★29種類の経絡
達磨大師と【TAOの神仙治臓術】では29種類の経絡に精を通すことを推奨する。
大周天に関係する経絡は【】で示す。
経絡は肉体側の気血(波動)が流れる道のことである。経絡が崩れる原因や末路については主な傾向なので、絶対的に誰にでもあてはまるものではない。
肉体や意識から霊体に対して蓄積していくストレスについては既に別の資料がある。
同じストレスでも、肉体と霊体ではちょっと違った箇所に悪影響を与えていくことがある。
この記事<29種類の経絡 その1>では、21の経絡について紹介する。注意点としては、「経絡は29種類しかないのか?」と聞かれると「そうではない」ということである。治臓術では施術の目的をどのように設定するかで経絡の組合せや流れは変化するからである。
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★01:【任脈】主に動脈系
(肛門)‐会陰‐子宮・前立腺‐大動脈‐小腸‐大動脈‐心臓‐肺静脈‐気道―鼻腔
▽経絡が崩れる主な原因
・頭部への物理的な衝撃
・体に合わない飲食 ・睡眠不足 ・不安感 ・恐怖感
・自傷感 ・無力感 ・焦燥感 ・自分さえよければいいという感情
・他人のことに関して強い自責の念をもつこと
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・免疫力低下 ・疲労感 ・声帯や食道のガン ・胃ガン
・小腸や大腸のガン ・膀胱の不調
・生殖器、泌尿器関係の不調 ・精子の減少、卵子のエネルギー低下、胎児に供給されるエネルギーの低下
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★02:【督脈】主に中枢神経系
肛門‐仙骨‐腰椎‐頸椎‐脳幹‐小脳‐後頭葉‐頭頂葉‐前頭葉‐(鼻腔)
▽経絡が崩れる主な原因
・尾てい骨から後頭部まで(背面)への物理的な強い衝撃
・睡眠不足
・腰から首までの無理な肉の使い方
・他人を害する方向にある言動(や邪念を抱くこと)をしたことによって得た快感の波動
・他人を害する方向にある邪念
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・餓鬼界や畜生界の系統にある霊格の低い波動を体内に溜め込みやすくなる
・餓鬼界に関係する自分本位な欲求不満が増大しやすくなる
・自己否定の念が湧きやすくなる
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★03:【百会⇒頭部全体⇒全身の神経系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な事故 ・肉の使い方の悪い生活習慣
・緊張感
・物事や他人への習慣的な怒り、恨み、嫉妬、敵意、申し訳なさからの後悔
・死んだ方がましだという習慣的な願い
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・精神疾患につながる不調
・クンダリニーから逆回転性の邪気が製造される
・「菩薩のリング」で正気と邪気の判定が逆になりやすくなる
・ 脳全体の不調
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★04:【心臓⇒頭部全体の静脈系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な事故
・菩薩界所具地獄界に分類される強いストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・肩、首、頭部の筋肉に関する不調
・心臓、気管支に関係する不調
・神疾患につながる不調
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★05:【下顎⇒首⇒腹部の動脈系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な事故
・菩薩界所具地獄界に分類される強いストレス
・不本意に触られることによるストレス(例えば道でぶつかったり、電車で隣の人と肘や膝が触れていたり、満員電車の寿司詰めなど)
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・視覚、聴覚、嗅覚の不調 ・胸部全般の不調 ・咽喉部の不調
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★06:肝臓系
百会→中脳→延髄→頸椎(首の後ろ)→右肺→心臓→大動脈→腹腔動脈→肝動脈→肝臓→胸椎→胆嚢→胆管→胃→静脈→肝臓→胸椎→小腸→静脈→肝臓→胸椎→大腸→静脈→肝臓→大静脈→心臓→頸椎→左肺→頸椎→延髄→中脳→百会
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食の過剰
・他人に対する支配的な邪念を抱くことによるストレス
・他人から支配される屈辱というストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・肝機能低下
・経絡として繋がっている各部位の機能低下
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★07:右の腎臓系
胸椎‐神経‐右の腎臓‐輸尿管‐膀胱‐神経‐腰椎‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食の過剰 ・他人の低次元な言動によって受けたストレス
・他人に対して抱いた低次元な身口意のストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・腎臓や膀胱の機能低下
・腰や背中などの痛み
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★08:左の腎臓系
胸椎‐神経‐左の腎臓‐輸尿管‐膀胱‐神経‐腰椎‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食の過剰 ・自分の低次元な言動によって受けたストレス
・他人に対して抱いた低次元な身口意のストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・腎臓や膀胱の機能低下
・腰や背中などの痛み
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★09:胃系
