昨日のお昼のこと。
“ところで、今日の夜何してんの?”
恋人からメールが入ってきた。
ちょうど、このブログの復活宣言をし、プロフィールやらプラグインのタグやら登録情報やらを修正しながら、2年半のブランクは予想以上に大きいことを痛感していたところだった。
“今日は珍しく夕方に出かけるねん。 時間によっては大丈夫やけど”
この2年半で何も変わっていないのはアタシたちの関係。
2年半前のアタシたちをご存じの方は、“まだ付き合ってたの!?”とか、“まだ結婚してなかったの!?”とか思われてるかもしれなけれど、おそろしいほどに何も変わってない。
ただ、いろいろと取り巻く環境には変化があった。
“ありゃ、そうなんや。 行けるとしても9時ぐらいになるけど、いる?”
“帰るようにするわ。 一応、カギ持っといて!”
<2年半の間に変化したことその1>
アタシ、1年ちょっと前からひとり暮らしを始めました
彼からのリクエストで合鍵も渡してあるのです。
“無理せんくていいよ。ゆっくりしてきて! じゃあ勝手に入ってるし、また夜にね~”
“ありがとう。じゃあまた夜にね!”
そんなわけで、急遽、彼が来ることになった。
夕方からの用事は、ホントなら23時も過ぎちゃうぐらいだったのだけど、いくら“ゆっくりしてきて!”と言われたって2時間以上も待たせるわけにはいかないので、途中で帰らせてもらうことにした。
彼がウチに来るのは今年に入ってすでに2回目。
ウチ以外で会ったのが3回。あと、明日と30日にも会う予定なので、今月は合計7回か。
<2年半の間に変化したことその2>
会う頻度が劇的に増えました
ひとり暮らしを始めたことも理由の1つですが、
もっと大きな要因は彼の仕事環境の変化。
<2年半の間に変化したことその3>
まさに2年半ほど前から、彼が副業を始めました。
友達から頼まれてのことだったようですが、
勤務場所がアタシの勤務先に近く、
本業の経営者である親の許可もとれたということで決めたそうです。
そんなわけで、月5、6回、彼の仕事場へ潜入するように
上記のような変化もあり、これまで会えて月1、会えないときは3カ月開くこともあった彼との逢瀬が、2年半前を機に一気に増え、多いときには月10回会うことも。
不器用なアタシは、こういう急激な変化に精神面が追い付かず、ブログ更新がストップ。
ひとり暮らしを始めたら再開しようと思っていたものの、やっと落ち着いたのが今頃という……
でも、ひとり暮らしをするまでは家族共有のPCだったのが、今はマイPC!
しかも、このPCはテレビとしても使っているので、毎日必ず電源を入れる!!
ということで、前よりは更新できるんではないかと(でも断定はできないダメなアタシ)。
21時15分ほど前、用事を途中で抜け出してきたアタシは、電車に乗る前に彼にメールをする。
“お疲れ様。これから帰るけど、どう?”
すると彼から返事が。
“今着いたよ。くつろいどくわ”
早いって……(焦)
まだ21時になってないのに。
“そっか、ゴメンね~。タオルと着替え出しといたし、シャワーとか自由に使ってね”
“了解。気をつけて!”
若干焦りつつも電車に乗り、最寄駅前のスーパーで食料品を手早く購入し、帰路につく。
駅から徒歩3分というのは、こういうときすごく助かる。
このマンションを選んでくれた彼に感謝
ウチに入ると、彼はすでにベッドに入り、テレビ(PCだけど)を観ていた。
「おかえりー。寒かったやろ」
「ただいま。ホントめっちゃ寒かったわぁ」
でもなんだか心はあったまる。
いつか一緒に住んだら、毎日こんな感じなのかな、なんて勝手に妄想してみたり
来月で付き合って8年目に突入するアタシたち。
周りからは「まだ結婚しないの!?」とよく言われる。
でも、プチ遠恋には何かと考えることが多くて、なかなか踏み込めないのが現状……。
3年前、転職願望を明かしてくれた彼。→こちら
このときは気付かなかったけれど、彼がアタシに聞いた「今の仕事はずっと続けたい?」という質問、彼はこのときのアタシの答えを、アタシが思っている以上に重く受け止めているように思う。
自分の希望や願望の優先順位を低くしてしまうアタシの性格をよくわかっているだけに、あえて“いろいろ抜きにした”希望を聞き、それを叶えようとしてくれているような気がするのだ。
確かに、彼が転職し、こちらに住むことになれば、一気に結婚の道は開ける。
でも、100年に一度の大不況と言われる今の時代、転職は容易なことではない。
だったらアタシは今の仕事を辞めて、彼の住むほうへ行ってもいいと思っている。
「転職するのか仕事を継ぐのか、彼の決断待ちかな」
結婚について聞かれると、最近はそう答えるようにしている。
シャワーを浴び、髪の毛を乾かして、彼の隣りにもぐりこむ。
「寝てた?」
「……うん、寝てた」
彼の眠そうな眼を見ているとなんだか愛おしくなり、思わず口づける。
<2年半の間に変化したことその4>
少し大胆になりました(照)
「今日は仕事、早かったの?」
「うん、友達が話したいことがあるっていうから、仕事終わってから京都に行ってて。だから来た」
「そうやったんや」
まだ少し頭がはっきりしてない様子の彼。
詳しいことはまたあとで聞こうと思い、彼の腕枕で横になる。
しばらくすると、彼がキスをしてきた。
少し目が覚めたらしい。
さらに、アタシのパジャマのズボンの後ろ側から手を差し込んでくる。
今日は求めてくるのが早い。
寝起きって欲求が高まるのかしら!?
