「首や肩甲骨が痛くて、ひどくなると腕まで痺れてしまう。病院での検査は異状なし。『更年期』と言われてビタミン剤をもらいました。でも、実際辛いんです。薬は飲んだからといって、良くもならず、飲まなくっても変わりません。首の痛みで思い当たるのは、20年くらい前のケガだけ。今更それが原因とも思えないし」



というご質問がありました。

20年前のケガが、痛みだした。まさか、あの時のケガが原因で今更・・・・。

それは、大いに考えられます。ケガをして痛みがあれば、その部分をかばうために別の筋肉を余計に使ってしまうことがあります。(代償運動)

身体全体に筋力もあり、別の筋肉を使うことで動きを補うことができているうちは特に不調を感じなかったのに、代償として使っていた筋肉がいよいよ疲労して来たり、全体的な筋力が衰えたりすると、古傷が痛みだす、ということがあります。


「何でもない。更年期でしょう」と言われてしまう、首や肩の痛み。腕のシビレについては、鍼灸(はり)で楽にすることができます。俗に50肩と言われる症状も、「放っておいても2年くらいで治る」とも言われています。

50肩も、腕や肩の周りの加齢変化によるものの総称だからです。

ただし、症状も傷んでいる部位も人によって違います



加齢による変化

筋肉の衰えによるものや、使い痛み、など。

飛行機でいえば「金属疲労」のようなものです

機械は部品を取り換えなければなりませんが、人間の身体は

「常に新しい状態に対応する」能力を持っています

だからこそ、20年前の傷は今まで痛まなかったし、50肩も2年で治る(痛まなくなる)のです



更年期で崩れたホルモンのバランスによる症状は、やがて身体が「ホルモンの分泌が少なくなった」ことを身体が理解すれば治り(治まり)ます



いずれ治まる、と言われる症状も、渦中にあるときは実際に辛いもの

鍼灸にかかることや、セルフケア、セルフメンテナンスの方法を学ぶことで、ただただ耐えて頂かずに乗り越えることができるのです




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