さて、今月の締め括りも兼ねて、私が如何にして千歌ユーに嵌まっていったか、振り返ってみたいと思います…
もはや公式に夢も希望も持てなくなり、二次創作を追いかける事も虚しくなっていった私は、一時期『リリカルなのは』の事を考えるのも嫌になっていました
元来後ろ向きな性格なので、ネガティブになる事を許されないユーノスレも居心地悪くなって見なくなったり、もしかしたら当時の私は、ユーノ君の存在そのものを忘れる事で絶望から逃げようとしていたのかも知れません
(まあ元々、あそこの『司書』達のポジティブさと妄想力は凄いと思う反面、StSのユーノ君を『無自覚のフラグ乱獲者』と言っているのと、何でもかんでも女性キャラをユーノ君とくっつけてしまうのには疑問がありましたが…(汗))
とは言え、一度入れ込んだものをそう簡単に忘れ去る事など出来るはずもなく、また未練がましくユーノスレを覗いてみたり、ふたばの『愛の無い生活』などのログを読んでみたり、以前ほど積極的ではないにせよ、ユーノ君関係をネットで追う事を再開していきました
そんな折も折、私はふとした事から、百合厨の巣窟と化していると思われていたニコニコ動画、通称ニコ動に、意外とユーノ君を良く扱った動画も少なくないと知る事になりました
(タグの中には堂々と『ユーノアンチ』などというふざけた分類もありましたが…)
『無限書庫ラジオ』、『司書長の人気を上げ隊』などのユーノ君動画を見ていくうちに、私はある動画と運命的な出会いを果たします
それは、千歌ユーの人ことタクム・ノノハラさんの作品『YU-NO EVO』シリーズ
私の好きな『TRANSFORMERS EVO.』の歌が流れる中、ユーノ君が、大神ソウマが、シン・アスカが大活躍するその動画に、私は引き込まれていきました
そこから私は一気に千歌ユーに…と、言いたいところですが、実はそこに至るまでにはまだまだ紆余曲折があったりします
ver3までのTVサイズ版を経て、fullバージョンのうpと共に、それまでイントロにほんの一瞬映るだけだった宮様こと姫宮千歌音、彼女が真のラスボスだったと明らかにされました
(ちなみに私はフェイトも敵だと思っていたので、fullバージョンでユーノ君の味方サイドに居たのを見て驚きました…だってそれまでアルフと戦ってるシーンあったんだもの(;^_^A)
そこでタクムさんのコメントに
「所でユーノ×千歌音ってどうよ?」
とあったのですが、その時の私は「それも面白いと言えば面白いけど、神無月の2人はガチ過ぎるし、それよりA'sエピローグのなのは達(当然、ユーノ君含む)とソウマを絡ませた方が話広がるんじゃね?」と思っていました
寧ろ場面の絶妙なカット繋ぎでソウマ×フェイトのカプを思いついたぐらいですし
(タクムさんが初期案ではソウマ×ヴィヴィオの予定だったと言ってましたし、そうなるとソウマ×フェイトに関しては私の方が先輩だったのかも知れません(ヲイ)
私が千歌ユーに嵌まる切欠となったのは、その後にうpされた敵バージョンの動画『PRAISE BE TO WINNERS』
そのタクムさんのコメント
「妄想設定でユーノと千歌音は幼い頃に生き別れた姉弟ということになっております」
作品を越えた姉弟
この妄想設定を見た瞬間、私の中でパズルのピースがぴたりと嵌まるように一枚画が完成していました
本来は『神無月の巫女』の世界の人間でありながら、『リリカルなのは』の世界に放逐されたユーノ君という、一枚の画が
作中で一人だけ魔力の不適合という異常が起きたユーノ君、『家族』や『絆』を前面に押し出している中で一人だけ孤独なユーノ君
私の中のユーノ像の全てが、その妄想設定で補完されてしまったのです
今までユーノスレの司書達の様々な妄想がどれも空虚にしか思えなかった、この私の中で
(まあ、画がある強みというのもあるのでしょうが…うん、あれはいい『ヤンデレの生き別れの姉に死ぬほど愛されて眠れないユーノ君』で『恋する宮様はせつなくて生き別れの弟を想うとすぐ世界を破壊しちゃうの』w)
それからです、私が千歌ユーにどっぷりと嵌まっていったのは
確かに原典の宮様は、臭わせつつも明言はしない中途半端ななのフェなんか比べ物にならないガチレズです
しかし、彼女と姫子には『前世から延々と続く束縛』という側面もありまして、そのループを断ち切ってみたらどうなるんだろう?というifは決して無意味じゃないはずなんですよ
実際問題、姫子は色々思い出すまでは、ソウマといい感じだったわけですし
私の中のユーノ像は、創起さんのそれに近く、自己愛の精神がごっそり欠けているという歪みを持っています
それを癒す事が出来るのは、宮様ぐらい重い愛情を持った『肉親』もしくは『家族』だけだと思うのです
理不尽なデウス・エクス・マキナに抗いながら、一度は奪われた絆を取り戻していく姉弟の物語
これは『リリカルなのは』のユーノ・スクライアと『神無月の巫女』の姫宮千歌音、そのどちらが欠けても成り立たなかったでしょう
百合への反発とか抜きに(全く無いとは言い切れませんが)、私の中ではっきりとした形を成したこの妄想は、今も尚留まる所を知りません
きっと、これからも…
