A BATHING APE BAPE STA (PINK) -SOLE No.25 | メンズファッション大革命

ア ベイシング エイプ ベイプスタ (ピンク)

エイプが売っているものはなんだろう?



スニーカーや洋服?CD?カフェ?…いや、そうじゃない。



エイプが提供しているのは、ブランドのイメージそのものである。



SOLE Noは、もちろん25(ニゴー)。


「音」の聞こえるスニーカー

音楽としてのヒップホップが生まれた背景には、
サンプリングというテクニックが大きく影響している。

サンプリングとは既存の音源の一部を引用、再構築して、
新たな楽曲を製作する音楽製作・表現技法のひとつで、
印象的なフレーズやギターリフを、繰り返しターンテーブルで回し、
その上に韻を踏んだリリック(歌詞)を乗せていく。

例えばランDMC とエアロスミスの「Walk This Way」などは、
あまりに有名。

これをきっかけに、以後、アーティストのコラボレーションや
フューチャリングは、音楽業界の定番的な手法になっていく。

では、これをファッション業界に当てはめるとどうなるのか?
それを実践したのが90年代中期の「裏原」ムーブメントであり、
その中心的存在の「ア ベイシング エイプ」である。

それまで海外などでは考えられなかった、
人気の新興ブランド同士による同業種間の
コラボレーションが頻発し、裏原宿は
世界的に認知されるまでの大きなムーブメントになった。

スケシン(スケートシング)氏が生み出したサルのアイコンは、
その中でも裏原を象徴する存在になり、
プロデュサーのNIGO@(ニゴー)氏がボストンで考案し、
グラフィックデザイナーのマンキー氏が巧みなバランスで、
サルを迷彩柄に落とし込んだベイプカモをプリントした洋服は、
世界中のギャングスタの定番服になった。

そして、堂々とナイキのエアフォース1 をサンプリングし、
極彩色のパテント素材をまとったこのベイプスタは、
ストリートキッズのニュースタンダードになったのである。




パクリとオマージュの境界線

このベイプスタに代表されるように、
僕がNIGO@氏に抱くイメージは
アンディ・ウォーホルのそれに似ている。

目の付け所が違うと言ってしまえばそれまでだが、
普段なにげなくあるもの(キャンベルスープの缶や迷彩柄)に、
独自の付加価値を付け、それをパッケージ化して大量生産する。

こうしたいわゆるポップアートの手法を、
ファッションに取り入れた最初の人なのではないかと思う。

(NIGO@氏自身も、ウォーホル作品のコレクターとして有名)

数えられないほどのカラバリや限定モノがリリース
されているベイプスタだが、エアフォース1 をサンプリングした
ベイプスタをキャンバスにして、ベイプカモをまとった
このモデルは、ある意味エイプの、そしてNIGO@氏の
真骨頂とも呼べる…究極のベイプスタと言っても、
言い過ぎではないと思う。

僕が所有しているシューズの中でも際立って、
非常にアーティスティックな一足である。

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