか、その後を継いだ若い男性がお風呂を担当されましたが、この方の湯加減もピッタリでした。

 ただ、今年は初対面の圧の強い中年男性に替わっていて、湯加減も適温ではなくて熱めでしたし、フロントのスタッフさんに伝言するのも、「51号室、入りよったわ!」と仰っていました。

 それまでのおじいさまや若い男性スタッフは、「51号室のお客様が入らはりました。」と一応敬語で伝えておられたので、ちょっといやな気分になりました。

 きっと、海外のミリオネアみたいなお客様しか相手にしたくなくて、一般の日本人なんか客とも思えないのでしょう。

 いわゆるバブル世代とみられるその中年男性スタッフ、お金にしか頭を下げられないのでしょうね、きっと。

 そういう方は出会った人がどの程度の経済状態の人間かを、きっと一目で見分ける能力が卓越しているのだろうと思います。

 お眼鏡に適わなかった私ども夫婦には、敬語も使いたくないし、広めのお風呂にも入れたくないということだったのでしょう。

 今年で柊家さんもお終い、と、思っていたので、ある意味そういうスタッフさんに出会ったのが「いい区切り」になりました。

 前にお風呂を担当されていたお2人は、「適温のお風呂を用意する」「お客を喜ばせる」、というのを誇りにされていたと感じましたが、今の担当者は「ちぇっ!俺ほど偉い人間がこんなつまらない夫婦の世話をさせられるなんて。くそっ!」という感じで働かれているように見受けられました。

 

 

 漆塗りの狭めの浴室。

 浴室自体は美しい。

 

 

 湯加減とか接客はイマイチでしたが、お風呂自体はなかなかないくらいの美しさです。「狭い方に通された」という不満も、以前のように湯加減と接客が絶妙ならば、そんなことも感じないで済んだのに、と、じい君が申しておりました。。

 ※例年は貸し切り風呂のお写真は控えていましたが、今年は最後なので撮らせていただきました。

 

 今年から板長さんが変わられたという夕食の献立は。。

 

 

 

 

 どれも美しい一品でした。

 前日「奈良 而今」さんでも懐石料理をいただきましたが、和食は見た目も美しく、美味しくて身体に優しいところが本当に素晴らしいと思います。

 柊家旅館さんで、お部屋係としてお付き合い下さった「初音」さんは、同世代の素敵な女性でした。柊家さんでは3人のお部屋係さんとお付き合いしましたが、「初音」さんは控えめな美女で、一番心に残る方でした。

 現在は柊家さんで最年長なのだそうです。

 お別れは寂しいですが、お互い良き「わかれどき」だったような気もします。

 

 その翌週末は、じい君のお仕事で久しぶりのお江戸。

 アタシも一緒に上京して、恩賜上野動物園と美容院に行きました。

 

 

 

 

 桜桜は見事に満開を迎えていました。

 桜の時期の恩賜上野公園なんか、普通だとおっかなくて行きたくないのですが、雨雨が降っていて寒かった(この日の東京は最高気温が13℃)ので、人が少ないはずだと思い、思い切って行ってみました。

 学習能力のないアタシですが、さすがに公園口から動物園の正門までの道が雨でも集まる酔狂な花見客で混雑することは想像できたので、やっと理想通りに「パンダのもり」近くの不忍口から入りました。

 それまで恩賜上野動物園のチケットは大人1人分の600円を払っていたのですが、65歳になったので300円になりましたチョキ

 ちなみに兵庫県民なので、神戸市立王子動物園は無料で入れるようになりました。

 もうタンタンパンダぶどうに会えないので、行くこともないと思いますが。。

 あまりにも寒かったので、上野のコンビニで使い捨ての雨合羽を買い、着込んでシャオ・レイ見学希望者の列に並びました。

 この日は60分待ちでした。

 プバオちゃんパンダダイヤモンドに会いに行けば雪雪の結晶が降って寒く、シャオパンダグリーンハート・レイパンダイエローハートに会いに行けば雨雨が降って寒いです汗

 やはり、ふうパンダもみじが魔法を掛けているとしか思えません。

 

 

 やっと気づいたてへぺろ?

