どうも、最近初めて事故したはせ川です。
クルマを大胆にぶつけられました。
最近メルマガ読者さんの話を聞いてて思うことがあります。
どんなに儲かる仕事でも
どんなに楽な仕事であっても
自分の好きな事を信念のもとにやっていなければ
継続して何年も結果を出し続けることに無理が生じてきます。
近頃はこのことを真剣に考えています。
僕の教材ではどんな人にどんなモノを売っていくのか?
という業界•客層戦略、商品戦略について詳しく話していますが
これ自体は良い市場、儲かる市場で売れる商品を見つけていこうという戦略なので
その通りに最高の市場と最高の商品を探してしまえば
一時的に売れるかもしれないが
好きとか信念とかそういった思いが欠落しているため『成功』には遠のいてしまうのです。
(もちろん最初に目的や理念については話しているのですが蔑ろにしてしまう人が多いのです)
成功するために儲かる市場をリサーチして、売れる商品を提供しているのに成功できない。
こんな不思議なことが現実に起きてしまうのです。
この状態は全くの初心者に多く見られます。
とくに学生。
学生には
・誰に売りたいのか?
・何を売りたいのか?
・なぜあなたが売らなければならないのか?
・その売った相手にどうなってもらいたいのか?
これらの質問に答えられるような強い理念や目的が存在していないからです。
現代では『儲かる』ということを優先してビジネスモデルを構築していく人が多いのですが
本来ビジネスが生まれる瞬間というのは
誰かにあーなってもらいたい
この強い思いを解決する事こそがビジネスなわけです。
全ての商品は誰かが作ったものですから、もともとは無かったんです。
例えば
いつもは切り株に座って休憩していたのだけれど、今日の作業場には切り株が無い。
雨で地面も濡れている。
腰の悪い父親に座るところを与えたい。
じゃあ切り株と違って持ち運べるイスを作ろう。
同じように困っている人はたくさんいるはずだから、みんなを助けてやろう!
これがイス誕生の瞬間!
だったのかもしれないですね。
これは勝手に作ったものなのでもちろん当たってないでしょうけど
考え方としては、このようなプロセスを経てビジネスを創造することが
本来あるべき自然な形なんです。
そして、イラストレーターだって全く一緒です。
病室で元気の無いおじいちゃんに対して
孫である自分に何か出来ることは無いかと考えた。
絵なら描ける。絵は得意だから。
思い出の遊園地で手をつないで二人で楽しそうに歩いている絵を描いてプレゼントした。
おじいちゃんは涙を流して喜んでくれた。
写真でもなく、物でもなく、絵には何か大きな力がある。
おじいちゃんと同じような人は他にもいるはずだ。
病院のカウンセリング活動の一環として、似顔絵を広めていこう。
こんな感じで考えるのが自然なのです。
そして、このように『誰かにあーなってもらいたい』から考えない限り、信念、理念というものは生まれません。
絵が上手いから!とか、描いていて楽しいから!とか考えているのであれば、そこにもう一枚上乗せしてください。
その腕を誰に、何のために使うことができるのか?
無理矢理上記のような形になるように考えてください。
誰かの役に立つからその対価をいただけるんです。
自分本位でいくらやろうと価値は生まれません。
・誰に売りたいのか?
・何を売りたいのか?
・なぜあなたが売らなければならないのか?
・その売った相手にどうなってもらいたいのか?
この4項目には即答できるように考えを詰めてください。
そして信念理念を引っさげて成功戦略を構築するといいです。
業界•客層戦略、商品戦略を考える時に信念理念を加味して考えると
ちょうど良いところが見つかるはずです。
儲けだけ優先して考えてもダメ。
かといって信念理念だけを重視してやってもお金にはならない。
自分の思いが込められて、且つ需要のあるところを探すんです。
どちらも最高なんてことはまずありませんので、バランスの良いところを見つけられればそれで良いのです。
正解があるわけではないので、バランス重視で考えるといいです。
そうやってあなたの核となる部分を創り上げてください。
この核が出来上がってないのにイラストレーターを始めることは
労多くして功少なし、バタ貧を目指すようなものです。
どうせ同じ労力をかけるなら、しっかり成果が出ることをやりましょう!
そうは言っても考え過ぎてなかなか行動に移せないあなたはこちらをお読みください。
⇒【イラストレーターマインド講座】アレコレ考えすぎて動けない金縛り状態のあなたへ