生きるうえで何の役にも立たないトリビアブログ

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人とサルは非常に近いと言われますが、人間はサルのように器用に足の指を動かすことができません。退化しちゃったんですね。では、ここで質問。「あなたの足の小指の関節はいくつ?」

付け根を1つと考えて親指と同じように1ヶ所しか曲げられなければ2つ、他の指のように2ヶ所で曲がれば3つと数える。

これ、実は人によって違っているんです。

人の足をジロジロと見ることがないので気付かないかもしれませんが、この違いは生まれつきのもので、弥生時代くらいまでの人類は3つ、それ以降は2つと言われています。

人類の進化の過程で3つから2つに退化したのである。



日本人の場合、男性の92%、女性なら94%が2つ。

3つある人は珍しい。

これは人種によって違いがあって、白人の場合、全体の40%しか2つの人がいません。

こんなふうに考えると、日本人の方が進化している…なんていうふうにも言えるらしいのだが…それにしてもどこが関節か、わかりづらいですよね。
力士というと、巨体が思い浮かぶかと思います。その力士も、当然ながら飛行機や新幹線に乗ることがあるわけですが、これが結構大変なようです。

エコノミークラス症候群?相撲の力士が飛行機に乗る場合は、他の悩みもある。

通常、横綱・大関ならファーストクラス、3役以下、平幕はビジネスクラス、あとはエコノミークラスに乗る。

だが、力士の場合は体が大きいために、2人分の座席に1人で座ることが多い。



トイレに関しては、なんとかお尻からは入れたものの、ドアが閉まらない、なんてことはしばしば。

周りをタオルで隠したり、出る時には周りが引っ張ってあげたり、と苦労も多い。

中には、携帯用のトイレを持っていって、トイレに入らなくても用を足せるようにしている力士も多いようです。



海外巡業の時は、こんな苦労から水分や食事を控え、機内食にも手をつけない、トイレにも行かないようにする、と努力をしている。

また、国内の場合も新幹線などの座席には苦労する。

相撲協会から出る旅費は1人分、差額は自腹だから、無理をすることも多い。

タクシーなんかは、ハンドルが重くなり、タイヤがパンクするなんてこともあり、運転手からは嫌がられているのだとか。
衛星を使ってテレビ中継する場合、日本から相手に話し掛けると、かなり時間が経ってから海外のレポーターなんかが反応します。今回はこの仕組みのお話。

日本から海外に話しかけると、返事が遅れて返ってきます。

これに対して、相手の映像と声はすぐ聞こえる。

日本→海外、海外→日本、どちらも同じように遅延が生じるはずなのに、なぜでしょうか。


実は、通常の国際電話では高速な光ファイバーを使います。

日本→海外の場合は、これを使うことが多く、こちらの声が即時に先方に伝わる。

ところが海外→日本の方向は映像と音声を一緒に「衛星」を使って送ってくる。

衛星を使うため、相手の声と映像は遅れて届く。



あれ?と思った人もいるのではないでしょうか。

実は、日本→海外が遅れるというのは大きな誤解で、遅れているのは逆に相手の声と映像の方。

こちらの問いかけ(音声)は即時に伝わっているが、その答え(映像と音声)が届くのに時間がかかるんです。

したがって、テレビで見る相手の映像・音声は数秒過去のもの、ということ。

相手の映像と音声が同じように遅れるから、逆に見えるんです。
マルサの女、というと聞いたことがあるかも知れません。ではマルサって何だか知っていますか?

これは全国の国税局・国税事務所にある部署で、査察部・査察課という所の事です。

その通称がマルサなんですね。

では、このマルサ、普通の税務署とは一体なにが異なるのだろうか。



国税局の下部組織である税務署の調査は、あくまで任意調査。

これに対して、マルサは強制調査権というものを持っています。

いったん目をつけたら、証拠が見つかるまで期限なく内偵が続けられるんですね。



こうしたマルサの調査で100%近い有罪の証明が出来れば、裁判所がガサ入れの許可を出すというわけ。

ちなみにマルサが入ること自体、かなりの確率で脱税の実態が証明されたようなものだったりもします。

とはいえ、各方面に影響力をもつ相手の場合、「間違いでした」では済まない分、大変な仕事。
今も昔も刑事ドラマに出てくる刑事は、犯人が持っている粉末が麻薬であるかどうかを「なめて」確かめるシーンがあります。でも、実際こんなことやってるの?

普通の刑事ならまだしも、麻薬専門の捜査官がそんなことをしていたら、捜査官自身が麻薬中毒になったりしないのだろうか。
いくら1回に少量とはいえ…

たしかに昔は、現場で試薬の持ち合わせがない場合、そうすることもあったようです。

その際はごく微量だけなめて、飲み込むこともしなかった。

だから、中毒になる心配はありません。



で、今はというと、捜査に行く時は大体現場に試薬を持っていっている。

あくまでも簡易鑑定であるため、持ち帰り正式に鑑定する。

試薬を持っていなくても、やはり持ち帰るらしい。



ちなみに「なめて」確かめるという方法、日本だけでなく、アメリカにもあったようです。

ところがアメリカでは捜査官がなめるのを、犯人側があらかじめ予想して、麻薬に毒物を混入する、という事件が発生。

それ以来、捜査官はなめて確かめることができなくなったという。
自衛隊派遣のニュースを聞いていると、なんだか似たような名前の船がたくさん出てきますよね。実は、海上自衛隊、海上保安庁は船の種類をイメージしやすくし、混同を避ける目的から、命名に関しては一定のルールを設けています。

