AJI-SAYの余韻冷め遣らぬまま、新幹線に乗って大阪へ。静岡まではセイマネエンドレスリピート、そこから無理やりバタフライにチェンジ。名古屋までは記憶があったんだ、名古屋までは、、ふと気付くと新大阪を滑り出すひかり。うわーん、新幹線なのに乗り過ごしたぁ。。。♥akn♥

もしかして岡山まで連れてかれたらどうしようってびびりまくったけど、次に停車したのは新神戸。おそるおそる窓口に申し出たら、意外にも乗り越し精算380円で済んでしまった。JR素敵っ☆心斎橋まで在来線で戻って、開場ぎりぎり。迷ったけれど今日は前で見たい気分でもないし、わのかでたこ焼きを食べてから開演時間に滑り込むことにした。

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つい、同じものを頼む私(笑)美味しかったー☆個人的に明太子最強っハート

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3組目は下北以来のめろでぃあん。観るのはこれが3回目かな。初めてBAYSISで観た時、彼らの紡ぎ出す世界に深海を漂う魚のような気分になったことを鮮明に覚えている。たしかベースさんが弾きながらとっても楽しそうに笑うんだ。ステージに現れた彼らは気合い十分!お、なんだかイメージ違うかも☆数ヶ月前に観たよりも明らかに進化したステージ、楽しかったぁ♪平林さんのギターはどの曲も独特で、フォーカスに至ってはほぼライトハンド。もう気になってしょうがなくて、ちょうど人の影で見えない位置だったけど頑張って見た(笑)ベースさんの笑顔も相変わらず素敵だったー☆あぁそうだ、あの時楽しくて顔がふにゃんとなってた私ににっこりと微笑んでくれたのはこの人だ。あの日のきらきらしたステージが、目の前の彼らにふわりと重なる。

そして次は、バタフライ!さすがに後ろすぎたなーと思い直して、4列目くらいのセンターへ移動。大阪で観るのは初めてだから、どんなノリなのか分からなくてどきどきしながら待っていた。バタフライを直立不動で聴くなんてありえないけど、ひとりでノリノリは勇気要る。。どーしよう。

いよいよ照明が落ちてメンバーが現れる。その途端、いつもの常連さんから歓声があがって一気に会場全体の熱が上昇していく。うわー、これうれしいだろうなぁ。。いつでもどこでも惜しみなくステージを盛り上げる彼女達の姿勢、ほんと尊敬する。そして聴こえて来たのは西暦二〇〇〇年問題!もうこの前奏を聴いたらさっきまでの迷いなんてどーでもよくなっちゃって、心のままに大好きな音にはしゃいだ。ふと気がつくと、隣り合った男のコはヘドバン寸前のノリっぷり☆おーいいね、この場所最高やん☆RUIDOの格好イー照明で、ただでさえ格好イー西暦がもう視覚的にもクラクラするくらい最高に格好良かった。1曲目からこれってやばい☆

間髪いれずに続いたninety sevenでさらにアガって、ワンマンを彷彿とさせる男子論。さっきまで戸惑うくらい鋭い視線で煽ってた小野さんが、ふと茶目っ気たっぷりな瞳をちらつかせる。わーなんだかいつもと全然印象が違う。バタフライは今までどの会場でもそんなに違いを感じなかったというのに、今日は神がかってるなぁ。。GARAGEのホーム感とも違う、3人の挑みかかるような姿勢がグッとくるステージ。今日大阪に来てよかった、それだけで本当にそう思った。

未来の歌です、と前置きしてヒラクミライ。もはや聴き慣れた小澤さんのベースに小野さんのギターが絡み合っていく。。もうこの前奏最高に好き音譜ふと新幹線で聴いていたタラレバを思い出して、あぁ小野さんの歌めちゃめちゃ進化してるんだなぁって実感する。基本的に私は素直な歌い方が好きだけど、小野さんの癖のある歌い方はなぜかどきどきさせられるんだ。あ、これが胃の中に蝶がいるってやつか(笑)

駄目な男の。。って、どこかで聞いたようなMC(笑)続いたのはendroll。正直、失恋の時と同じ「こっちきちゃったかー」な気持ちになりかけたけど、切り替えて歌声にじっくり耳を傾ける。ふたりのendrollにも背を向けて去っていく君と、それを追えずに最後までendrollを見つめている僕、なのかな。だから映画館から出て見た夕焼けがきれいすぎるラストシーン。。女子な私はつい「君」の視点に立ってしまうから、今まで実は歌詞がピンとこなかったんだ。だけど「僕」になってみたら全く違った響きをもって一言一言が胸に迫ってきた。小野さんの表情豊かな歌声が存分に楽しめて、そういう意味でもきゅん☆

AJISAIに余力なんて残さないで、アガっていこう、どうせ彼らはすごいライブをやってくれるに違いないんだからってMCが心に残っている。ninety sevenで聴こえた、小澤さんのいつも通りの「手をあげろ!!!」もテンション上がったなぁ☆さっきこのパンツ買ったんだけど、うっかり値札タグ取るの忘れてて、、ってポケットから出してみせる小野さんにあたたかい笑いが起こる。もちろんペース配分なんてしないから全力で楽しんだライブも残すところあと一曲。漠然とフォトグラファーが聴きたいと思ったけれど、聴こえてきたのは軋む夕暮れだった。この曲も好きラブラブほんとに格好よかったー☆

