2020年5月31日。
白鳥鳳山 記す。
11世紀のヨガの経典、ゴーラクシャシャタカンの読書メモ。
読んではメモ、他のことして読んではメモ、なので、語調がところどころ狂ってるのはメモだからしゃあない。
・胞中の話(生と美と死の講座でやる内容 )
・講座や研修会でやってた内容
などに含まれていることがしばらく、続く。
後半部分になって
・音、発音
・文字、形
を使った話も出てくる。
どれも既にHTでは活用&応用、現代人や未来に合わせて再構成させていただいている話題となっている。
※ なぜなら、古代の人類と、現代人は、環境もストレスも病気もカルマもご縁も異なる部分があるからです。同じようにしてできる部分はそのまま活用。特定の魂の流れや因縁や方向性を問われているところは削除。現代に対応できていない部分は再構成。というのが基本スタイルです。
ちなみに、イメージトレーニング専用スートラ5.2 は、大日経から宗教性を削除して、誰でもできるように再構成している。
※ 宗教としてやりたい人は、大日経そのものへレッツゴーすればいいのです。その人の生き方ですから自由に行けばいいのです。
なぜなら、人間なら誰にでも適応できる方法論と、特定の世界に繋げていきたいという目的が混ざっているからである。大日経に示された方法論を応用して、人それぞれの道や状態を自由に選択できるようにキャパシティーを広げたのが、スートラ5.2なのである。
この大日経は、漢文に翻訳される前の経典が7世紀ごろにはできていたのではないかという説があるそうだ。
大日経の中にはたくさんのマントラや図形や文字を使った方法があり、ヨガを示すであろう言葉【瑜伽(ゆが)】もある。
正直、文字や図形の使い方の研究、視覚化能力の使い方、特定の世界への指向性については、11世紀のゴーラクシャシャタカンよりも、圧倒的に7世紀の大日経の方が完成度が高い。
しかし、呼吸、胞中、バンダ、体内のさまざまな働きや要素への観察、逆転系のアーサナもちゃんとやれよとか、何らかの存在に繋がりやすくなるための心身の状態をつくっていくってことは、ヨーガ経典に軍配が上がる。
いやいや、たとえばよ、
★7世紀の大日経の先輩
【呼吸だのアーサナだのそんなもん、実技研修で死ぬほどやりまくって広めてるわい。文字で残す価値のあるところだけ残したんやで】
★11世紀のヨガの先輩
【いやいや、アーサナも図形もマントラも腐るほど作ったってばよ、んなもんみーんなやってて当たり前やろ?大事なコツだけ一言メモしただけやん。】
って、今では聞けない裏話があるかもしれませんよね。
それぞれの経典に関係するグループが活動していた時期や地域やメンバーは違っているのであろうし、グループ間の知恵の伝承があったのかなかったのか定かではないため、このような比較は全く意味のないことではあるが、少し面白かったのでメモしておく。
あーそれから、
11世紀のヨガの経典では、(仏教医学にもみられるのだが)地水火風空の意味や働きに例えて身体観察や浄化をしているが、これはHTでは採用していない。
解剖学や医学的な表現でアプローチしたり、チャクラを花と見立てて全身のナーディ~ を観察して浄化したり、スートラ5.2に載せている方法でやってあったほうが確実である。
で、ふぅさんが発見したような感覚が、5世紀~11世紀に実在したヨガの修行者のような感覚なのである。
ちなみに、全国のHTのお客さまたちの中には既にそんな感覚を復活させている人たちがたくさんいらっしゃることを私はよく知っている。ブログに載せていないだけで、全国から寄せられる皆様からのありがたいご感想が、物語っている。HTは常に、この星のたからばこの英知を、全国の皆様のために放出していくのである。
HTは、見た目だけのお遊戯会の道は歩まない、古代の先輩たちの感覚を復活させて、跡を継いでいくのである。
つづく