サーチナ【浅田真央の新コーチに佐藤氏、韓国で「オーサー氏じゃないの?」】
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0908&f=national_0908_140.shtml

 2014年ソチオリンピックの優勝をめざす浅田真央選手の新コーチに佐藤信夫氏が決まった。現在技術のコーチを務める長久保裕コーチのもと、ジャンプの基礎から固め直している浅田選手は、7日から佐藤コーチを首席コーチとして迎え入れ、本格的な指導を受けることになった。

 韓国メディアもこの話題に大きく注目、関連記事が続々と登場した。日本の報道を引用しながら「佐藤コーチは基本技を重視する指導者として知られており、ジャンプの基礎から練習している今の浅田に適すると判断したと思われる」と伝えた。

 多くの韓国メディアは、佐藤信夫新コーチが現役時代に全日本選手権で10回連続優勝した伝説の人物で、荒川静香選手や村主章枝選手などスター選手を指導したことがあるコーチの経歴も紹介し、「浅田真央の首席コーチに世界フィギュアスケートの殿堂に入った日本の名コーチ佐藤信夫氏が就任した」「浅田真央がコーチに日本フィギュアの伝説佐藤信夫氏を迎え入れた」などと報じている。

 特に、2週間前にキム・ヨナ選手と元コーチオーサー氏が決別した泥沼劇に浅田選手の「コーチ提案説」が取りざたされたこともあり、関連記事の中には「浅田真央、新コーチに信夫氏『オーサーじゃないの? 』」という見出しの記事もみられた。同記事は、「オーサーじゃなかった」「とにかくオーサーじゃなくて幸いだ」などとするネットユーザーの声を紹介した。

 一方、ロスアンゼルスに本拠地を移したキム・ヨナ選手はオーサー氏と決別後初めての記者会見に臨んだが、決別の理由は語らなかったという。記者会見の様子を伝えた韓国メディアは「決別の理由の一つとされた浅田真央のコーチ提案説は静まってきた。真央側が否定したことに続き、新コーチに佐藤信夫氏を選任したからだ」との見方を示した。(編集担当:金志秀)

【関連記事・情報】


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日本メディアより一部分は適切な、詳しい報道をしているところが微妙なところ(苦笑)。

騒ぎは一旦沈静化したが、また事ある毎に持ち出すのは確実。
IMGの正式な対処を望む。

キムが「決別の理由は語らなかったという」のは、その質問がNGだったから。
スキャンダルを起こしたタレントの参加するイベントのよう。
まぁ、ある意味スキャンダルだが(苦笑)。


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ゆかしメディア【「伝説」と韓国紙に報道された浅田選手の新コーチ】
http://media.yucasee.jp/posts/index/4657

 フィギュアスケートの浅田真央選手(20)のメーンコーチに佐藤信夫氏(68)が就任したと発表された。お隣の韓国でも関心は高く佐藤コーチ就任を各紙が報じており、「伝説」との報道が多く、キム・ヨナ選手陣営にとって脅威だと見ているようだ。

 国論を二分する騒ぎともなっていたキム・ヨナ選手と、前コーチのブライアン・オーサー氏との問題はもう解決したのか。各紙が今度は浅田真央選手のメーンコーチに佐藤信夫氏就任を伝えた。複数メディアが、佐藤氏を「伝説」と神格化しているのだ。

 現役時代は、全日本選手権で前人未到の10連覇を達成し、国際舞台でも活躍。今年、世界フィギュアスケートの殿堂入りも果たした。自身の長女佐藤由香さんを指導して1994年の世界選手権優勝をはじめ、五輪金メダリスト荒川静香さん、安藤美姫さんらを指導。現在は男子の小塚選手らを教えている。

 日本での実績はずば抜けており、ヨナファンや韓国メディアには「伝説」と恐れられるのも当然か。ジャンプ、振付はもちろん、スケート靴の調整にも長け、しかも人柄も良く、スケート界からの信望は厚い。

 佐藤氏は新横浜を拠点にしているために、名古屋を拠点とする浅田選手とは物理的に難しい面もあったが、浅田選手は、小塚選手のように名古屋と新横浜で練習をするのだという。

 韓国も恐れる伝説の男も68歳。4年後のソチ五輪では72歳。スケート人生の集大成を浅田選手に注ぎ込むだろう。


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中央日報【浅田真央、新しいコーチに佐藤氏】
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=132866&servcode=600&sectcode=600

 コーチなしで練習をしてきた浅田真央(20)が日本人コーチ佐藤信夫氏(68)を新しいコーチとした

佐藤コーチは自分の娘である佐藤有香を直接教えて1994年に世界選手権大会で優勝、2006年トリノ冬季五輪金メダルリスト荒川静香を指導した名コーチだ。

ほかに安藤美姫、村主章枝など現在、日本フィギュアを代表する看板選手たちも皆、佐藤コーチの指導を受けた。彼は現役時代、日本選手のうち初めて3回転ジャンプに成功し、全日本選手権大会を10連覇する偉業も果たした。1965年、世界選手権大会では東洋人男子選手で初めて4位に入った。

特に2月、日本人史上2番目に世界フィギュアスケート名誉の殿堂に入った。浅田真央は「佐藤先生から技術的にも精神的でも多くの教えを受けることができる。今季も頑張る」と覚悟を明らかにした。


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佐藤コーチが「伝説」であることは否定しない。
素晴らしいコーチである。

