ライアーって何 | Akasha のブログ 

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ソウル・サウンド・ライアー制作 宇宙の音・地球の声(そらほし)WS


先日、いろんな分野の方が集まる会合で、自己紹介をさせていただく
機会がありましたが、まだまだ、
「ホメオパスです」「???」
「ライアーという楽器を使ったサウンドセラピーをしています」
「?????」という感じで、ホメオパシーも、ライアーも、
まだまだ、知られていない言葉なのだということが、よくわかりました。

普段は、シュタイナー学校の仲間や、ホメオパシーの仲間、
ライアーの仲間…と、みんなよく知った方と接しているので、
あたりまえになってしまっていたんですね。
それで、遅ればせながら、ライアーについて、少しご説明いたします。

ライアーといのは、シュタイナー教育において、
心と体と魂を癒す「治療」を目的とした楽器として考案されたものです。

その生みの親は、ドイツの音楽家プラハトと、彫刻家ゲルトナーでした。
プラハトは、「音楽を外からの響きとして伝える楽器の音は、
魂の保護を必要とする子どもたちの心には、届かないのかもしれない」と考え、
既成の楽器から、子どもたちのための楽器を探しましたが、
見つからず、新たな楽器を創ることを決意しました。

プラハトとゲルトナーは、試行錯誤を重ねた結果、
人間にとって、本当に必要な楽器として、ハープに近い弦楽器にいきついたのです。

ライアーの原型となった竪琴型の楽器の起源は古く、
古代ギリシャ時代には、精神世界・医療・教育において、
非常に重要な役割を担っていました。

1926年に誕生したライアーは、「静けさを聴く」楽器として、発展しました。
現在、その音は、脳や心を癒し、直接体に振動を伝えることによる治療効果から、
シュタイナー教育の現場はっもとより、様々な場所で、
用いられるようになっています。

ライアーには、大きく分けて、2種類あり、
1つは、共鳴箱のあるタイプ、
もう1つが、共鳴箱のないタイプです。

共鳴箱があると、ギターの原理と同じで、
音は、箱の中で共鳴し、外に大きく響かせることができます。

アンドレアス・レーマンのライアーには、共鳴箱がありません。
そのため、弦から生まれる振動は、すべて、体に直接伝わることになります。
この振動にこそ、癒しの効果があると、考えられています。

音はそこそこ再現することができますが、
音の響きを体感するというのは、どうしても、実際に体験していただくしか
ありません。

「癒しの森」では、アンドレアス・レーマンが制作する
共鳴箱のないライアーをご紹介しています。演奏用のライアーと、
ヒーリングと瞑想に特化されたライアーがあり、ヒーリングライアーは
現在5種類あります。ライアーの練習会・レッスン、ヒーリングライアーの体験、
個人のセッションなど、ご興味のある方はお問い合わせください。
また、レーマン氏を招へいして、「癒しの音」「ライアー制作」の
ワークショップも開催しています。ブログに情報を掲載しますので、
ぜひ、ご参加くださいね。