錦織 世界3位チリッチ破り初4強、3時間の激闘制し準決勝へ<男子テニス>

 

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男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、

ATP1000)は20日、シングルス準々決勝が行われ、

世界ランク36位の錦織圭が第2シードのM・チリッチこの試合の第1セット、

序盤はチリッチの強打に苦戦した錦織だったが、

第5ゲームでパッシングショットを決めて先にブレークに成功し、

リードを守ってこのセットを先取する。

 

続く第2セットは第4ゲームで先にブレークを許した錦織だったが、

膝の痛みでメディカルタイムアウトをとったチリッチから第5ゲームでブレークバックに成功。

しかし、錦織のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第10ゲームでは3本のマッチポイントを

握るもこれをしのがれると、タイブレークを落としてセットカウント1-1に。

 

迎えたファイナルセットも依然としてチリッチ優勢で試合が進んだが、

パッシングショットを決めるなどで錦織が第8ゲームでブレークに成功。

粘るチリッチを振り切り、約3時間の激闘を制した。

 

錦織は2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から続いていた

チリッチ戦の連敗を3でストップさせた。

 

準決勝では、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と世界ランク34位のR・ガスケ(フランス)の

勝者と対戦する。

 

今年1月に右手首のけがから復帰した28歳の錦織は、

2月のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、ハード、

ATPチャレンジャー)で復帰後初優勝。

ツアー復帰戦のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)では

ベスト4へ進出した。

 

一方、第14シードのM・ラオニッチ(カナダ)の棄権により、

思わぬ形で準々決勝に駒を進めていた世界ランク3位のチリッチだったが、

大会初の4強入りとはならなかった。