RAF Museum 日本陸軍 五式戦闘機(キ-100)
【1月30日】
前から気になっていたRoyal Air Force 博物館に行ってきました。
なぜ?ここに行きたかったというと、日本の飛行機が展示されているというのを
HPで見たので。
第二次世界大戦で使われていた日本陸軍 五式戦闘機(キ-100)です。
約70年前の戦闘機が、ここに展示されているなんて。
しかもほぼ原型どおりだそうです。しかも世界にたった1機のみが現存するらしい。
この戦闘機は色々逸話があって、もともと川崎重工(川崎航空機工業)が製造していた三式戦闘機(飛燕)の改良型として製造されてきたのですが、液冷エンジン部分の故障が多く、生産数も少なく、品質不良に悩んでいたこともあり、この戦闘機BODYに、三菱重工が製造している空冷エンジンを乗っけたアイノコ戦闘機なのです。
が、意外や意外、当時陸軍が製造していたどの戦闘機よりも、
飛行性能・戦闘性能が抜群だったとの事。
実際には、戦争末期に入っていて、あまり活躍の場は無かったとの事でした。
実物の機体をみて興奮したのとともに、これに乗って実際に戦争していたことを
考えると、色々複雑な気持ちでした。戦没者の方々の冥福を祈るばかりです。
http://www.rafmuseum.org.uk/london/collections/aircraft/kawasaki-ki-1001b.cfm