ネットキャッシュ | ロジハリのブログ

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本日付の日経新聞でネットキャッシュに関する記事が

掲載されていました。


ネットキャッシュつまり自由に使える手持ちの資金ということですが、

日経の定義だと、手元資金から有利子負債を控除したものと

なります。


経済環境が良くない昨今、ネットキャッシュ額がわが国全体で

増えているようです。

個別企業で見ると、


 1位 任天堂   1兆1,170億

 2位 武田薬品    8,577億

 3位 ファナック    5,835億

 4位 デンソー     5,340億

 5位 NTTドコモ    4,782億

 6位 京セラ      4,762億

 7位 大塚HD     4,176億

 8位 信越化学    3,464億

 9位 キーエンス   3,286億

10位 東京エレクトロン  2,850億


製品やサービスに独自性を持ち、競合他社がキャッチアップする

ことが出来ない企業ほど、ネットキャッシュをしっかり確保している

と日経の記事に、書かれていましたが、上位10社の顔ぶれを見ると

言わずもがな納得してしまいますね。


もちろんネットキャッシュが多いということは、営業活動が上手く

いっている証であり、良いことですが、このネットキャッシュをため込む

だけでなく、どう上手く使っていくかも重要です。


ネットキャッシュをどう増やすかが重要なテーマ

ですが、本当はネットキャッシュをどう上手く使っていくかを考えられる

ようなレベルにならないと超一流企業とは言えないのかもしれません。


ネットキャッシュ1兆円超ってすごいですね。1兆円の価値の企業

なら借金せずに手元資金だけで買収出来てしまうということですから。