早いもので、今年も建国記念日を迎えました。
毎日用事が多くて、あっという間に日が暮れます。
65歳にもなってこんなにバタバタする生活を送るようになるとは、ほんまに予想外でしたw
そうそう、今年の節分は土曜日でした。
平日ならスタッフにも振る舞うために「恵方巻き」を買うのですが、今年はアタシ達夫婦だけですし、今更「恵方」を向いて黙して食べて願うこともないので恵方巻きはやめて、ささやかな石川県復興の応援にと、金沢「舟楽」さんの棒寿司を取り寄せました。
スタッフがこれを読んでいたら、「わっ!今年は贅沢してる。」と怒るかもしれませんがw
さて、65歳になった途端「介護保険料を納めろ」というお達しがあり、「手続きをしても、自動引き落としになるのは3ヶ月後」とのことで、わざわざ金融機関に払込みに行かねばなりません。
12月生まれのアタシ、すでに1月分と2月分を払込みに行きました。
で、その間年金は鐚一文支給されていません。
つまり、65歳になった途端に国民健康保険料以外に月額15,000円強制的に徴収され始めるんです(4月からは介護保険料が値上がりするらしいので、いったい毎月いくら徴収されるようになるのか先行き不透明)。
で、お金と余命にゆとりのある裕福な方が70歳から年金受給され出す場合は5年間とにかく介護保険料を徴収されっぱなしになるのです。
アタシのように「65歳から年金を受給したい」という普通のおばあさんでも、65歳になりたての3ヶ月は取られっぱなし、もとい、徴収されっぱなしです。
まぁ、せいぜい介護保険のお世話にならないように気をつけながら生きますw
最近も膝を痛めて「整形外科に掛からなあかんかなぁ・・・」という事態に見舞われたのですが、「歳を重ねれば、多少の不調は当然」と思い、そのまま放置しています。徐々に衰えて自然に死ぬ、というのがアタシの理想です。
よく「こうすれば健康でいられる」みたいな情報を流すTV番組がありますよね。
あれが結構「くせ者」だと、65歳にもなると気づかされます。
NHKで石原さとみさんがMCをされている「トリセツショー」とかいう番組がありますよね。あれで何ヶ月か前に「血管を強くする」というのがあり、お医者さんが指導して脚を色々に動かす体操を紹介されていました。ボーッと眺めていると、血管が強くなれば健康寿命が長くなる、みたいなことを言われていたので、「ピンピンコロリ」を理想とするアタシは番組で紹介されていた体操を覚え、翌日から毎日やりました。すると、2週間ほど経って膝が痛み出しました。
まさか、お医者さんが指導された「血管を強くする健康体操」のせいだと思いもしませんでした。しかし、「それまではすこぶる快調だった膝が痛くなったのは、あの体操をし出してからではないか」と、じい君に指摘され、「しばらく(体操を)止めてみては?」と勧められました。
アタシとしても、ずっと同じような生活をしているのに、急に膝が痛くなったのがあの体操に励みだしてからだと思い当たったので、やめてみました。
すると、膝がスムーズに動かないのは変わらないのですが、たしかに痛みはなくなったのでした
姫路市内の整形外科クリニックは、どちらもリハビリ等で受診のお年寄りで大混雑していますし、ヘンな体操をしてわざわざなんともなかった膝を痛めた愚か者がご迷惑を掛けるのも気が引けますから、自力で痛みを取ることが出来てよかったです
「健康番組は40~50代までに向けて作られているもの」と肝に銘じましたw
おばあさんはおとなしく、あまり健康に高望みをせずに生きないと
で、健康寿命に恵まれているうちは、「やりたいことをやる」、「会いたい人に会う」、「食べたいものを食べる」、「行きたいところに行く」、「読みたいものは読む」、を徹底するつもりです
その逆は一切断つのは言うまでもありません。
この三連休が始まる直前、今年初めてお江戸に行ってきました
JR上野駅はいつも公園口を利用します。
昔のパンダ舎が公園口最寄りの動物園正門のすぐそばだったので、クセみたいなものです。正門を利用すると、いわゆる東園から入る形です。
