最近日テレ系「肉バカ」で全国一位という栄冠を手にした『cosott'ｅ』。
タイムリーなのでＵＰします☆
我家のある駒沢付近は住宅街という立地では、比較的小規模で優良なイタリアンやフレンチが数多く出展する
激戦区、といっていいと思います。
なので、お洒落な内装工事が始まると、「今度はなんのお店かな～・・」などと期待しながら通り過ぎるのですが
ここも可愛いビストロ風だったので、当然、「フレンチ系になるのかな。。？」と眺めていました。
ところが、なんとそんな洒落な外観のイメージからの予想に反して焼肉屋さんでした。
そして、調べると、ナント私も何度か訪れたことのある、
用賀から「駅遠」にも関わらず、行列の出来る有名店『ら・ぼうふ』の元店長さんのお店というではないですか！
早速お邪魔しましたが、既に「超」のつく有名店になっていて 予約は必須です。
場所は、皆さんが書かれているように駅からは遠く、田園都市線「駒沢」か「桜新町」、東急世田谷線「世田谷」からそれぞれ１０分以上、でも世田谷線が一番近いかな。。。？
それより渋谷から「弦巻営業所」行きのバスに乗り、
「向天神橋」バス停で降りるのが一番だと思います。
ちなみに、この付近には芸能人が多く住んでいます。
店内に入ると
質の高いホスピタリティを約束するようなニコヤカなお姉さん（奥様かな？）が迎えてくださいます。
店内は概観どおり、すっきりとしたビストロ風で、『ら・ぼうふ』同様に洋楽のＭＶが流されています。
まずはまっこりを。
そしてオーダーです。
■スペシャルユッケ（950円）
いわゆる「ミンチ状ユッケ」ではなく、薄くスライスしたお肉を、溶き卵とタレで和えていただくものです。
いわばコソット風漬け肉刺 ですね。
とろーりと柔らかくさしの入ったお肉を 卵とタレに絡めていただきますが、素晴らしく美味しいです。
初めての経験で、美しく、イタリアンのアンティパスト、といっても違和感ないです。
■センマイ刺し（850円）
センマイというと、黒っぽいものが多い中、ここのセンマイは真っ白。
センマイというのは、丁寧に洗えば洗うほど白くなるのだそうで、丁寧で肉への愛情のこもった一品です。
そして、爽やかなレモンとごま油、ちょっと隠し味（ここでは言わないほうがいいかな、なので書きませんが）が
抜群に美味しいセンマイに装わせて提供されます。んまいっ！！
今まで、駒沢公園の『叙々苑』で頂いたセンマイ刺しがマイベストでしたが上回りました☆
これは必須アイテムです～☆
■レバ刺し（950円）
厚切りで新鮮、全くここの刺身全般には臭みがありません。
胡麻油と生姜醤油が添えられますのでいい感じにアレンジできます。
個人的にはフライドガーリックでカリカリした厚切りカットの『芝浦』のレバ刺しが好きですが
やはり、ここでも厚切りで、このダイナミックに口中で広がるレバーの食感はたまりませんね。
そして焼肉へと移ります・・・
■タンのまかない焼き（750円）
ここのタンリストは６種類。
タン塩（950円）から特上舌冊（タンザク）（2100円）までありますが、
お客様目線で部位別に展開しているところが特筆事項です。
タンシタとか、刺しの綺麗な脂大目部位である特上タンの切残しの食感のいい部分など、
その中で先っぽの部位を集めたこのまかない焼きは、スタッフになって「まかない」食べたい！と思わせる
厚切りのタンです。
それを丁寧に切り込みを入れて、格安で提供してくださいます。
大目の脂が苦手な私には本当にありがたいメニュー。ラブ・コソット、な気分になります(*^^*)
焼くと、切り込みが分かりますがレアな部分を残していただきます☆
■和牛カルビ（790円）
かなり大きなカットのカルビは顎は頑丈な方向きですが、写真は一人前です。
凄いでしょう？
しかも懇親の一頭買いの雌の去勢していない和牛の肉です。あっぱれ。
■ハラミ（1280円）
ハラミはサガリとともにら・ぼうふでも売りでしたが、サガリは脂にやられてそれ以来頂いていません。
なので、ここでもハラミをお願いしました。
サクッとしたハラミは、通常カルビとは隔絶していて、たいていどの店でも両方をまずお願いして、
そこの店で美味しい方を追加注文するのですが、ここでは甲乙付けがたい。
写真では焼いた肉の置くがカルビ、手前がハラミです。
■特上牛冊（ギュウサク）（2100円）
厚切りのサーロインステーキ用のお肉ですが、さっと焼いて山葵醤油で頂きます。
脂がサーッと溶けて、まろやかで贅沢な食べ方ですね。
おそらく150g程はあるでしょうからお得だと思います。
そして、テーブルセットのローズソルトで山葵と頂くのもオツで美味しいです♪
あぁ、幸せ～
■コソットユッケ飯（名前失念）（600円）
かなりお腹が一杯だったので、冷麺ではなくユッケの卵ご飯を頂きました。
綺麗なユッケと、生卵。
これをユッケに絡めていただくも良し、
ユッケは単独で、卵かけご飯で頂くもよし、かなりお得な〆のご飯です。
超！お勧め～（って、このレビューのせいで値上がりしたらｲﾔだな～・・・・（＾＾；）
メニューのはじめに戻りますが、表表紙に「シャンディがフ」や「アマレットジンジャー」など、
所謂 焼肉屋の枠を超えて展開するオーナーのセンスが垣間見え、とても維新な焼肉屋さんだといえます。
予約必須でなかなか訪問が難しいお店になりつつありますが、間違いなく成功するお店でしょうから
やっぱり、お勧めです♪