パティシエを目指す方からのご質問 | 英国菓子・フランス菓子研究家 牟田彩乃 公式ブログ

英国菓子・フランス菓子研究家 牟田彩乃 公式ブログ

メゾン・プリムローズ株式会社 代表取締役。元ANA国際線CA、菓子研究家、旅の専門家。
2021年に3冊目の新刊「英国菓子 知っておきたい100のこと」発売。ANA国際線CAを経てパリ、中東、ロンドンで暮らす。








皆様こんばんは。

ここ最近のロンドンの朝は冷え込むようになり、子ども達はマフラー・手袋が必要になってきました。



フォートナム&メイソンのクリスマスショップで、わー可愛い!!!と釘付けになってしまったクリスマスオーナメント↑



さて、明日は初めての試み、英国菓子とオーガニックのアロマクラフトレッスンです。アロマテラピーで癒されて、美味しいお菓子で楽しい時間を過ごしていただきたいと思っております。




さて、このブログでは時々CA受験生へのメッセージを書かせていただいておりますが、最近では「将来パティシエになりたい!菓子研究家になりたい!」という10代、20代の方からもご質問などいただくようになり、将来について、真剣に考え、夢に向かっている姿がとても嬉しく・・・



そのような事についても、今日から少しずつ書いていけたらと思っております。



レシピのリクエストや、就職についてのご質問のお答えなど書きたいことが沢山溜まっているのですが、なかなか進まなくてごめんなさい。












今日はパティシエを目指す女子大生からご質問の答えです。

どのようなアルバイトをしたか?

何故それを選んだか?




私は、ケーキ屋さんやレストラン、ホテルの厨房、ピザやさんなど、色々なアルバイトを経験しました。食いしん坊なので、当時は賄いで美味しいご飯、ケーキが食べられる!という理由が大きかったのですが。笑



パティシエと考えると、実際の厨房で、ピリピリとした厳しい職人の世界を肌で感じること、一流、と言われるシェフの仕事、センスを近くでみること、アドバイスをいただけたこと、は、大きな勉強になりました。



レストランでの仕事は、ケーキ屋さんにはない、デザートの盛り付けの仕事が楽しくて好きでした。接客の基本から美しいテーブルデコレーションまで、今でもとても役立っていると思います。また、満席で目の回る忙しさでも、笑顔で優雅にサービスをする!というのはCAの仕事にも役立ちました。


ホテルの厨房では、大きなパーティー向けに夜中からの数百人分のケーキを仕込んだり、大量のチョコレートを仕上げる仕事も楽しかった思い出です。


 またお菓子屋さんですとラッピングや袋詰め、なども大切な仕事です。


一言でパティシエ、といっても、厨房で働くのか、ケーキ屋さんをやりたいのか、お菓子教室を開きたいのか、スクールを開きたいのか、菓子研究家、フードジャーナリストとして、お菓子についての執筆をしたい、レシピの開発をしたいのか、によって、必要な事も違ってくると思います。



ですが、振り返ってみると、全ての経験が今の私に役立っているので(仕事だけでなく、家事や育児にも)、本当に人生には無駄な事はない!と思っています。


むしろ、無駄だと思う事や、遠回りと思う事ほど、大切な事が隠れているので、何も心配はいりません♡



また、どのような職場でも、とーっても厳しい上司がいたり、自分とは合わないな、という人がいたりするものですが、そこをどの様に楽しく、気持ちよく、相手を尊重して仕事をしていくか!と若い頃から試行錯誤してきた経験は、とても役立っていると思います。







頭で考える事と、実際やってみる事は大きく違います。



















是非、将来の夢に向かって、今やってみたいこと、出来る事からまず行動!そして楽しく続けてみてくださいね。




皆様の夢を、心より応援しています!!














クリスマスに向けて華やかなロンドンです!






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