現在パンダさんの展示場所は西園の「パンダのもり」なので、結構正門から距離があります。パンダさん目当てなら、JR上野駅の不忍口から上野動物園・弁天門に行って入園した方が効率的なのですが、いつも正門から入った後で「あ」と気づく前期高齢者w
まぁ年に2~3回しか来られないので、すぐには習慣を直せないですね。
パンダさんが東園からいなくなったのは、1年前のシャン子ちゃんの返還後のことですし。そういえば、NHKで『シャンシャンに会いたい』という番組がありました。中国返還後のシャン子ちゃんの様子を、あちらの担当飼育員をされている蘭蘭さんという方にカメラを預けて撮影して貰ったものを編集していました。
シャン子ちゃんは、通常の帰国パンダさんが検疫期間1ヶ月後には観覧可能状態になれるところ、8ヶ月も観覧できなかったのです。
蘭蘭さんは大変優秀な方で、国立四川農業大学を卒業され、数多くのパンダさん(たしか100頭以上とか)の飼育を経験された方だそうです。
その蘭蘭さんをして、大変に手間取らせたシャン子ちゃん。
アタシふぜいが申すことではないと思いますが、「無理もない」と思いました。
あちらのパンダ舎は、深山奥深くに設置され、1頭あたりの空間がアマンリゾートの高級ヴィラ並みの建物とその周囲一帯です。
上野生まれの都会っ子・シャン子ちゃんは、おそらくその10分の1程度の空間で過ごしてきた上、毎日毎日大勢のファンが詰めかけて「シャンシャーン」と呼びかけるようなところで生きてきたのです。
2歳になる前に独り立ちしましたが、すぐ近くに両親がいて、バックヤードでは両親の姿を確認出来るような状態に置かれていたと想像されます。そして飼育員さんもたくさんおられ、ファンはずっと彼女の前に詰めかけていました。
しかし、中国に返還されたらだだっ広い庭園付きのヴィラでひとりぼっちですし、物音も殆どしないでしょう。そばには蘭蘭さんしかおられません。
「自分は何か悪いことをして罰を受けているのかもしれない。どうして、家族皆のいるところに帰れないのだろう。どうして毎日来てくれていた人間たちが誰も会いに来てくれないのだろう。解らない言葉(中国語ですね)で、何かを話しかけてくれるお姉さんが1人だけそばにいるなんて、どうしてなの」
シャン子ちゃんがそんな気持ちになったとしても、無理もないと思います。
「私、捨てられちゃったんだ!」と思い込んで、落ち込んでいたのが、人間には「適応性の無い、臆病な性格」と見られたのかもしれません。
上野動物園のパンダさんに会いに行くたびに、上野の街の賑わい、飼育員さんとパンダファンの方々のパンダさんに対する熱意と愛情をヒシヒシと感じるアタシは、シャン子ちゃんがあちらに馴染むのに8ヶ月もかかったのは、仕方が無いと思います。
さて、アタシの孫娘と同い年の韓国エバーランドのフーバオちゃんですが、まだ4歳にならないのに、4月に中国に返還されるとのことです。
※フーバオちゃんは漢字で書くと「福宝」なので、印
ふうと同じ2020年生まれ(フーバオちゃんは7月20日生まれで、ふうは11月22日生まれ)ですが、貸与されている国と中国との取り決めで、「4歳以上になると返還要求されるようになる」と聞いていましたし、現にフーバオちゃんの返還予定は当初は4歳を迎える7月だと言われていましたが、最近になって急に早まりました。
政治の方面で中韓の関係が悪化しているのかと思いましたが、とくにそんなこともないらしいです。
なぜ3ヶ月も返還が早まったのかと不審に思っていましたが、「SNSの普及で、世界中のパンダさんの養育状況が中国のパンダ関係者の皆さんに筒抜けになっているからか」と、アタシは想像します。
フーバオちゃんは現在3歳ですが、2歳からは中国が決めた通りに「間接飼育」が必須です。
おそらく中国は細かく養育方法を指示されていると思いますし、世界中のパンダの飼育員さんはそれを厳守していると思います。
しかし、フーバオちゃんに関しては、それが守られているのかと疑わしく思われる時があります。
フーバオちゃんはいまだに飼育員さん達(姜さんと、孫さんという韓国人男性で、韓国ではこのお二人もパンダさん同様の宝「バオ」と言うことで、「カン・バオ」「ソン・バオ」と呼んで敬愛されています。)と直に触れ合うこともあるという暮らしで、先日もどなたかのYouTubeでフーバオちゃんが飼育員の方と、日本で言うところの「せっせっせ♪」に興じているところを見かけました
