遅くなりました。
あけましておめでとうございます。
年末に飛び込んできた日韓協議のニュース。
テーブルに着く前からいろんな憶測が飛び
いわゆる保守層からでるのはほとんど批判。
どうもこの手の人達は韓国というワードにやたら反応するよね。
戦後体制からの脱却をはばむものは慰安婦問題ではないのに。
保守の定義がいかにばらばらでまとまりがないものかがわかります。
個人的にはあんな国ほっといてもいいくらい。
と思ってます。
でも隣やし、日米韓でやっていかなあかんし、で
仕方なし、ですよ。
安倍総理が気の毒ですわ。
ほんまやったら破たん寸前の国なんかどこも相手しませんよ。
協議の結果。
保守の意見は真っ二つに割れました。
案の定安倍総理のフェイスブックは大荒れ。
いつも思うんですけど。
いろんな意見があっていい。
でも汚い言葉など浅はかな言動はあかんでしょ。
右左関係なく人としてあかんでしょ。
保守の懇親会行くと、そんなんほんまに多い。
自分が一番正しいと思い、度を越えて主張する。
そうなると単なるマスターベーション。
人として最低限のマナーやらなんやらをすっ飛ばして愛国心とかなんとかばかでかいことがよく言えるなと。
自分がちゃんとしてないのに先人が、名誉が、とかぬかしよんねん。
まずおのれの足元固めるのが先やろ。
そんなマスターベーション見せられたら先人の皆さん引くわ。
ちゃんとせぇ、いうて逆にしかられるわ。
みながわれがわれが言うてる間は保守はまとまらずますますリベラル層が有利になるだけ。
あ。
脱線しました。
今回の日韓協議。
お見事。
この一言に尽きる。
韓国は戦後ずっとこれをカードに日本にたかり続けてきた。
それが今回の協議で
韓国と市民団体との対立となった。
つまりこれまで日本対韓国という国際問題から韓国の国内問題へと構図が変わったわけです。
これから朴政権はどのようにして市民団体を封じ込めるのか。
解決できないとなれば国際的信用はますます堕落。
知ってのとおりこの市民団体とやらは北朝鮮系。
要するに
いわゆる慰安婦問題は
北朝鮮とシナによる日米韓の分断工作が目的。
この日韓合意の裏にある真の目的はシナの封じ込めにある。
慰安婦という歴史問題を解決するということが対シナへの安全保障強化のためでもあったとなると安倍外交のしたたかさに驚くばかりである。
合意のニュースに想定内の
韓国、日本両国内から不満の嵐。
韓国国内からは金では解決できない、と意味不明なものや、
おそらく「合意」というワードが気に入らなかったのだろう、日本に屈したととらえた人が多いようだ。
日本国内での不満はまとめると二つ。
一つは約束を守らない国である相手にまた多額の税金を投入すること。どうせまた蒸し返される。
もう一つは岸田外務大臣の「軍の関与」という言葉に対して、であろう。
先人の名誉がまた汚された、と。
韓国の歴代大統領はみなそろって慰安婦問題を蒸し返す気はないと公言してきた。
しかし国内政治が行き詰まり国民に不満がたまるとガス抜きに反日政治をする、を繰り返してきた。
本来であれば1965年の日韓協定にてこの話は解決済み。
しかしたびたび歴代大統領は蒸し返しゆすりたかり。
それなのにまた払うのか?と。
しかし今回は賠償金ではない。
国際協力である。
慰安婦問題をを国際人権問題としてとらえ韓国政府が財団を設立する際日本も協力しますよ。ということだ。
しかもそこにソウル大使館前の慰安婦像の撤去が条件とされている。
つまりあとは韓国政府が人権団体と話をつけてくださいね、と。
なおかつ間にはアメリカが入り、この協議における合意は世界中の国が証人となった。
決して保守層のいうようなこれで慰安婦の強制連行を認めたことを世界中に発信してしまった、ということではないのが理解できる。
グローバルかつ普遍的視点で捉えたとき戦争によって女性も多くの苦痛を伴ったという事実に対してケアをしていく、そして二度と戦争というものがあってはならないという決意のもとである。
これは安倍外交のかかげる積極的平和主義、未来的志向そのものではないか。
慰安婦が韓国の国内問題に変わった以上日本に難癖をつけることはアメリカをはじめ世界中からの孤立を指す。
自国内の問題もまともに解決できないのかと朴政権は非難されさらに評価を下げるだろう。
これからが見ものである。
二つ目の「軍の関与」について。
このいわゆる慰安婦問題とは、そもそもなにが問題なのか、ということにさかのぼる。
戦時下において慰安婦制度は公的に認められており職業でもあった。
なのでそれに関しての問題はない。
そこに湧き出てきたのが軍による強制連行。
強制性があったのか、なかったのか。
この点だけの話を飽きもせずに何十年もやってるわけである。
日本政府は一貫として強制性は無かった、としているが河野談話や村山談話や、慰安婦賠償をしてきた経緯が韓国に絶好の切り札を渡してしまった。
今回岸田外務大臣の述べた「軍の関与」であるが、慰安婦自体は軍の管理の下運営されたのは事実である。
慰安婦の健康衛生管理を怠れば病気が蔓延し、たちまち軍隊は消滅してしまうからだ。
岸田大臣は軍による強制連行があったという意味での「軍の関与」とは一言も述べてはいない。
安倍談話の中にあった
「未来の子供達に背負わさない」
この決意は今回の協議でもぶれていない。
総理が掲げる戦後レジームからの脱却、未来志向に向かってぶれることなく着実に。
命をかけ強い信念のもと素晴らしい手腕で、さすがほんまもんの政治家。
私の中の支持率はまた上がりました。
安倍総理は地球儀外交と称し精力的に世界各国の首脳と会談をしてきた。
アジアのリーダーとして日本が世界のために日本のためになにができるのか、
どうすればいいのか。
戦争のない未来、平和な未来のために。
日本らしいやり方で。
これこそ八紘一宇の精神、ではないだろうか。