胸椎‐神経‐胃‐動脈‐十二指腸(と小腸の一部)‐神経‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食 ・睡眠不足
・自己表現の緊張感 ・罪悪感 ・焼きもち、怨嫉
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・胃の不調
・十二指腸潰瘍
・小腸や下行結腸の不調
・便秘や下痢の一部
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★10:小腸・大腸・直腸・肛門系
胸椎‐小腸‐胸椎‐大腸‐直腸‐肛門‐神経‐仙骨‐腰椎‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食 ・睡眠不足
・他人から押さえつけられることによるストレス
・他人に対して後ろめたいことがあるストレス
・自分の命を軽視することによるストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・上行結腸や下行結腸の痛み
・小腸、大腸、直腸、肛門関係のトラブル
・下痢や便秘の一部
・肛門括約筋の機能低下
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★11:膵臓系
胸椎‐膵臓‐胃‐脾臓‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・体に合わない飲食
・他人の命を軽んじることによるストレス
・他人に対して卑怯な言動をしたことによるストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・代謝不良
・膵臓の機能低下
・背中の痛み
・胃や脾臓の不調
・甲状腺の不調
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★12:脾臓系
胸椎‐脾臓‐胃‐肝臓‐脾臓‐胸椎
▽経絡が崩れる原因
・自己矛盾によるストレス
・自分を取り繕った言動によるストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・背中の痛み
・胃や肝臓や皮膚のトラブル
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★13:生殖器系
男:仙骨‐膀胱‐精管膨大部‐精嚢‐精管‐精巣‐尿道球腺‐海綿体‐亀頭‐神経‐仙骨‐神経‐脚部の神経‐つま先‐脚部の神経‐仙骨‐肛門‐神経‐腹腔神経叢‐神経‐胸神経‐胸椎‐脳‐脊髄‐仙骨
女:仙骨‐子宮‐卵管‐卵巣‐卵管‐子宮‐膣‐会陰‐尿道‐膀胱‐神経‐腰椎‐仙骨‐神経‐陰核‐神経‐脚部の神経‐つま先‐脚部の神経‐お尻の両サイド‐背中の両サイド‐首‐脳‐脊髄‐肛門‐膣‐子宮‐仙骨
▽経絡が崩れる原因
・したくない相手と性行為をすることによるストレス
・したい相手と性行為ができないことによるストレス
・性的な自信のなさというストレス
・異性への過剰な怒りから、子供を抹殺してしまおうという潜在的なストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(末路)
・生殖器の不調
・性欲の低下
・精神的な不調
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★14:【右手の指先⇒腹部までの動脈系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な強い衝撃
・無理な肉の使い方
・任脈の崩れからの影響
・他から受けた餓鬼界、畜生界、修羅界に属するストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害
・冷え性
・腎臓系、呼吸器系、心臓系、肺系の不調
・胃系の不調
・直腸系の不調
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★15:【左手の指先⇒腹部までの動脈系】
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★16:【右手の指先⇒心臓までの静脈系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な強い衝撃
・無理な肉の使い方
・任脈の崩れからの影響
・他から受けた餓鬼界、畜生界、修羅界に属するストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害
・皮膚関係の不調
・大脳前頭連合野関係の不調
・触覚や味覚、視覚の不調
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★17:【左手の指先⇒心臓までの静脈系】
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★18:【右の足先⇒心臓までの動脈系】
▽経絡が崩れる主な原因 ・物理的な強い衝撃
・無理な肉の使い方
・任脈の崩れからの影響
・他から受けた餓鬼界、畜生界、修羅界に属するストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害
・倦怠感の増大
・腎臓系、肝臓系の不調
・前頭葉の不調
・生殖器系の不調、精子の製造能力低下など
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★19:【左の足先⇒心臓までの動脈系】
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★20:【右の足先⇒心臓までの静脈系】
▽経絡が崩れる主な原因
・物理的な強い衝撃
・無理な肉の使い方
・任脈の崩れからの影響
・他から受けた餓鬼界、畜生界、修羅界に属するストレス
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害
・地獄界、餓鬼界、畜生界の系統にある霊格の低い波動を体内に溜め込みやすくなる
・地獄界に関係する欲求不満が増大しやすくなる
・他者否定の念が湧きやすくなる
・脾臓系や膵臓系の不調
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★21:【左の足先⇒心臓までの静脈系】
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