例えば自衛艦の場合は次のように分類されている。(一部紹介)

警備艦(自然系)
 護衛艦(気象、山岳、河川、地方)…むらさめ、あさぎり、はるな
 潜水艦(海洋気象、水中動物)…なだしお、ゆきしお
 機雷艦艇(島、海峡)…やえやま、はつしま、うわじま、うらが
 輸送艦艇(半島、岬)…おおすみ、あつみ、みうら

補助艦(名所、旧跡)
 訓練支援艦(峡谷)…あづま、くろべ
 音響測定艦(海湾)…ひびき
 砕氷艦(山、氷河)…しらせ
 潜水艦救難艦・救難母艦(城)…ふしみ、ちよだ
 補給艦(湖)…さがみ、とわだ

海上保安庁の場合も、灯台業務用船の設標船は「星」、灯台見回り船は「雲」(げんうん、とくうん)か「光」(うらひかり、しょうこう)といった決まりを設けています。

巡視船は、海峡や半島、河川など。ただ、海上保安庁の場合は、管区が決まっているため、その地域の名称をつけることが多い。

これならば、海上自衛隊、海上保安庁、名前を聞けば何をする船かはわかりやすい?

ただし、相互に調整することはなく、同名の艦船が出てくることもあるとか。
ビールが嫌いという人の多くは、ビールが「苦い」からだそうです。これが本場っぽい「黒ビール」となるともっと苦いのでは、なんて思っちゃいますが…。

実は、黒ビールは「甘い」。

甘いといってもお菓子みたいに甘ったるいわけではなくて、ほのかな甘味があるというもの。

なぜかというと、普通のビールに入っているのと同じ麦芽のほかに、黒ビールにはカラメル麦芽が使われているから。

麦芽のデンプンを糖化させるために、熱を加えて作られるんですね。



摂氏110~130度まで温度を上げてローストされたカラメル麦芽を20%も混ぜて、発酵させて出来るのが黒ビール。

ローストによって糖化が進み、甘くなり、ますます黒くなるというわけです。

だから、初心者には普通のビールよりも黒ビールの方が飲みやすい。

ただ、中にはカラメルで色をつけただけで、ロースト麦芽を使っていない商品もあるので、要注意。
街中に行くと、さまざまな募金活動に出会いますよね。募金する人、しない人様々だとは思いますが、募金詐欺なんかも多数存在するようです。

街頭募金には原則として、許可が必要。だが、自治体に届を出せば「誰でも」許可証を発行してもらえます。

よって、この許可証は募金活動が「本当の善意」で行われているかどうかまで証明したものではありません。

つまり、許可証を持っていても、集まったお金を自分のものにする、そんなインチキ募金活動も沢山あるんです。


暴力団が行う募金詐欺では、実際の募金に使われるのは集まった募金の3%ほどだとか。

確かに許可証の有無で判断するのも一つの手ですが、丁寧に届けを出して募金活動をするインチキもいることを考えると、自治体の担当者に問い合わせて、団体にお金の使い道を詳しく聞いてみるのが一番です。

もっとも、本当の善意で募金活動をしているところもたくさんあるので誤解のないよう…。
学校の校歌というのはどこも同じようで面白くない、と思ったことはありませんか?なぜどこも似通った校歌なのでしょうか。

そもそも校歌の制定は、各地の教育委員会が新しい学校の設置を決定した時に、学校新設準備室が設置され、その中でいわゆる「お役人」が中心になって決める。

決める内容は「作曲者」と「作詞者」。作るわけではありません。

ただ、予算の都合上、中央で活躍する有名作曲家に頼むわけにはいかないので、地元の音楽大学の先生というのが一般的なところ。

作詞の方は大抵、郷土出身の文学者をはじめ、大学の教授、詩人などに依頼することが多いようです。

確かに「いつの時代でも愛される校歌」という意味では、今風なポップスというのは難しいかもしれませんが、やはり頼む人がそれなりなら、できるものもそれなり、ということでしょう。



ちなみに、歌手の荒井由実(松任谷由実)が長崎県の奈留島の高校の校歌を作った…というのは有名な話。

実際には「校歌にふさわしくない」などの理由で採用はされなかったものの、ずっと愛唱歌として親しまれているらしい。
車好きの人でなくても「馬力」という単位は聞いたこがあると思います。なんとなく「力が強い」とか「速い」なんていうイメージがある単位ですが、もともとの意味はというと…。


そもそも、この馬力というのは、どういうものなのかというと、「1分間にどれだけの仕事が出来るか」を表す仕事率の単位。

しかし、馬と言ってもいろんな馬がいますよね。産地・種類・雌雄・年齢などによって、馬力も違ってくるような…。



馬力の単位に出てくる「馬」は別に有名な馬、というわけではない、無名の馬。

馬力を単位として制定したのは、蒸気機関を発明したジェームス・ワット。

蒸気機関を導入する工場が増えたため「公正な使用料を徴収するために、性能が客観的にわかる単位」が必要だったというわけ。

そこで、ワットは自分の作った蒸気機関に馬と測定器を結びつけ、馬がどれくらいの仕事をするのか調べてみると、175ポンドの力で1分間に188フィート歩きました。

だから、2つの数値をかけて、毎分約33000フィートポンド。これを、ワットは1馬力と決めたんですね。

ちなみに、ワットの時代に比べると、現代の馬は品種改良が進み、当時の4倍ぐらいの力が出るらしい。