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【メルマガ転載】めいちゃんと執事◆リゾット講座1(全4回)

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めいちゃんと執事のお料理講座
~イベント生まれの架空の物語~

◆基本のイタリアン リゾット編(全4回)
~第1回~

めい『執事!お腹すいた!リゾットが食べたい!』

執事『いいですね。丁度良い機会なので今月のテーマはリゾットにしましょう』

めい『やっぱ食べたくない!白ご飯に味噌汁でいい。たくあんあれば尚よし』

執事『自分で用意してください』

めい『ゴメンナサイ』

執事『早速ですが質問です。リゾットは白米を使いますが洗う・洗わないどちらでしょう』

めい『洗う!』

執事『洗いません』

めい『お米は研ぐ』

執事『リゾットは研ぎません。理由は後ほど。まずはリゾットの語源から。イタリア語の米を表すリゾ(Rizo)から作られた造語です。イタリアのポー川流域では稲作が盛んです』

めい『ヨーロッパでもお米はあるんだ?』

執事『少ないですが。ちなみに水分の多い新米よりも、古米のほうが適しているといわれています。』

めい『安上がりね』

執事『言葉が悪いです。水分が多すぎるとべちゃっとしてしまうので、美味しい食感に仕上げるための知識です』

めい『前にレストランで食べたらおじやみたいなのが出てきた』

執事『日本では水分の飛んだお粥、洋風おじやのような認識があります。
大きな違いは
*お米は洗わない
*炒めてから煮る
*アルデンテに仕上げる
これはリゾットを作る際のコツとも言えますね』

めい『お腹空いたから手早くお願い』

執事『まずお米を洗わない理由』

めい『実はキレイだから』

執事『お米は水を吸いやすく、最初に洗ってしまうとその水分を吸ってしまい、リゾットのスープがしみ込まなくなってしまいます。今日は作りながら説明していきましょう。
<材料> *3人分*
生米 2合
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 2片
好きな魚介(今回はエビ・イカ・ムール貝・ホタテ貝柱を使用)
好きな野菜(今回はパプリカ・水菜を使用)
☆スープ(お湯300cc+ブイヨン2個)
☆トマト缶 1缶
白ワイン 200cc
(あれば)ブランデー
◆醤油 少々
◆砂糖 少々
◆トマトケチャップ 適量
◆塩・コショウ
ローリエ 1枚
パルメザンチーズ
バター 大さじ1
オリーブオイル
です』

めい『うむ』

執事『まず野菜は適当な大きさに切り、必要であれば軽く炒めたり下茹でしたりしておきます。魚介はさっと炒め、塩胡椒を振ってブランデーをかけてください。☆を混ぜ、魚介を炒めて出た汁も加えてください』

めい『リゾットできた?』

執事『まだ下ごしらえです。というかちゃんと見ててください。玉ねぎとニンニクはみじん切りにし、オリーブオイルで軽く炒めます。生米とバター半分を加え、米が透き通るまで炒めてください。 』

めい『なまむぎなまごめなまたまご』

執事『白ワインとローリエを加えて弱火にし、水気がなくなってきたら1で混ぜたスープを少しずつ(お玉1杯弱)加え、米がアルデンテ(少し心が残る程度)になるまで続けてください。 』

めい『一度に入れちゃ駄目なの?』

執事『一度に入れすぎると粘りが出て食感が悪くなります。また、粘りを出さないように混ぜ過ぎないことも大事です。時々鍋底にこびりつかないよう混ぜる程度で、極力ゆする程度に抑えておきます』

めい『手抜きで良いってこと?』

執事『お嬢様向けですね』

めい『イチイチ嫌味ね』

執事『残りのバター、具材を加えて軽く煮込み、◆で味を調えます。パルメザンチ―ズを加え、皿に盛って出来上がりです。お待たせしました、魚介のトマトリゾットです』

【レシピ】http://ameblo.jp/lme-blog/entry-10742554258.html#main

めい『美味しい!お米炊くより早くない?』

執事『ですね。2合なら30~40分くらいで作れますしかもスープを必要な量の半分くらい加えて小分けにして冷凍しておけば、次は15分くらいで作れますよ』

めい『よし執事!早速ストックしておいて!』

執事『かしこまりました。その方が楽ですしね。。私が』

めい『なんかいった?』

執事『いえ、おやすみなさいませ』