トリはAJISAI。なんとなく少し距離を置いてじっくり4人の姿を見たい気分だったから、敢えて3列目のセンターちょい下手寄りに移動。RUIDOはステージが高いからよく見えたし、程良い距離感でこの位置good choiceだった♪

薄暗い照明の中、まず一曲目はアイコトバ。ふとあのシンプルなPVを思い出す。ドラマ仕立ての凝ったPVも良いけど、演奏する彼らをただ延々と映すあの映像が私は大好き。やがて明るくなるステージ。いつものように、客席のひとりひとりの顔をまっすぐに見つめながら語りかけるように歌う松本さん。ひとつひとつの言葉を大切に届けようとするその真摯な姿に、最近感じていた違和感がすぅっと解けていった。あぁやっぱり何も変わってなんかいない。心が自然に微笑む空間がここにある。

昨日辛そうだった声もなんとか復活して、時々微笑みながら歌い終えたアイコトバ。いつものように丁寧に「ありがとう」って言う声が聞こえた。あの優しいありがとうが大好き。CDを聴いていてもつい脳内に流れてしまうんだ(笑)間髪いれずにかぶさるイントロは。。声だぁ♪なんだかツアーを思い出すなぁ。サビ前でいくよっていつものように右手をあげた松本さん。つられて私も手をあげて、いつものノリで最後まで。今日も水玉シャツのmocchiの弾けっぷりが楽しい♪

昨日も茨城でライブがあって、その後大阪まで走ってきたんだけど、、、って突然移動のMC。んん?って思ったら、まさかの途中で車壊れました宣言(笑)おまえそうゆうことは言わなくて良くない?ってすえさんがすかさず突っ込み(笑)そんなことがありつつここに来れてうれしい!楽しいです!って笑って拍手☆‥‥えーと、さらっと言ったけど結構な大事だよね。事故にならなくて本当に良かった。。

松本さんがアコギに持ち替えて、だんだん泣くこともなくなってしまうけど、たまには思いっきり泣いてもいいんじゃないかっていつものMCをして涙が乾いたら。涙ときたら大作さん!ひときわ楽しそうに叩く姿に自然に顔がほころんでしまう。そしてこの曲は須江さんの自由なアレンジが見逃せないっ♪今日は姿はほぼ見えなかったけれど、耳を澄ませてその音を追いかけていた。間奏で目を閉じて音に酔う松本さんの仕草に、幸福感が増幅する。mocchiの足踏みも健在っ音譜

恋に破れた男の。。あっ涙やったから油断してたのに、失恋きた(笑)もはや余裕すら感じさせる歌い方、初めの頃とは全然違う歌になったね。ふとmocchiが思いっきり口ずさんでいることに気付く。そういえばAJISAIのライブの最初の印象はmocchiの動きの激しさだったなぁ。。

RUIDO2周年おめでとうございます、こうやってお祝いできてすごくうれしいです!って笑顔の松本さん。僕らは今でもぺーぺーなんですけど、もっと昔パーパーだった頃に、、、えっ?パーパー?(笑)すかさず須江さんがパーパーって、、、って失笑気味に突っ込み☆珍しくmocchiも謎の微笑じゃなくて衝撃的な顔してる(笑)もちろんいつも通りスルーした松本さん、パーパーだった頃に小澤さんとツアーを廻って、その頃によく歌っていた曲です、と曲紹介。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

これは。。。これは。。。もしかしてもしかしちゃうよね。


この前奏。。このリズム。。この流れ。。はづきーーーーーーーーーーー!!!船

もうこの瞬間の私がどれだけ幸福だったかなんて、言葉に言い表せはしない。ただただ幸せで、ただただ大好きな音がきらきら生まれては消えていく様を残像の中で見つめていた。ステージの上の4人がどの曲よりも楽しそうに笑いながら音を奏でている姿に、胸がきゅんとなる。あぁやっと聴けた。ずっとずっと聴きたかったんだ。ずっとずっと待っていたんだよ。

あの日あの薄暗い三角形のステージで出会ったきらきらが、RUIDOの照明を浴びて真夏の空の眩しさを胸いっぱいに連れてくる。それは蜃気楼なんかじゃない、確かな夏の軌跡。

最後の曲は片道急行。お前らありがとう!だったかな、松本さんが珍しく強気な言葉遣いになってる。隣で須江さんは笑ってたけど、会場のテンションもあれでぐんと上がったよね。小澤さんおめでとうーーってAM0:00の声で叫ぶ松本さん。最高のステージで恩返しとお祝いをしたい、そんな気持ちが全身から伝わってくる気迫の片道急行だった。

やりきった顔でありがとうって去っていくメンバーを拍手で見送って、すぐにアンコールの手拍子。やがて出てきたメンバー、アンコール本当に考えてなくて、、小澤さんいますか?って会場を見渡す。小澤さん何かリクエストありますかって、思いがけずサプライズな展開☆ほんとに考えてないんかーい(笑)俄然昔の曲を期待したけれど、小澤さんが迷ってる間に横から誰かが「虹っ!」って叫んだ。空気的に、小澤さんもじゃあ虹で、、ってなっちゃって、少しだけがっかり。虹好きだけど、、いつも歌ってるやん(-"-)せっかくなら小澤さんの思い出の曲を歌ってほしかった。だけどアンコールにぴったりなこの曲、最後に会場にあたたかい虹が架かって真夏の夜は更けていった。