そういうことを把握した中国のパンダ関係者の方々が、「このままではフーバオは人間に馴れ過ぎたおかしなパンダになってしまう!」と危機感を抱いて、返還を早めたのではないかと想像します。
シャン子ちゃんが8ヶ月も掛かってやっと中国で観覧可能になったのですが、フーバオちゃんも同じくらい掛かりそうに思えます。
とはいえ、フーバオちゃんと飼育員さんとの様子は本当に微笑ましく、あれこれのSNSで拝見する度にほっこりします
Instagram でも好んで彼らの暮らしぶりをチェックしているほどです。
神戸の王子動物園の、タンタン(旦旦なのでお正月マーク)と梅元さん・吉田さんの関係も、とても微笑ましいです
さて、パンダさんに会うのには待機時間が掛かります。お陰で2ヶ月に1度の美容室の予約に遅れそうになってしまい、ランチを上野動物園「カフェ・カメレオン」でと思っていたのですが、青山に移動しました。
お蕎麦が食べたかったのですが、行きつけの『増田屋』さんは行列が出来ていたので、お蕎麦屋さんにしてはちょっとお高いためか行列の無かった『川上庵』さんに伺いました。
サラダは身体が冷えそうだけれど、野菜も摂りたくて「茄子とシメジ・・・」をいただき、季節限定の牡蠣天そばをメインにしました。食後は珈琲(苦みの強い、川上庵ブレンド)をお願いしたらアタシには苦すぎたのでお団子もいただきました。普通は蕎麦団子は一人前2串ですが、ハーフにしてもらいました。蕎麦団子は想像以上に美味しくて、苦みの強い珈琲とよく合っていました
で、美容院で髪を整えていただいて、じい君とディナーの待ち合わせで六本木の『ブーケ・ド・フランス』に向かいました。
青山あたりからは六本木に歩いて行けますが、おばあさんは大江戸線でたったの一駅でも地下鉄で移動しました。時間がたっぷりありましたので、ウロウロと六本木見物を楽しんできました。
時間つぶしに飽きて、『ブーケ・ド・フランス』に向かって歩き出しました。
途中で、有名寿司店『纏鮨』さん発見
大昔、このお店から泣きながら走り出てきた夏目雅子さんがどうのこうの、という記事を雑誌で読んだことがありましたっけ。夏目雅子さん、ほんまに美しかったですね。美人薄命を地で行くご生涯でした
約束の時間に15分ありました。
以前大阪で、15分前に入ろうとして出禁になったかき氷屋さんがありますので、怖ろしくて予約時間よりも早く食べ物屋さんに入る勇気がありません
スタバでもないかとキョロキョロすると、ブルーのボトルが描かれたお店を発見しました これはおそらく噂に聞いたことのある、名高い珈琲屋さん
そして、約束の時刻ピッタリに
ホテルはじい君の定宿「シェラトン都東京」。
ロビーにはおひな様
中国旧正月の「大晦日」だったせいか、中国からのお客様でいっぱいでした。
翌日のランチをこのホテルのレストランの中で大人気の『四川』さんで。
青島ビールは緑色のボトルが多いのですが、この金色のものはなかなか入れているお店がないそうです。アタシも初めていただきました。
コクがあって、とても美味しかったです。
この日は中国の方にとって元日でした。
『四川』さんも春節コースを用意されていました。
お店も満席でした
神戸のベイシェラトンも中華料理の『翠享園』が人気ですが、『四川』さんも『翠享園』さんも老人を気遣って、味の良さはもちろんのこと、どんなメニューもハーフサイズがあるところがじい君のお気に入りです。
北京ダックでも個数でお願いでき、蟹炒飯なんかクオーターサイズで提供して下さいました(それを2人で分けるというw)。
歳を取ると、たくさんは食べられない(そのくせ、色々なものが食べたいw)ので、こういうサービスは助かります。
昔から訪れているこのホテルは、都心なのに緑に囲まれていて落ち着きます。
連休初日に帰姫したので、そんなに疲れませんでした。
上野の「パンダはじめ」もできて、良いひとときを過ごせました。
お天気にも恵まれて、良い休養を取れました。
お世話になった皆様、その節はありがとうございました🙇