そうこうしているうちに上着をはぎとられ、キャミソールの上から胸の先をいじられた。
アタシも一気に高まる。
キャミソールを脱がされ、彼も上半身裸になると、まずは抱き合う。
いつもの手順。
彼の舌が胸の先を転がすように舐める。そしてたまにキス。
これもいつもの手順。
でも、なぜかマンネリは感じないから不思議だ。
ズボンと下着を脱がせ合い、彼の指がアタシの秘部へ到達。
全身を突き抜けるような快感が何度も押し寄せたものの、寸止め。
今度はアタシが攻める。
<2年半の間に変化したことその5>
2年ほど前にちょっとしたきっかけで
初めて(今の彼には)フェ○して以来、毎回するようになりました。
昔はあんまり好きじゃなかったこの行為も、
今では彼が喜んでくれることを嬉しく思うように。
アタシはいつも彼の横からするので、彼が手を伸ばすと届く位置にいる。
そうして胸や秘部を触られるため、攻めてるはずなのに声が出てしまう。
するとますます彼自身も硬くなる。
「……ん」
珍しく声を漏らした彼が、ティッシュを数枚取ってアタシに渡してくれる。
「ありがと」
ティッシュを受け取ったアタシは、それで口元を拭いた。
「じゃあまた、上に来て」
最近の彼のお気に入りはいわゆる騎乗位。
でも、アタシには動かなくていいと言う。
その体勢で彼が動くと、腹筋が鍛えられていい感じなんだとか。
アタシは硬い彼自身を自分の中に沈める。
「あぁ……!」
この体勢、アタシはすごく弱い。
さっき寸止めだっただけに、余計感じてしまう。
彼が動くたびにピチャピチャと音が鳴り、頭がどうにかなってしまいそうになる。
最初のうちは彼にキスをする余裕があったものの、胸の先をつままれたりしているうちに体に力が入らなくなり、彼の上に覆いかぶさって果ててしまった。
「大丈夫?」
「……うん、大丈夫」
息の上がったアタシの頭を彼がなでてくれた。
再び彼が動き始めると、快感の第二波が押し寄せる。
二度目は彼とほぼ同時だった。
しばらく抱き合って余韻に浸ったのち、彼がお茶を飲みたいと言うので、服を着てお茶を入れた。
お茶を飲みながら、相談があると言ったお友達の話や、そのときに買ったものの話などをする。
何気ないけど幸せな時間
「今日は泊まってくわ。明日仕事やし、6時に起きて行くな」
そう言って、携帯のアラームをセットする彼。
な・の・に!!
今朝、アラームで起きた彼は、まずアタシを抱きしめキスをすると、アタシのズボンを下ろし始めた。
「……ん!? 時間は? 大丈夫なん?」
驚いたアタシが訊くと、彼は「うん」とだけ答える。
車で2時間ほどかかるというのにいいのだろうか……。
アタシの心配をよそに、彼の手はまたアタシを刺激する。
結局、早朝から愛し合ってしまった
行為のあと、彼は急いでシャワーを浴びて準備をする。
「じゃ、行くわ。また明日ね」
「うん、また明日」
折れるほど抱きしめられ、玄関で2回キスをし、彼を送り出す。
朝から満たされた気分だった。
2年半の間に変化したこと。
アタシたちの関係は変わっていないと思っていたけど、会う頻度が多くなって、精神的にも成長して、絆は強まったかもしれないな。