しかし、トリノ金メダリスト荒川静香のコーチだということで騒いでいるのか(苦笑)。
ちょっと微妙。


厳密に言うと、荒川静香のコーチは佐藤久美子なのであるが・・・。

<参考>
Wikipedia「荒川静香」より抜粋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%B7%9D%E9%9D%99%E9%A6%99
元コーチ:
ニコライ・モロゾフ、タチアナ・タラソワ、阿部奈々美、エフゲニー・プラトフ、リチャード・キャラハン (2003-2004)、佐野稔、佐藤久美子、染矢慎二、長久保裕 (-1998)


当時は、村主と荒川の不仲が大変なもので、
村主は信夫コーチ、荒川は久美子コーチで、
信夫コーチも久美子コーチもお互いの教え子の直接指導は避けていたという話である。

タラソワ師事は、村主に泣きつかれたS田の嫌がらせかと勘ぐったくらいであったが、
結果的にそれは素晴らしい結果をもたらしたので嬉しかった。
(2004年の世界選手権のキスクラはタラソワの他に、プラトフ等、恐ろしいほど豪華なメンバーであった。)


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Universal Sports 【Why Nobuo Sato is a good choice for Asada】
http://www.universalsports.com/blogs/blog=gofigure/postid=491847.html

After an Olympic season under the guidance of Tatyana Tarasova, two-time world champion Mao Asada has named Nobuo Sato as her next coach. Here are three reasons why the Hall of Fame coach is a perfect fit for the Japanese champion.


Mao Asada has proven she does not need a coach - she coached herself to her first world title in 2008.

The next two seasons Asada lived in Russia (part-time) to work with Tatyana Tarasova. But at Worlds in March, Tarasova was not rink-side when Asada skated to her second world title. (Her assistant Shanetta Folle was there, but it was clear Asada's future coaching arrangements were uncertain.)

So the search was on for Asada's next coach and rumors began swirling that Brian Orser, formerly of the Kim Yu-Na camp, was offered the position. (Could this have been the reason for Kim's recent departure- we will always wonder...) According to Orser, he claimed loyalty to his Olympic champion and thus an Asada-Orser combo was not to be.

This may have been for the better, as the two-time world champion Asada has named Nobuo Sato as her next coach.

Here are three reasons why Sato is a perfect fit for the Japanese champion.

1. Location, location, location - Asada will not have to leave Japan. After training stints in Lake Arrowhead, California with Rafael Arutunian and in Russia with the legendary Tatyana Tarasova, it is clear that Asada feels most comfortable at home. Specifically last year with Tarasova, Asada spent several weeks at a time away from her coach while training back in Japan with assistant coach Shanetta Folle.

With Sato on board, Asada can stay put - and wouldn't you be more comfortable in your home country where the language, culture, and food is what you are used to?

2. Low key - Few coaches show as much rink-side restraint and calmness as Nobuo Sato. Look at the beginning of this video as he sends student Takahiko Kozuka out to compete. (The pat on the back centers Kozuka's energy, and while the superstition is unique to Kozuka, Sato's delivery must be the real key to success.)

By no fault of Asada's, working with Tarasova brought its own set of complications as the legendary coach advises much of the Russian team and is a prominent and outspoken figure in the sport. With Sato, Asada can peacefully and quietly train in Japan and avoid outside distractions.

3. Proven success - Nobuo Sato (with wife Kumiko) most notably coached daughter, Yuka, to the 1994 world title. Since then, he has instructed many of the top names in Japanese figure skating including Miki Ando, Yukari Nakano, Fumie Suguri, and currently Takahiko Kozuka.

His students are known for strong and powerful basic skating and overall consistent performances. While Asada seems to have developed a solid base in both regards, Sato brings stability to the Olympic silver medalist's career as she trains for a shot at gold in 2014.


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こちらもSUN_SUNさんに教えていただきました。
ありがとうございました。m(_ _)m


書いてあることを私なりにおおざっぱにまとめると・・・。
( 英語は苦手なので、間違いだらけと思われる。だったら辞書引けよ、と自己ツッコミ中。
 間違いはご指摘願います~。)


「なぜ佐藤信夫コーチは浅田にとって良い選択なのか」

まず出だしにびっくり(笑)。

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「浅田真央はコーチを必要としないことを証明した。
彼女が自身をコーチしたということを、2008年に初めての世界タイトルをとった時に。

次ぎの2シーズンは時々ロシアに行き、タチアナ・タラソワと仕事した。
しかし、3月の世界選手権では2回目の世界タイトルを手にした時、タラソワはリンクサイドにいなかった(彼女のアシスタントのジャネッタ・フォレはいたが。しかし、これは、(タラソワが)将来的に浅田を教える準備があやふやであるということをクリアにした)。

そこで、浅田は次ぎのコーチを探すことになるのだが、前世界チャンピオンだったキム・ヨナの元コーチだったブライアン・オーサーにオフォーしたという噂の渦に巻き込まれることになる。」

(略)


佐藤コーチが日本チャンピオンにパーフェクトにフィットするという理由は以下。

1.ロケーション
 浅田選手がラファエロ・アルトゥーニアンに師事した時と、タラソワの元を訪れた他は、母国にこだわったということ。

2.控え目(怒らない、大声を出さないという意と思われる)

3.証明された成功
 (実績があるということ)


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途中で訳すの面倒になりました(苦笑)。ごめんなさい。

この記事は"Blog"ということなので、
紙面には公開されないということだろうが、
日本メディアと違い、かなりきちんとかかれている。

佐藤コーチが適任であるということは、
世界中から同意されることなのであろう。


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2.の理由としてリンクされていた動画はこれ↓

【Takahiko KOZUKA 2008 GPF SP】
http://www.youtube.com/watch?v=5U-8YdnxORc



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昨日も書いたが、浅田選手に佐藤コーチがなんと声をかけるか。
とても楽しみである。
(ちょっと不謹慎かも・・・)


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