さあ、来月からは完結編のプロットか、それともSSに挑戦するか、また小ネタで繋ぐか…
もはや公式に夢も希望も持てなくなり、二次創作を追いかける事も虚しくなっていった私は、一時期『リリカルなのは』の事を考えるのも嫌になっていました
元来後ろ向きな性格なので、ネガティブになる事を許されないユーノスレも居心地悪くなって見なくなったり、もしかしたら当時の私は、ユーノ君の存在そのものを忘れる事で絶望から逃げようとしていたのかも知れません
(まあ元々、あそこの『司書』達のポジティブさと妄想力は凄いと思う反面、StSのユーノ君を『無自覚のフラグ乱獲者』と言っているのと、何でもかんでも女性キャラをユーノ君とくっつけてしまうのには疑問がありましたが…(汗))
とは言え、一度入れ込んだものをそう簡単に忘れ去る事など出来るはずもなく、また未練がましくユーノスレを覗いてみたり、ふたばの『愛の無い生活』などのログを読んでみたり、以前ほど積極的ではないにせよ、ユーノ君関係をネットで追う事を再開していきました
そんな折も折、私はふとした事から、百合厨の巣窟と化していると思われていたニコニコ動画、通称ニコ動に、意外とユーノ君を良く扱った動画も少なくないと知る事になりました
(タグの中には堂々と『ユーノアンチ』などというふざけた分類もありましたが…)
『無限書庫ラジオ』、『司書長の人気を上げ隊』などのユーノ君動画を見ていくうちに、私はある動画と運命的な出会いを果たします
それは、千歌ユーの人ことタクム・ノノハラさんの作品『YU-NO EVO』シリーズ
私の好きな『TRANSFORMERS EVO.』の歌が流れる中、ユーノ君が、大神ソウマが、シン・アスカが大活躍するその動画に、私は引き込まれていきました
そこから私は一気に千歌ユーに…と、言いたいところですが、実はそこに至るまでにはまだまだ紆余曲折があったりします
ver3までのTVサイズ版を経て、fullバージョンのうpと共に、それまでイントロにほんの一瞬映るだけだった宮様こと姫宮千歌音、彼女が真のラスボスだったと明らかにされました
(ちなみに私はフェイトも敵だと思っていたので、fullバージョンでユーノ君の味方サイドに居たのを見て驚きました…だってそれまでアルフと戦ってるシーンあったんだもの(;^_^A)
そこでタクムさんのコメントに
「所でユーノ×千歌音ってどうよ?」
とあったのですが、その時の私は「それも面白いと言えば面白いけど、神無月の2人はガチ過ぎるし、それよりA'sエピローグのなのは達(当然、ユーノ君含む)とソウマを絡ませた方が話広がるんじゃね?」と思っていました
寧ろ場面の絶妙なカット繋ぎでソウマ×フェイトのカプを思いついたぐらいですし
(タクムさんが初期案ではソウマ×ヴィヴィオの予定だったと言ってましたし、そうなるとソウマ×フェイトに関しては私の方が先輩だったのかも知れません(ヲイ)
私が千歌ユーに嵌まる切欠となったのは、その後にうpされた敵バージョンの動画『PRAISE BE TO WINNERS』
そのタクムさんのコメント
「妄想設定でユーノと千歌音は幼い頃に生き別れた姉弟ということになっております」
作品を越えた姉弟
この妄想設定を見た瞬間、私の中でパズルのピースがぴたりと嵌まるように一枚画が完成していました
本来は『神無月の巫女』の世界の人間でありながら、『リリカルなのは』の世界に放逐されたユーノ君という、一枚の画が
作中で一人だけ魔力の不適合という異常が起きたユーノ君、『家族』や『絆』を前面に押し出している中で一人だけ孤独なユーノ君
私の中のユーノ像の全てが、その妄想設定で補完されてしまったのです
今までユーノスレの司書達の様々な妄想がどれも空虚にしか思えなかった、この私の中で
(まあ、画がある強みというのもあるのでしょうが…うん、あれはいい『ヤンデレの生き別れの姉に死ぬほど愛されて眠れないユーノ君』で『恋する宮様はせつなくて生き別れの弟を想うとすぐ世界を破壊しちゃうの』w)
それからです、私が千歌ユーにどっぷりと嵌まっていったのは
確かに原典の宮様は、臭わせつつも明言はしない中途半端ななのフェなんか比べ物にならないガチレズです
しかし、彼女と姫子には『前世から延々と続く束縛』という側面もありまして、そのループを断ち切ってみたらどうなるんだろう?というifは決して無意味じゃないはずなんですよ
実際問題、姫子は色々思い出すまでは、ソウマといい感じだったわけですし
私の中のユーノ像は、創起さんのそれに近く、自己愛の精神がごっそり欠けているという歪みを持っています
それを癒す事が出来るのは、宮様ぐらい重い愛情を持った『肉親』もしくは『家族』だけだと思うのです
理不尽なデウス・エクス・マキナに抗いながら、一度は奪われた絆を取り戻していく姉弟の物語
これは『リリカルなのは』のユーノ・スクライアと『神無月の巫女』の姫宮千歌音、そのどちらが欠けても成り立たなかったでしょう
百合への反発とか抜きに(全く無いとは言い切れませんが)、私の中ではっきりとした形を成したこの妄想は、今も尚留まる所を知りません
きっと、これからも…
さあ、来月からは完結編のプロットか、それともSSに挑戦するか、また小ネタで繋ぐか…