 愉快、愉快音譜

 

 

 小一時間ほど並んで、シャオシャオパンダグリーンハートとレイレイパンダイエローハートの屋内展示場に行きました。春休みのせいか、お子さん連れのお母さんがたくさん並んでおられました。

 「やっぱり、東京ねー滝汗あせる」と驚いたのは、並んでいるお子さんがタブレットを出してお勉強していることです叫び!

 チラッと見ると、小学校低学年のようなお子さん達が、小雨降る中タブレットを操作して、数式を解いたり漢字を練習したり英語の単語を覚えたりされていました。

 アドベンチャーワールドにはそういうお子さんは来ないので(まぁアドベンチャーワールドというのは、パンダに会うために1時間立ったまま待つような環境ではありませんが)、何だか感心してしまいました。

 そして、「東京って、小さな子でも競争がすごくて、生きるのが大変なのね滝汗」と感じました。

 さて、今回もシャオシャオパンダグリーンハートはまったくお顔を見せてくれませんでしたが、レイレイパンダイエローハートちゃんは、至近距離に来てくれました目がハートラブラブ

 

 

 双子の見学時間だけ制限有り汗

 至近距離のレイレイちゃん目がハート

 めっちゃ可愛い飛び出すハート

 お久しぶりのシンシン音譜

 いつも動き回ってるリーリー🌰

 

 

 双子の見物には制限時間がありますが、ご両親との対面はタイムレスです。

 存分に対面し、その後いつもどおりに松坂屋上野店2階の「上野案内所」へ。

 

 

 

 

 中国に返還されたシャン子ちゃんの新しい本を購入し、案内所近くの「カフェ コムサ」でランチを摂りました。

 サラダ、パスタ、コーヒーか紅茶で1400円。

 都心部では良心的な価格といえるでしょう。

 

 

 筍と鶏のパスタ🍝

 

 

 ところが、こちらのパンダケーキをいただきたくなりました。

 ケーキは一切れ1500円で、ランチよりも高いのです。

 

 

 綺麗で美味しいケーキ🍰

 ココア粉で竹🎋

 

 

 結局、バランスは悪いのですが、ここでしか食べられないケーキに目が眩みw、いただきました。高級フルーツがたっぷり使われていて、とても美味しゅうございました♪

 その後は久々に美容院で髪を調えていただき、夫の定宿「シェラトン都ホテル東京」へ。

 運動がてら、白金台の駅から歩きました。

 こちらのホテルの洋風ダイニング「カフェ カリフォルニア」さんには、お犬様と同伴できるスペースがあるそうで、お犬様用の洗い場があります。

 

 

 

 

 ホテルには広い庭園もありますが、入口付近の桜も五分咲きくらいで綺麗でした。

 

 

 

 

 アタシが先にチェックインしました。

 フロントの方に、「特典は何にされますか?」と聞かれたのですが、先日30万ポイントも盗まれたばかりなのでポイントなんかアホらしいと思い、チタン会員では朝食を摂れないことになっている中華レストラン「四川」の朝食を選びました。

 

 清明という節季に相応しい爽やかな日々ですが、「柊家旅館」さんとはお別れすることになりました。

 長い間、大変お世話になりました🙇

 極上の冥土の土産になりました。

 

 ところで、前週のJWマリオットホテル奈良と柊家旅館さんに伺うために、右膝を悪くしているのに頑張ってパンプス👠を3日間履き続けたら、足腰が立たなくなってしまいました叫びあせる

 仕方なく、超久しぶりに整形外科に掛かりました。

 とても親切なクリニックで、送迎バスまで運行されていますし、朝昼晩に分けて3回も診察時間が設けられています。

 長年じい君が顧問弁護士をさせていただいて大変お世話になったクリニックなので、いつも大混雑で大変なことは知っていましたが、やはり姫路の整形外科では一番信頼しているところなので、意を決して伺いました。

 恐れていた「変形性膝関節症」の重症ではなかったのが救いでした。

 3日間のパンプス👠生活でストレスが掛かって、一時的に足腰が動けなくなったようです。これからは、「ええとこ」に行くために低いヒールの革靴を買って使おうと思います。

 歳を取ると、動物園の入園料が安くなったりw悪いことばかりではありませんが、自己管理をキチンとしなくてはならない、と肝に銘じたことです。